『今日も各所では猛暑が続き都心部などでは36℃を超える気温となるでしょう。お出掛けの際には熱中症対策などの御用意を・・・』
-プツン-
天気予報を確認し、今日は妻であるツララと共に社に向かう。連日の猛暑により作物の成長が著しく下がり、このままだと収穫時期を迎える頃には今育っている作物の半分は枯れてしまうだろう。だが俺はそんな天気予報なんて気にせず、二人手を取り合ってのんびりと歩く。
「今日は御互い頑張ろうな」
「ええ、もちろんですわ。だ・か・ら…今回は明日の明け方まで頑張ってくださいね、ア・ナ・タ
#9829;」
「ああ、もちろんだ。今頑張らないと今年の収穫がダメになってしまう。やっと潤った大地なんだ、ここで前のように干乾びさせる訳にはいかないしな」
俺と並んで歩く妻は水の神様である龍神。器量良しで性格もおっとりしてて、俺には勿体無いほどの美人だ。おっぱいなんて何を食ったらあれだけでかくなるんだろうかというほどの大きさだったりする。間違いなくEはあるだろう。歩きながら、つい胸のほうに視線が移ってしまいそうになる。
「どうかしました?・・・やだ、もぅ・・おっぱいばかり見つめないでください・・」
「あぁ、いや・・なんていうかさ。何を食えば此処まで育つんだろうな、と考えてさ・・」
俺は妻のおっぱいを下から掬い上げるようにしてタプタプと持ち上げてみる。手が下乳に埋もれるほどの柔らかさだというのに芯のあたりはしっかりとした弾力がある。御椀型でふっくらしたおっぱいは見る人全てに母性を見い出させる。あまりの気持ち良さに俺は何度も下乳を持ち上げては軽く揉み、揉んでは手を柔らかい乳に押し込んで眼福を味わっていた。
「もぅ・・社に着くまでは我慢してくださいね♪」
「…うっ・・わかった。それはそうと、・・・あの社って最近まで使われてなかったから結構汚れが溜まっているんじゃないか?」
「そうですわね〜、まだ日も高い事ですし夕刻までは御掃除しましょうか」
「そうだな、これから何度も御世話になるかもしれないしな。まさか、あんなぼろい社にこれから本物の龍神様が住まう事になるとは夢にも思わんかったけど」
「うふふ・・・、そうは言っても普段はアナタの家で一緒に暮らしてますけどね。ここに来るのは雨乞いの儀式の時だけですからね」
そう、今から訪れる社は雨乞いの儀式を行う時にだけ使用させてもらうのだ。家で雨乞いの儀式を行ってもいいのだが、妻が言うには社の地下奥底には龍脈があるらしい、と。俺にはよくわからないが龍脈の上で儀式を行えば普段の倍以上の力を操れるらしい。つくづく、本当にあの伝説の龍なんだな、と驚いてしまう。そんな伝説の龍に出逢えた俺もすごいけど・・・。
「さ、旦那様。張り切って御掃除しましょうね」
妻は社に着くなり魔力とやらで社の壁にこびりついた苔や黴などを綺麗に剥がしていく。あれ?俺の出番無いんじゃないか?
「なぁ、それだと俺のする仕事がほとんど無いんだが・・」
「いえいえ、こうやって魔力を使いながらの御掃除は結構疲れますので・・、後で沢山栄養をくださいね
#9829;」
妻が魔力を使い綺麗にしていく。減った魔力を俺が満たしていく。もしかしてこれって、雨乞いの儀式をする前からエンドレスじゃないのか?
「・・・え〜、ツララさん・・。もしかしてもしかすると俺の出番は・・」
「はい!もちろん御掃除の御褒美が欲しくて!」
言いきっちゃったよ。
「では、これを後で御飲みくださいね」
社の縁にコトンと静かに置かれた小さな瓶が10本。どこから出したのか不思議だがこの際気にしない。
「・・・やっぱり全部精力剤なんだな」
俺を他所に妻は嬉しそうに社を綺麗にしていく作業に戻る。時々チラリとこちらを窺うのは、いつ俺が飲んでくれるか気になっているのだろう。頑張り屋な妻の為にも先に一本だけ飲んでおくか。
「んぐ・・んぐ・・んんっ・・・ぷはっ・・」
俺が一本飲んだ事を確認した妻がそっと近づいてくる。
「もぅ・・旦那様ったら・・。私はまだ疲れてはいませんよ?」
「そういう割には嬉しそうだけど?それに、俺もちょっとだけ・・」
「んんん〜〜
#9829;嬉しいです!旦那様に逢えて本当にツララは幸せです!」
感激のあまり尾をくるくると回しながら抱きついてくるツララ。俺はツララを抱き寄せ臨戦状態である事を気付かせる為に腰を少しだけ押し付けた。
「ぁ、・・・旦那様のが大きく・・・」
「もう我慢出来ないんだ・・。ツララ・・いいか?」
「はい!」
「・・・・って・・・ツララ!魔力が漏れて小雨が降ってきてるよ!」
「あらら・・・、やっぱり龍脈の上だと抱き合うだけでも雨雲を呼んでしまうのですね」
「しょうがないな・・、俺も
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