(うわぁ……うわぁ……これが男の人の……)
ヴァネッサは間近で見る男の肉棒に圧倒されていた。
はやる気持ちを抑え、ゆっくりと根元から先端まで視線を移していく。
ちぢれた陰毛、淫水焼けした赤黒い先端の鈍い光沢。
そのどれもがヴァネッサの目を捉えて放さなかった。
(まだ小さいけど、アレが大きくなって、そこからアレ的な食料が噴射するのよね……)
「オナホなります」宣言が飛び出した後、逡巡していたレイを一喝。観念したレイは両耳に手を添えるようにしてヴァネッサを持ち、ゆっくりと構えた。
(う……凄いニオイ)
眼前まで来ると、すえた体臭が鼻腔に突き刺さり、ヴァネッサは眉をひそめた。
馬車上での生活では水浴びもままならない。ましてや山を登り汗もかいている。
体臭もキツくなるのは当然だろう。
(でも、凄く……興奮する……)
しかし一瞬の嫌悪感の後にヴァネッサの元にやってきたのは凄まじい興奮であった。
ニオイを嗅いだ瞬間、昨夜の眠っていた飢餓感が再び目を覚まし、レイの指をしゃぶった時の味が脳裏によみがえる。またあの時の、いやきっとそれ以上のものが味わえるのだと思うと、口中から粘度の高い唾液が次々と分泌されていく。
「じゃあ、いくぞ……」
「あ、ちょっと待って!」
そしていざ、となったところでヴァネッサは突如、制止をかけた。
「……なんだよ、やっぱりやめるか」
「違うわよ!その……」
一瞬だけ言い淀んだが、ヴァネッサは意を決してそれを口にした。
「その……こーゆーのは……私、は、初めてだから、あまり……激しくしないでよ」
「初めて」という言葉に、レイが息を呑む気配が伝わる。
(あ、やっぱり引かれた……?)
その態度に、言わなきゃよかったと後悔の念がよぎった。が、
「……んぶっ!?」
それもすぐに、重ねられたレイの唇にかき消された。
「……ぷはっ。あ、あああああなた、なに、いきなりキッ、キスなんか……」
「だって初めてなんだろ?いいのか、初めて唇を許すのがチ○コで」
いきなりファーストキスを奪われたヴァネッサの問いに、なに食わぬ顔でしれっとレイは答えた。
「うぐ」
確かに、あのままシていたら甘酸っぱい初めてのキスの味が、生じょっぱいカウパー味になるところだった。
「でも、だからって、キスは……」
ファーストキスはもっと雰囲気ある場面で。そう思い描いていたのだが、この男のせいでそれも打ち砕かれてしまった。
「それじゃ、気を取り直して、舌を出して口を開けろ」
「……あーん」
気を取り直すのはあなたじゃなくて私なんだけど、と言おうと思ったが、再び眼前に迫る怒張を前におとなしく口を開いた。
心なしか、先ほどよりも大きくなっているソレが近づき、先端が舌の腹と接触した。
「うっ」
ビクンと先端が跳ねる。それと同時に
(あ、ちょっと大きくなってきた)
自分の手ではまったく勃起しなかった男根が、ムクムクと半勃ち程度にまで膨らんできた。
「これなら、イけるかもしれねえ……ヴァネッサ、咥えてくれ……歯ぁ立てるなよ」
そう前置きをすると、レイの腰が前進してきた。
「……あむ」
ヴァネッサの口腔内に肉棒が侵入する。
(これが、レイの……)
昨夜レイの指をなめしゃぶった時の要領で、恐る恐る舌を伸ばす。
「はむ……ん……ぺちょ……」
まずは舌先で肉棒の下腹部を上下になぞってみる。
「うお、やべえ。やっぱ手とは違うな……」
(気持イイんだ)
自分の口で気持ちよくなってくれている。首だけでも興奮してくれている。
その事実が、女として矜持と自信を持たせ、さらに舌を動かしていく。
「ちゅる……れろれろ……」
舌の上に乗った唾液がぬるりと絡みつき、分泌されてきたカウパー腺液と混ざり、口の中に広がっていく。
(なにこれ……苦くてしょっぱくて、マズイはずなのに、凄く美味しい……)
あの時もそうだった。美味い訳がないレイの指が至高の料理かのように感じられ、貪るように吸い立ててしまった。
そして今も、目覚めた飢餓感が訴えていた。この先に自分の欲しているモノがある。
それが欲しい。今すぐ欲しい。
飢餓感の声に突き動かされたヴァネッサは、口をすぼめると思い切り吸い上げた。
「じゅるるるるるっ!!」
「くっ……」
肉棒の中のモノをムリヤリ引きずり出すよかのような吸引に、レイの手と腰が打ち震えた。
魔物特有の淫乱さのなのか、どこをどうすれば男の精を得る事ができるのかを本能的に知っている、そんな動きだった。
角ばったエラを舌先で突き、裏筋を舌の腹で押し潰す。
「んっ、れろ……れろぉる……」
「は……ぁ……」
尿道口をほじり、ダラダラと漏れ出る体液を啜る。
「ひゅっちゅ……ちゅる……ちゅっぷぅぅぅ……!」
繰り出される口撃の前に気づけばレイの肉茎も最大限にまで勃起していた。ギュッと縮んだ睾丸から噴射口へと
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