第五話 愛してるなら愛し合え

色んな不安が僕にはあって、それがライアさんの言葉で全部片付くかと言えばそんなことはない。けれどライアさんは僕の言葉に対して
「心配なんて問題が起きてからすればいいんだよ、ロイドも言ってたんだろ? お互いがお互いらしくあって、その上で折り合いつかないところは話し合っていけばいいんだ。アタシもお前も、まだまだ時間はあるんだから。」
と言った切り、返事をしてくれなくなった。
確かに僕たちにはまだまだ時間はあるだろう。
けれど、僕は問題が起きてから手を打つ場合と問題が起きる前に想定しておく場合では周囲に与える迷惑のレベルが違うと思うから、それを考えずにはいられない。
「心配ばっかしやがって、禿げるぞ?」
「祖父ちゃんと同じ髪質ですし、それは大丈夫です。」
祖父ちゃんは年の割にフサフサだ、そして同じ髪質の僕もおそらくあの年になってもふさふさのままだろう。
「……せっかく嬉しことがあったんだから、楽しい気分のままでいようぜ?」
ライアさんはゆっくりと僕の乗った荷車を牽きながら言う。
確かにライアさんの言ってることはその通りだとは思う。
心配ごとばかりしていても他の魔物カップルだってしっかりと性欲と理性のバランスのとれた生活を維持できているんだから、僕たちだって無理とは言わないだろう。
ただ僕が考え過ぎなだけなんだと頭の片隅で理解している。
「ノーティ。」
ライアさんは振り向くと、
「アタシの心配してくれるのは嬉しいよ、今晩ベッドでさんざん可愛がってやりたいぐらいだ。でも、大丈夫なものは大丈夫なんだよ。」
「そう言い切れる理由は何ですか?」
「アタシがそう確信してるからだ。」
大きな胸を張って、自信げにそう言った。
この人は豪快な人だ。
いつも元気で、細かいことなんて気にせず突っ走って行けて。
まさに野牛のような人。
だからこそこんなにいつもウジウジして自信のない僕が惹かれるのは当たり前のことなのかもしれない、憧れるのは当然かもしれない。
「なあノーティ、お前はアタシのこと愛してるか?」
「当然です。」
自信を持って応える。
今まではただ憧れていただけだったかもしれない、物陰から見てオカズにしていただけだったのかもしれない、でも今は、そう言い切れた。
「そっか、なら何も問題はねーよな。」
「……理屈が飛翔してますよ?」
どうして僕がライアさんを愛していることが何も心配がないということに繋がるんだろう。
「ルミネが言ってたんだよ、『お互いに嘘じゃないと確信できるほど思い合っていれば、結婚したって後悔しないわよ』なんてな。」
ルミネさんにしてはいいこと言ってると思う。
そういうことなら、そういうことにしておこう。
「きっと考えるだけ無駄なんでしょうね、色々と。」
「そうだよ、考えるだけ無駄、気楽に行こうじゃねぇの。」
そう言っている間に家に着いた。
僕の家ではなく、あそこから近かったライアさんの家。


帰るとすぐに二人でお風呂に直行した。
と言うよりも、お風呂を沸かしたらライアさんに引きずり込まれた。
そして現在、
ぱんぱんぱんぱちゅん
「ンっ あふっくあっんンっ!」
牛のように(他の人なら犬とか馬とか言うだろうけどライアさんですし牛で)床に四つん這いになったライアさんを、後ろから僕のチンポで攻めている。
別に僕は前述のとおりする気はなかったんだけど、体を洗い終わったライアさんが僕にお尻をこすりつけながらおねだりしてくるのに負けてこうしている。
ぱぢゅんぱちゅんずちゅんずぢゅ
「ああっ もうっ こんなゴチゴチにしやがってっ! しないって言ってたくせにお前もノリノリじゃねぇか!」
突きこまれるたびに快感に体を震わせながら、発情しきった甘い声でライアさんは言う。
確かに僕の息子は一度突っ込むたびに愛液をなじませてどんどん堅くなっていってるし、もうこの興奮を抑えきる手段も分らない。
突きこまれるたびに大きなおっぱいもぷるんぷるんと揺れて、それともう一つ、膣口に力を込めている結果だろうお尻の穴もひくひく動いている。
「ノリノリっていうか、ライアさんって意外にするよりされる時の方が感じてる気がするんですよ、だから嬉しくて頑張っちゃうんです。」
そうだ。
おまんこの締め付けがライアさんがするときより僕がしている時の方が激しい気がする、と言うか気がするんじゃなくて現実にそうだ。
「イイぞっ……もっと、アタシを犯せ……」
「じゃあ、もっと激しく……」
少しだけ腰をひいてから、勢いよくライアさんの子宮口まで一気に亀頭をぶつける。
「お゙あっ……」
ライアさんが奇妙な声を出して体をのけぞらせる。
股の間から滴る液体、どうやら軽くイったらしい。
けど、まだこんなの序の口。
ずっごつっ ずっごつっ ごっごっごっごっごっ
ペースアップしながら子宮口を乱れ突き。
「あき
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