獣のような艶めかしい息遣いと、身体じゅうを這いめぐる生暖かくて柔らかい感覚のおかげで、僕はあわてて目を覚ました。まだ室内は暗いままだった。目を凝らせば、仰向けになっている僕に対して、黒髪の美少女が身体をしっかりと粘着させて、僕の体を嘗めまわしていた。彼女の舌と形のいいおっぱいが、こそばゆいように体のあちこちをまさぐっている。
彼女は昨日、結婚を決めたばかりの魔物娘、ぬれおなごだ。
「あら、お早いお目覚めね。旦那様」
ぬれおなごはにっこりとほほ笑んだ。
「なにやってるの?」
「なにってみればわかるでしょう。お腹がすいたから一足先にご飯にしているところよ」
みればわかるもなにも、はた目から見たら愛撫しているようにしか見えない。しかし聞いたところによれば、ぬれおなごの食料はパートナーの精液や唾液や汗などらしい。彼女は寝ているときの汗を摂取しているのだ。
就寝時には多量の汗をかく。汗の量はおおよそ500ミリリットルと言われているので、その汗を食事にするのはまあ、理には適っている。
僕はなされるがままに、何もしないでじっとしていた。彼女の舌技はたいしたものだ。胸元を嘗められているだけで、かなりの快楽が脳にやきついていく。だがあえて我慢して彼女にされるがままにする。そのほうが気持ちいいことに、早くも気がついてしまっていた。
舌は乳首からへそのあたりに至り、そして下腹部まで行こうとしていた。そこまでいくと、どうしてもあそこを愛撫してほしいと期待してしまう。僕自身が硬くなっていくのを感じた。
「どうしたの? こんなに大きくしちゃって。何を期待しているのかしら」
彼女はクスクス笑いながら、竿の先を指先でツンと軽くつついた。僕は快楽のあまりぶるぶると身を震わせた。
「ご、ごめん。もう我慢できない!」
僕は彼女をひっくり返すと、膨張するあれを彼女のまたぐらに強引にあてがった。
彼女は笑いながら、ふざけたように悲鳴をあげた。
僕は猿のように、力づくだけの単純な腰ふりをした。そのやり方の他に方法を知らない。それに知っていたとしても、早く射精したくて仕方なくて、テクニックに気を遣うどころではなかった。未熟なSEXだが、彼女はまったく不満そうなそぶりも見せず、愛おしげな目つきで、僕を見守ってくれている。
夜明け前の静かなアパートの室内に、彼女の喘ぎ声だけがあふれていた。
それからたっぷりと3回戦を済ませた。その後シャワーを浴びて(そこでも1回交わった)、朝食を取ることになった。栄養分を充分すぎるほど摂取した彼女は、つやつやする顔で鼻歌をしながら、なぜか当たり前のように台所で、包丁の音をリズミカルに刻んでいた。
「はい、おまたせ。どうぞ、召し上がれ」
彼女は一人前の朝食をちゃぶ台の上に置いて、ニッコリと笑いかけた。
ベーコンエッグ、わかめの味噌汁、さんまの塩焼き、そして山盛りのキャベツ。どこかの格闘技漫画で見た覚えがあるが、あまり気にする必要はないだろう。何はともあれ、ごきげんな朝飯だ。
「いただきます」
ぼくは彼女に手をあわせてから、ひとりで食事を始めた。たしかにおいしい食事である。だが食べているところを凝視されながら食事をとる習慣など持ち合わせていないので、なんともいえない落ち着かない気分になる。
「君はいっしょに食べないのかい」
「ええ、旦那様にたっぷりと栄養をいただきましたからね」とほほ笑む。
「それとも、まだやり足りないのかしら? もしよかったら、食べている間でもお口で吸い取って差し上げるけど」
「いや、やめておく。これ以上吸い取られたら学校に行けなくなるよ」
彼女はクスクスと笑った。
「ところで、君は僕が学校へ行く間は何をしているの?」
「何もすることなんてありはしないわ。だって魔物娘ですもの。魔物娘には学校も仕事もないのよ」
まじかよ、ゲ○ゲの鬼○郎か。一族総ニートなのか。うらやましいやら、あきれるやら。
「でも、もしよかったら一緒について行こうかしら。そしたら学校でもできるよね」
「はい?」
「だから、一緒に学校へ……」
「ダメに決まってるじゃないか! そもそも君は制服を持っていないだろう? どうやって入り込むつもりだったんだ」
「あら、そんなことなら大丈夫よ。だってバス停ですれ違った女の子、あの子たちが着ていた服の事でしょう。あれなら簡単に再現できるわ」
「さいげん?」
花柄のエプロンがぐにゃぐにゃに液状化してゆく。それは次第に形が整ってゆき、学校指定の濃紺色のブレザーと丈の短いスカートに変化した。裸エプロンの花嫁さんが、ほんのわずかな時間で可愛らしい女子高生に早変わりだ。
制服を着ていても、彼女のお椀おっぱいは、はちきれるばかりに大きな毬の形をしている。しかもぬれおなご
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