36.始まりを告げる鐘がなる

数日後ーーー。

「ヴィヴィアンたち、戻ってこないね」
ブレイブはベッドの上でポツリと呟いた。
周りには死屍累々。ドロドロのグチャグチャに乱れてアヘ顔を晒す、魔物娘たちの姿があった。
一反木綿の白衣は布の体で吸収できないほどのザーメンと、自分のツユで濡れている。
リビングアーマーのアンは、漆黒の鎧が白濁でコーティングされて光沢を増している。
バイコーンのビクトリアは穴という穴から精液を零して倒れ伏している。
日夜繰り広げられた嬌態の宴に、サテュロスのケルンも酔った。
彼女もブレイブに股を開き、開いたまま。股から自分のものではない白濁を零しながら、果てていた。
その中で、ブレイブは股間の勇者の剣で残ったもう一匹の魔物を退治しようとしていた。

「いいじゃない。気持ちがいいんだから
#9825; あ、はぁぁぁあ」
もう何度目になるのか分からない。ブレイブの射精を受け止め。
もう何度目になるのか分からない。絶頂にガーテンは登り続ける。
「すごい、本当にすごいよ。私、もうキミ無しじゃ生きていけない」
ガーテンが顔をこれ以上ないくらいに淫らに蕩けさせる。
それを見たブレイブは、彼女のヴァギナから己の肉棒を引き抜く。そして、精液で彼女の顔にデコレーションを施していく。

いくら見かけが幼くとも。そこにいるのは、もはや幼子ではない。貪欲に快楽を貪る一匹のオス。
ブレイブはそのまま、ガーテンの胸で己の肉棒を挟み込ませる。
「あはは、好きだねぇ
#9825; いいよ。私のおっぱいまんこに君の精液を思う存分に注ぎ込んで。アッ、ぅんん」
ブレイブはガーテンの乳首を摘むと、そのまま彼女の胸を揺らす。
相手が痛くないように、気遣ってはいるものの。女を征服している悦びに、ブレイブは陶酔する。
そして、思う存分に全身がオナホールのような、極上の感触を与えてくる。ガーテンの肢体にのあらゆる部位を使用して、彼女に精液を振りかけていく。淫らに濡れた吐息が、室内に聞こえていた。

「今度はまたこっちに、ちょうだい
#9825;」
ガーテンは四つん這いになって、ブレイブに形のよいシリを向ける。向けて、自分の細指で陰唇をおし拡げる。
滴(タ)ラリ。「ヒゥッ」
ブレイブに注がれたものが溢れる感触に、ガーテンは体をわななかせる。
そんな彼女の様子にも御構い無しで、ブレイブは無遠慮に彼女のヴァギナにペニスを突き入れる。
パン、パン。こ気味良く、リズミカルな音が響いている。ガーテンの嬌声とブレイブの荒い呼吸も合わせて奏でられる、情事の三重奏。

その楽曲を聴いているだけでしかない他の面々が呟く。
「ブレイブさん、すごくなりすぎです。もう可愛かったあの子はいないのですね……」
よよよ、と白衣が泣き真似をする。しかし、口元はニマァっと歪んでいる。
アンは無言で頷いている。
「もっと、もっとお仕置きして下さいぃぃ
#9825;」
ビクトリアが馬体をクネクネと揺らしている。
「しぇいえき……。お酒よりも酔えりゅうぅ」
ケルンが醸造家にあるまじき(?)ことを口走っている。

その誰もが、ブレイブに屈服させられて、この上ない悦びを感じていた。
ヴィヴィアンとカーラという攻撃組がいない状態では、ブレイブに太刀打ちできるわけがない。
快楽を受け入れるだけになっていた。
彼らはここ数日、このような淫らに爛れた日々を送っていた。

昼間は街で遊び、夜は夜通し交わり続ける。
ブレイブはすでに、この街に永住しても良いのではないかという気持ちを抱いていた。
ヴィヴィアンとカーラが戻ってきたら相談してみよう。
彼女たちだって魔物娘だ。ブレイブの提案にすぐに乗ってくれるに違いない。
乗ってくれなくとも、下の口を塞げばいろんな意味で飲み込まずにはいられないだろう。
すでに、ブレイブは色んな意味で天狗になっていた……。性的に。

ガーテンの子宮を精液で満たしたブレイブは、今度はシリアナにペニスを突き入れる。
「んぎぃ
#9825;」
苦しそうな声をあげたものの。ガーテンはすぐにシリアナでブレイブの肉棒を締め上げてくる。
キモチガイイ。パンッ。キモチガイイ。ぐにゅうう。キモチガイイ。ドピュ。
ザーメンのみで腹を満たせるくらいに。ブレイブはガーテンの腸肉に精液塗りたくっていく。

はぁっ。ハァっ。
ケダモノたちの宴は、日が昇るまで続く。




ブレイブたちは今日もまた、快楽に濡れた日を享受する。
街の様子は誰もが、楽しそうで、嬉しそうで。
街の中で起こる犯罪は、キョニュー特選隊によって解決される。

今日は、ブレイブたちはバフォメットのメイ改めキョニューと共に街のパトロールに出てきていた。
どうしたことか、キョニューが誘ったのだ。
しかし、今日は……キョニューの様子がおかしかった。
心ここにあらずといった様子
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