おまけ

〜〜〜朝の光景〜〜〜

―――目が覚めると、体中に心地よい重みがある
それは夜遅くまで交わっていた、愛する妻達の重みである

が、その中に一人だけいないのを僕は知っている

皆を起こさないようにそっと立ちながら、僕達の部屋のキッチンへ向かう

「あ、アルおはよ」

「おはようヴェルデ」

朝食の用意をしてくれているヴェルデに近付き、僕はいつも通り朝食を手伝おうとする

「だからいつも言ってるでしょ?これは私の仕事…アルは待っててほしいの」

「そう言っても、知ってて君にいつも食事の用意をさせてばかりなのも…」

5人の中でも食事担当だったヴェルデは僕に食事の準備を手伝わせてくれない
食事は自分の領分で、僕に食べてもらうのが嬉しいと聞いてても、やはり手伝いたい

「そう言うなら…いつも通りお願い♪」

鍋の火を消して僕に言う
―――いつも通り、下拵えも全部終わっていたらしい

「全く…そう言われたら僕は断れないの知ってるくせに」

そう言って、僕はヴェルデに口付けをする
お互いの舌が絡まり合い、甘い味を堪能する

「ふあぁ…アルゥ…」

口を放した後、直ぐに僕はヴェルデの胸に触れる
―――掌にピッタリのサイズのヴェルデの胸は揉んでいて気持ちが良い

両手で胸を揉みしだきながら、再度ヴェルデと口付けを交わす

「う…んぅ…」

彼女から漏れてくる声に、僕の興奮はもう限界だった
右手を下の方に移す
―――濡れている

彼女も限界だったようで、口を放して僕に言う

「アルゥ…挿れてよぉ」

その切なそうな声、表情に僕は―――

「全く…断れないって言ってる、でしょ…!」

そのまま挿入する

「んっ!!」

台所の所で彼女を抱き上げながら―――確か師匠がジパングから持ってきた本によるとエキベン?と言ったか―――彼女の膣を味わう
―――あたたかい

彼女の膣はあたたかく僕を包み、柔らかく刺激する
惚けている彼女の愛しい表情を見ながら僕は興奮し、より激しくなる

ヴェルデも感じてくれているのかより僕に抱き着き、密着する

「んっ!はぁ…!!あ、アル…!」

台所に彼女を寝かし、より彼女と交わる

―――そろそろ僕も限界に達しそうになっている

「ヴェル…もう…」

「うん!アルもいっしょ!いっしょにぃ!」

その言葉と共に僕とヴェルデは―――

「…!あ、あぁああぁぁぁ!」

絶頂を迎えていた

彼女の膣に、僕の精液がドクドクと注がれる
彼女も足を絡ませて僕を離さない

もっとも、僕も離れる気はないのでこれで良いのだが…

「アルゥ…すきぃ…」

普段はしっかり者でみんなの料理を作ってくれているヴェルデとのこんなひと時が…僕は幸せだ


〜〜〜事務をしながら〜〜〜

「…はぁ」

朝の最初の仕事は、基本的に書類仕事や事務仕事である
この遺跡をどう発展していくかとか、ここに移住してくる人たちの登録や街での決まり事を考えたりだが…

「なんでこんなに…疲れるんだろう…」

慣れないからというのもあるんだろうけど、身体を動かすのよりも疲れる

「まだこんなに…はぁ…」

まだ目の前にある書類の山をみて溜息を付きながら作業を再開しようとした時だった

「だーれだっ♪」

そう言いながら手で目を覆うのは―――

「…ウルさん、もう終わったんですか?」

「えぇ、だからアルさんを手伝いに来ました♪」

そう言いながらウルさんは僕の横に座り、作業をし始める
ウルさんは事務仕事が非常に得意らしく仕事が終わると僕の手伝いをしに来てくれる

最も、それだけで終わるわけではないのだが…

「さっ!早く終わらせちゃいましょう!」

そう言いながら嬉しそうに書類を完璧に終わらせていくウルさん―――

「終わったら…ね?」

そう言いながら頬を赤らめる彼女
そう、終わったら―――

「って、アルさんも残りほとんどなかったんですね」

その言葉に前を見やる
そこにあった山が消えていた

「これだったらお手伝い邪魔だったかしら?」

「いえ…ウルさん居なかったら魂抜けかけてました」

そう、仕事が終わる
これが意味するのは―――

「ではアルさん…」

即ち、彼女との性交

この遺跡では決まりがある
朝の書類仕事等、与えられた仕事が終わると夫婦の営みをすると言う決まりだ

ウルさんはこの条件があるからと言うのもあり、非常に早く仕事を終わらせる
―――と、そんな事を思い出していたら、気が付いたら休憩所だった

「では…アルさん、座ってください」

中にある簡易ベット―――ここのシーツ等は使い終わったら直ぐに使った夫婦が片付ける事になってるので、清潔だ―――に腰掛けるように指示するウルさん

腰掛けると、僕のズボンに手をかけて中から僕のモノを出す

「ふふっ…アルさんの匂い
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