-Side- 少年

少年の目に写ったのは、白と黒に染まった修道服を着飾る美しいシスター。
銀を基調とした緑がかったその髪の毛は腰まで伸び、頭のベールに収まりきらない程だった。
極一般に想像される修道服に身を包んだ彼女だが、1つだけ大きく異なっていた。
身を晒す事を拒み、汚れを拒絶するはずのそれは、胸元だけが大きくはだけていた。
大きくたわわなその胸を強調するその姿に、少年の目は奪われていた。
いつもの帰り道とは違う道を冒険と称して歩いていたが、思わぬ光景にその足が止まる。
見てはならないものだと頭の中で分かっていながらも、少年の視線は釘付けになっていた。
教会の周囲を掃除しているシスターは、まだ少年の視線に気がついていない。
箒を振るう度に、歩く度に揺れる胸に少年は心奪われていた。
もっと近くで見てみたいという欲望は、少年の足を自然と教会へと向かわせていた。
ふらりふらりと、火に釣られた虫のように進む少年に、シスターも気が付き声をかける。
可愛いと言われたことを否定するも、透き通るようなその声に魅了される少年。
嬉しそうに話しかけてくる彼女の質問に、少年はつい心にも無いことを言ってしまう。

「あの…えっと、僕。…か、神様にお祈りしにっ」

口から出たでまかせだったが、彼女はいたく喜び少年を教会の中へと誘う。
その間も、少年の視線は彼女の胸から離すことができなかった。
教会の中に入る事自体が初めてだった少年にとって、何処に座るべきかも分からない。
あまりキョロキョロするのはまずいと感じたのか、少年はとりあえず一番前に座ることにした。
だが、肝心の祈りの作法など少年は知らず、オロオロとしてしまう。

「あの、その、僕実は…初めて来たから…えっとお祈りの仕方が…」

たまらず彼女に正直に話すと、彼女は優しい笑みを浮かべ少年の隣に座り、祈り方を教える。
だが隣に座った彼女に祈り方を教わるが、少年の耳に入るのは半分程度だった。
彼女の大きな、柔らかそうにフルフルと揺れる胸から目を離すことができなかったからだ。
彼女に手ほどきを受け、目をつぶり祈るも、その最中に何度も目を開け彼女の胸を見てしまう。

「(近くで見ると…おっきい…すごい。……触って、みたい)」

近くで見たいという少年の欲望は、いつしか触りたいというより強い欲望へと変わっていた。
そんな少年に、シスターはまるで全てを見透かしたように話しかける。
くすくすと笑いながらも、その言葉は少年の心の真芯を捉えていた。
教会という神聖な場所へ邪な心で訪れてしまったことを見透かされ少年は動揺する。
だが、そんな少年に彼女は優しく微笑みかける。
優しく少年の頬へ手を添えながら、彼女は少年に心の内を全て吐き出すように告げる。

「あの……おこ、怒り…ませんか?」

震えながらも少年が口を開く。
そんな少年の不安を取り除くかのように、シスターはにっこりと微笑み頷く。
その笑顔は、少年の心の中に閉まっていた邪な、淫らな下心をゆっくりと引き出す。

「……ぃを…さわ…です」

最初は小さく震えた声だった。
彼女の顔を見ずに、下を俯いたままでの告白。
だが、少年は意を決したのか、彼女へと向き合うと教会中に響く声で告白する。

「シ、シスターの、おっ…おっぱいを、さ…触…りたいですっ」

顔を真っ赤にし半分涙目になりながらも、彼女をジッと見つめて告白する少年。
それをうっとりとした嬉しそうな表情で彼女は頷く。
そんな勇気を出した少年に、褒美をあげなければと彼女はぐっと胸を少年へと寄せる。
驚き状況を理解できていない少年に、彼女は好きにしていいと告げる。
しかし好きにしていいと言われると、反って戸惑ってしまう。
少年があわあわとしていると、彼女はそっと少年の右手をとり、胸元へと優しく引き寄せる。
だが引き寄せる手は、触れる直前で止まる。
彼女は優しく微笑みながら、最後の一手は少年へと委ねる。
目の前にある、丸く柔らかそうな彼女の胸を前に、少年の手は無意識の内に触れていた。
触った瞬間、彼女の上げた声に驚くも、彼女に言われるがまま胸を揉みしだく。

「(っ!や、やらか…なにこれ…ふわふわ…)」

手に触れる柔らかな感触は、ふわふわの柔らかなマシュマロのような感触。
少し手を押し当てれば、手がたやすく沈んでしまうほどにふわふわとしている。
それでいて手に感じる確かな重みは胸の大きさを如実に語る。
彼女に言われるがままに空いていた片手も彼女の胸に這わせ、両手で彼女の胸を揉みしだく。
柔らかく温かな水風船を揉みしだく様な心地に、少年は夢中になっていく。
必死で揉みしだいていると、たまに小さな硬い感触が少年の手に感じた。
それが少年に揉まれ興奮し、固くなった彼女の乳首であることに少年は気が付かなかった。

「柔らかい…暖かくて、ぽ
[3]次へ
ページ移動[1 2 3 4 5 6..12]
[7]TOP [9]目次
[0]投票 [*]感想[#]メール登録
まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33