僕が思い続けた少女に、ある日恋人ができた。
お互いに一目会って一度触れ合って、それだけで十分すぎるほど思い合う仲になったんだという。
十年間にも及ぶ思いを断たれた時、僕の心には二つの感情が浮かんだ。
「ああ、ぼくはやっぱり彼女にとって何でもない存在だったんだな」という失望。
そしてもう一つは、「思い続けてきた僕の時間はなんだったんだ」という憤り。
どちらもどうしようもないことのはずなのに僕は納得ができなくて、彼女に、ネリスというサキュバスにできた一人の恋人に嫉妬した。
それが何の意味もなさないことを知っていたはずなのに、僕は未練がましくその男に八つ当たりを続けた。
それでも相手は何とも思わず、空しくなって双子の弟のところに行った。
弟は、ランスはいつでも僕の味方だった気がする。
僕の父親も母親も、兄も双子の弟もとてもできが良かった。
それなのに僕には何もなかった。
だからだったのだろう、唯一僕にあると言い切れる自分の感情にすがっていた。そんな僕を、厳しい物言いでも正しい方向に運んでくれていたのが弟だったと思う。
そんな弟の言った言葉は
「すっぱり諦めろ」
だった。
どうしても認められなかった感情のはずなのに、なぜか僕は弟の言葉をすんなり受け入れて、自分の失恋とむきあうことができた気がしていた。
彼女が、現れるまでは。
月の綺麗な夜のことだった。
眠れずに部屋の窓から僕が空を見上げていると、不意に部屋のドアがノックされる音がした。
「ハロルド兄さん?」
まず思い浮かんだのは、僕の兄だった。
同じ家で奥さんと一緒に暮らしていて、たまに寝れない時に僕の部屋に来ては一緒に酒を飲む。
今日も眠れないのかと思っていた矢先、予想外の声がした。
「ロナルドさん、私です。」
一瞬耳を疑った。
だってそれは、間違えようもなくネリスの声だったから。
アクセントまで全く同じだから間違いない。十年間ずっと思ってきた相手の声まで聞き間違えるほど僕はボンクラに育ってはいないつもりだ。
でも、ネリスの声だと考えるのはおかしい。
だって、今頃彼女は自分たちの家で夫と一緒にいるはずだからだ。
「あの、ロナルドさん、入ってもいいでしょうか。」
「あ、ああうん、入っていいよ。」
とっさに反応してしまう。
ドアを開けて入って来たのは、やっぱりネリスだった。
夜中でも輝くようなオレンジ色の髪、均整がとれて文句のつけようもないスタイル。
そしてサキュバスには極めて珍しい、普通の村娘のようなお気にいりの格好。
そこにいたのはコンマ1パーセントの違いもなく、僕の思い続けてきたネリスそのものだった。
「こんばんは、ロナルドさん」
やはり好色で素行があまり良くないサキュバスらしからぬ、丁寧なお辞儀。
彼女ほどサキュバスらしくないサキュバスを、僕は知らない。
「こんな夜中に何の用かな?」
「それはもちろん、」
太陽のような微笑みで、
「ロナルドさんに会いに来たんです」
と答える。
状況が整理できなさ過ぎて逆に落ち着いてしまう。
目の前にいるのはネリスだ、ネリスのはずだ。
だけれどもネリスのはずがない、だって彼女は僕のことなどどうとも思っておらず、今頃愛する夫と一緒に寝ているかセックスしているはずだから。
いるはずのない女性が今確かに僕の目の前にいるという矛盾。
「何のために?」
「嫌ですね、決まってるでしょう?」
決まってないから言っている。
「私を、抱いてもらいに来たんです。」
そう言って、彼女は服を脱いだ。
そのまま押し倒されるように床に転がされた僕は、いつの間にか服も脱がされている。
「いくらなんでも積極的すぎやしないかい?」
「別にいいじゃないですか、こっちはもう準備できてるみたいですし。」
そう言って彼女が撫でた僕の愚息は、既にやる気満々だ。
と言うかおそらく、興奮の魔法が使われているんだろう、サキュバスの基本魔法の一つだから彼女が使えてもおかしくはない。
むぎゅぅう むみゅむにゅぐにゅもみゅ
彼女はその形の良い胸で僕の息子を挟み込んで、柔らかく刺激する。
それに加えて、可愛いお口を開いたと思ったら、亀頭を咥えこむ。
そして口の中で
ぴちゃれろぷちゅぅううれるれるれるっぺろっ
舌を使って先端をまんべんなく刺激する。
「うぐぅ……」
「気持ちいいですか、なんて聞くまでもないですね、こんなに喜んでるんですから。」
与えられる刺激に喜んだ僕の愚息は、びくびくと歓喜に震えている。
それに気を良くしたのか、彼女は自分の唾液を谷間に垂らすと、それを潤滑剤にしてさらに激しく胸で息子をしごき始める。
その間にも、舌の攻めは止まない。さらには甘噛みまで加える。
ぎゅむぐにゅきゅむむみゅもみゅ
ちゅるぴちゃれろはむっれろれろれろれろ ちゅぅううううううう
尿道口から先走りを全部吸いだ
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