善と悪の壮絶な戦い・・・?(エロなんてものはない とある漫画を知らないと分からないネタ・リョナ注意)

地球では太古の昔から善と悪が絶えず争いをしてきた

命をつなぐ為の弱肉強食、単純な善悪の戦い、互いの正義を貫く戦い

至る要素がありながらも互いの命をかけて存続をかけた戦いをしてきた

そして日本でも魔物と人間による壮絶な戦いが繰り広げられているのである―――


風の音と共に砂埃が舞い、辺りは静寂としていた。
「来ますかね、レッドの奴。」と二人いるインキュバスの一人がバフォメットに尋ねる。
「1号よ、あやつとて勇者じゃ。 そのうち来るじゃろう。」と返す。

ふと砂利を踏む音が聞こえ、音の先に目線を合わせると
赤い覆面の全身スーツの男がこちらに向かう。
男の体格は細身ながらも筋肉が隆々しており、その覆面からの視線は威圧を感じる。

「よく来たのじゃ、我らの宿敵の教団レンジャー、ストレングスレッド!」
と悪役の幹部らしい声を上げるとバフォメットの後ろから
ダークエルフとその奴隷のDのイニシャル入りの黒いスーツを着た複数の男共が現れる。
「おーっほっほっほ! 貴方が噂のストレングスレッドね?」と言うと
奴隷がそれぞれの得意武器を持って戦闘態勢に入る。
「貴方も私の奴隷コレクションにして――――」
ドゴォオオオオオオオオン!!!!!!!

喋る前にレッドはダークエルフのどてっぱらに強烈なボディブローを放つ!
周りは騒然としてその状況を眺めていた。
「ぁあん!? 何が奴隷コレクションだぁ!?」と一語一語言いながら
うずくまるダークエルフに顔面を容赦なく蹴りつける、
周りは手を出そうにも本人の殺気に震えて近づけないでいる。

「おい!! アリアァ!!! 俺はSM系は大ッッ嫌いだって
 言ったよなァ!!!!!!!!!!」とビームでも出ているかのようなメンチを効かせ
アリアと言うバフォメットは生まれた小鹿の様に震えあがっている。

「聞いてんだろォ!!!! サッサと答えろ!」
と顔が血の池になっているダークエルフの顔に鈍い音を出して蹴り落とす。
「分かりましたのでこれ以上ソノベさんに蹴りを入れないでくださいいいい!!」


先程と同じ場所の公園にて、バフォメット達は正座をしている。
ダークエルフのソノベも顔が腫れ、鼻にティッシュを詰めながらも同様に正座している。
その周辺で近所の人間の子供らも日常の様に遊んでいる。
レッドと呼ばれる男はベンチにもたれかかったまま説教を始める。

「・・・で、なんでこいつを使ったんだ?」と早速さっきの事を尋ねる。
「はい、それはあの・・・・・。」とアリアは顔を青ざめて言葉が止まる。
「どうせ、仕事が入ってるとか夏休みだとかで居なかったんだろ?」
「はい・・・その通りです。」と既に読まれていて、はいと答えるしかない。

「だからよぉ、ドラゴンとかエキドナ見たいの使えっての。 わかる?」
とリクエストをするも「だからそもそもソノベさんの奴隷が
ドラゴン10体も倒せる程の能力があるんですって!」と反論を述べる。
「アホかァ!!! 指導者がそれより弱くてどうするんだ!
どこぞの竜を操る将軍でも竜より圧倒的に強かっただろォ!!!」
と一理ある発言で書き消される。
「まあその言葉を信じてやろうか、おいそこのお前立て!」
と指をさして奴隷の一人が正座で麻痺している足を無理やり立たせる。

「一発殴らせろ。」
「えっ?」
メコォオオォォオオッ!!!!
と顔面に正拳突きを放ち、男は血を吹いて大の字になって倒れた。

「う〜ん、まあ殴った感触が
 一応それなりってのは分かるけどやっぱ弱いよなぁ・・・・。」
と一言放つ。
「だからレッドさんが強過ぎるだけで
 正直ドラゴンを出しても瞬殺だと思いますよ!!」
とインキュバスの一人の2号が大声で突っ込む。

「・・・まあいい、とにかく次はもっと戦略を練ってやれよな。
 それと、不意打ちしたら煮えた鉛飲ませるからな。」
と言ってレッドは場を去って行った。
「煮えた鉛って・・・良く思いつくのじゃ。」

アリサはすぐにソノベと奴隷の心配をして治療魔法を行う。
※ボス役が回復魔法を使うのはイメージが悪いから戦いで使うなと脅迫されている
治療が終わると二人は何事もなかった様に万全に回復した。

「いやーごめんなのじゃ、ソノベさん。 さっきは凄く血が出てたけど
 ホント大丈夫なのじゃ?(主にトラウマな意味でじゃ!)」
と挙動不審ながらも精神的な心配をするアリアと1号に2号。

ダークエルフと奴隷の一人は無言のまま全身が震え
「・・・匂いが分からなくなった。」と呟き、周りに戦慄が走ったのは言うまでもない。


帰りの夕日にて、近くのスーパーのタイムセール品を買って
丸々したレジ袋を片手にそれぞれ持って歩く彼らの姿があった。

アジトであるシェアマンション(キッチンとトイレ等を共有したマンション)に

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