デビルバグパニック! その2

ぴちゃぴちゃ、じゅる、じゅるるぅ、はむっ、れろ…れろ

「あっ、あっ、ぐぅぅ、うぐぅぅ、はっ、はっ」

浪人生は快感のあまり、まともな言葉を発することも出来ず、呻き声のような喘ぎ声を上げている。またも射精感が込み上げて来たのか、彼の一物がさらに大きくなり、ビクッビクッと打ち震えた。しかし、またも絶妙なタイミングで隊長が命令を下す。

「全員男から離れろ!」

浪人生の体を舐めまくっていた彼女らは、名残惜しそうな顔をしながらも素直に命令に従い、すぐに彼の体から離れた。刺激が止まり、先走り汁は溢れ出るものの、またしても射精することは出来なかった。彼はどうしてそのようなことをするのか、と言いたげな表情で隊長の顔を見上げた

「はぁ、はぁ、うぐっ」

「そんな悲しい顔をするな。もっと虐めたくなるだろう。あぁ、ついでに言っておくが、お前に射精させてやるつもりはない。ただずっとその醜いチンコを嫐る、それだけだ」

今の浪人生にとって、それは死刑宣告にも似たようなものだった。こんなにも登り詰めているのに不完全燃焼のままと言われたのだ。そう思うと気が狂いそうになる。

「おいおい、そんな絶望したような顔をするなよ。死ぬ訳じゃないんだから。そうだな、私達の仲間を殺したことを詫び、『どうかこのゴミ以下の存在である私めにイクことをお許し下さいお願いします、ご主人様』とでも言うのなら考えてやらないこともないぞ」

彼は即答する

「…なたの……な、仲…間を……して……ませ…した。どうか、こ、この……ゴ……以下の…存…ざ……いで…る……わ、わたく……し…に……ィク………こ…を…ゅる……だ……さい、お、ぉね……ぃしま…す………ご、ごしゅ、……ごしゅ………じん…さま…」

もうちっぽけなプライドなどどこかに消えてしまった。悔しさと羞恥で顔を耳まで真っ赤にさせながら、隊長に懇願した。あまりにもテンプレに事が運び過ぎて、笑いが込み上げてくる。

「フフフ、そんなんで許せる訳ないだろう? もっとはっきりと早く!」

「あなたの仲間を殺してすいませんでした。どうかこのゴミ以下の存在である私めにイクことをお許し下さいお願いします、ご主人様」

「私はお前のご主人様だぞ? 言い方を統一しろ!」

「ご主人様の仲間を殺してすいませんでした。どうかこのゴミ以下の存在である私めにイクことをお許し下さいお願いします、ご主人様」

「もっと丁寧に謝れるだろ? もっと心を込めろ」

「ご主人様のお仲間を殺してしまい本当に申し訳ございませんでした。どうかこのゴミ以下の存在である私めにイクことをお許し下さいお願いいたします、ご主人様」

「もっと大きな声で!」

「ご主人様のお仲間を殺してしまい本当に申し訳ございませんでした! どうかこのゴミ以下の存在である私めにイクことをお許し下さいお願いいたします、ご主人様!」

ヤケクソになりながらも何度も口上を読み上げる。今は一刻も早くイかせてほしい、ただそれだけが浪人生を突き動かしている原動力だ。しかしそんなことは隊長もお見通しである。だから隊長には彼が本当に滑稽に見えてくる。それはもう愛おしくなるほどに。

「あっはっは、お前は本当に期待を裏切らないなぁ。そこまで言うなら特別にイクことを許してやろう」

その言葉が聞くと、ホッと胸を撫で下ろす。やっとイクことが出来ると思い、顔が思わず緩んでしまう。本当にこの男は期待を裏切らない。

「――と言うとでも思ったか? お前はここにいる全員に贖罪しないと許されないと言っただろう? よってお前はイケないよ、ずっとな」

浪人生の緩んだ顔がみるみる青くなり絶望の色に染まる。もうそれほど彼は快楽に溺れてしまっているのだ。そんな顔を見る度に、隊長の心はえも言われぬ高ぶりを感じ、アソコが濡れていくことを実感する。自分でもこんなに嗜虐的な性癖をしていたとは思わなかったのだから驚きだ。もっと彼の悶える姿が見たい、その欲求に従い、隊員達に次なる命令を下す。

「全員に告ぐ、今からこの男を好きなようにして構わない。乳首を弄ろうが、アナルを開発しようが一向に構わない。しかし、イカせてはならない。特に射精は絶対にさせてはならない。それさえ守れば何をしようとお前たちの自由だ! それから、斥候の役割にあるものは、今からホルスタウロスの乳とアルラウネの蜜を大至急調達してきてくれ! 以上、各自行動に移ってくれ」

言い終わると、彼女達は次々と浪人生に殺到した。斥候の者は羨ましそうな顔をしながらも自分達の任務についた。
それからは浪人生にとってまさに地獄だった。大人数に体の垢が隅々までなくなるほど体中を舐められ、また胸や足などで変わる変わる一物を扱かれ、仕舞いには本当にアナルまで開発されてしまった。その度に、淫らな水音や魔物娘の
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