これが俺の生きる道(とある武装部隊編)
「D0からA1へ・・・指定の位置に着いた。作戦開始まで待機する」
『了解。しくじるなよD0』
「ああ」
通信機の電源を切り、窓の近くに移動する。
そこから見える場所には少し大きめの廃屋があり、その周りには何人か武装した兵士の姿が見える。
諜報斑がこの近辺の廃屋に主神教団の過激派が潜伏していると言う情報を掴んだので来て見たが・・・
「これはただの過激派じゃなさそうだ」
DP28軽機関銃にモシン・ナガンM1891/30・・・ソビエトの骨董品か。こんなもん標準装備しているとくれば。
「聖ヨハネ主神教団か。こんな処まで出張ってくるとはな。いよいよもって本気か」
聖ヨハネ主神教団。
ロシアに拠点を置く主神教団の一つで過激派の中でも危険度常にレッドゾーンのイカれた野郎どもだ。
魔物娘を人類全体の不倶戴天の怨敵とばかり憎み、その始末の為に無差別放火や辻斬り、挙句の果てに毒ガステロまでやらかしかけたクソの集まり。
「おまけに無駄に士気が高い上に捕まりそうになると即自爆しようとしやがるからタチが悪いんだよな・・・こいつら」
因みに上記の事件、毒ガステロは実行前に食い止められ、無差別放火は被害ゼロに抑えられた。辻斬り犯も、最初の標的のアマゾネスにとっ捕まり、その場で公開レイプ。つまり特に奴らによる被害はない。何がしたかったんだか。
そうして考えていると、入口手前に動きがあった。どうやら見張りが交代するらしい。戦争もテロもない平和な日本に居るというのに、無駄な頑張りご苦労なこった。
「さて・・・そろそろ時間か」
現在午前3時21分。この後24分に、B斑が入口付近より突入・・・に見せかけた陽動を行う事になっている。
其の後頃合いを見て、手薄になった裏口から隠密部隊C斑が侵入し内部を撹乱。そしてC斑の合図と共に重装備部隊A斑が混乱した敵に突っ込み殲滅。これが作戦の大まかな流れになっている。
表向きの、だが。
この作戦の本当の目的は奴らが保持している『聖宝』にある。
聖宝。言葉通り聖なる力を撒き散らす主神の加護を受けた主神教団の切り札。
これを元に大規模な結界を張ったり、味方の大軍に対し強力な強化魔法を掛けることも可能だ。
嘗てはレスカティエという国の結界に、これの一つが利用されていたらしいが・・・詳細は不明だ。
ともかく、それ程の力を持つ物品が日本国内にあるというだけで危険極まりない。なのでこれが猛威を振るう前に回収し、破壊か封印するのが今回の真の目的だ。
それに・・・『アレ』の目撃情報もある。
『D0、D0
#8252;応答しろ
#8252;』
む、B斑から連絡か。物凄い剣幕だが何事だ?
「こちらD0。B1、どうした」
『ターゲット、聖宝『パルキオの鱗』の正確な配置予定場所が割れた
#8252;そちらにデータを送る
#8252;』
「・・・了解。こちらもそろそろ準備する」
『そうしてくれ。くれぐれも回収、頼むぞ』
「任せろ」
20XX年。
それは人類にとって大きな変化の年だった。
突如現れた異世界からのゲート。そこから、淫乱を体現するかのような種族、魔物娘が姿を現したのだ。
彼女達は、当初彼女達を危険視した世界各国と対談しこの世界で自分達が私たち人間と共存していくことを宣言。
どんなやり取りがあったか知らんが、各国はこの前代未聞の自体を認め、彼女達との共存を歓迎した。
俗に言う、『人魔歴』の始まりの日だ。
それから、世界は異世界からの贈り物『魔法』や異世界の新技術によって、豊かに明るく平和に、何より淫らに発展して行った。
街では出会いの場が以前の倍近く増え、魔物娘達の構える店が所狭しと並び、路地からは喘ぎ声が聞こえてくる。
駅にダブルベッド付きの寝室が増え、電車内の逆レイプが横行し、道ゆく人は『ガリガリ君 虜の実味』を齧り、青姦が日常の一ページと化す。
そんな一般人卒倒当たり前の風景が、一般人の当たり前になって行く。そんな頃だった。
また異世界からのゲートが開き、教団が現れた。
教団は、異世界に置いて魔物を滅する立場にある存在だ。
主神の教えを信じ、魔物を悪として戦う。
当然教団はこの世界に現れた魔物娘達を悪だと世界に訴え、共に滅亡させようと話を持ちかけた。
いかに邪悪で狡猾な存在かを必死に語り各国を説得しようとした。
しかし、そんな教団を待っていたのは全世界からのテログループ認識だった。
彼女達と過ごし彼女達の本質を理解していた世界は、教団に対し絶対的な殲滅を宣告した。
しかし、魔物娘達は人の死を嫌う。魔物娘は全世界を説得して回り、自分達が教団を生かし更生させる事を世界に宣言した。
民衆は、親愛なる隣人達の心に打ち震え、政府も国民の強い希望により教団の生け捕りを約束した。
更に、できる
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