狂祐とカレンは手を繋ぎ、夕方の帰り道を歩いていた。日はまだそれほど落ちてはいないが、赤い光が横から差し込み少々眩しい。
二人は、昨日のドラマはどうだっただの、あの先生の授業は難しいだの、他愛のない話をした。話をしている間のカレンは本当によく笑い、見ているだけで幸せな気分になれた。
「着いたよ。」
「へぇー、結構、私の家の近くなんだね。」
「まぁ、マジで何もないけどどうぞ。」
「お邪魔しまーす。」
狂祐は、ひとまずカレンを自室に案内し、お茶と茶菓子を持って部屋に戻った。
「へぇー、こう言うのが趣味なんだ。」
「ああ?何の話、ブッ!?」
カレンは、何処から取り出したのか狂祐の「コレクション」の内の一つ、お気に入りの一冊を見ていた。
まぁ、何処からと言っても、自分のベッドの下しか隠す場所はないのだが。
「な、ななな、何勝手に見てんだよ!?」
「ねぇねぇ、こういうことされたい?」
カレンは、女がものをくわえ込んで上目遣いをしているシーンを広げて見せた。
(カレンが・・・、俺のものを・・・。)
「あ〜、その顔はして欲しそうな顔でしょ〜?」
「何でもお見通しだな。」
「当然でしょ?彼女だもの。さぁ、いいから座って♪」
狂祐がベッドに腰掛けるとカレンは、さっさとズボンと下着を脱がしにかかった。
「んふ〜、どこからかかって欲しいのかなぁ?」
「どこからって・・・。」
「・・・わかったここでしょ?」
そう言うとカレンは先のほうをくわえ、口の中でもごもごし始めた。
「ああっく、そこ、はぁあぁ!なんでぇ!」
「んふ〜、ふぁたぁりみふぁいねぇ〜。」
しばらくもごもごした後、だんだんと奥へ奥へと飲み込んでいった。全体がどろどろになり、あったかい口に包まれる感触は、狂祐をさらに追い詰めた。
顔を見ると奥まで入れすぎたのか少し涙眼になった表情で見上げている。狂祐は、それを見てしまうともっと泣かせて見たいと言う欲求に駆られた。
いや、もともとそうしたかった、と言うほうが適切だろう。
「はぁはぁ。・・・。」
「!!んぐぃ・・・!!」
狂祐は、カレンの頭を掴むと強引にもっと奥へと押し付けた。そして、一秒ほどその位置で固定し、また強引に口から離す程度まで引き抜いた。
狂祐は、何度もこれを繰り返したが、カレンの方はと言うと、まったく抵抗せず、むしろ最初から解かっていたと言わんばかりに体勢や頭の向きを合わせてきた。
「んぐ、ぐぶ、ぐえ、んんん!ぐ、んぐ!はぁ、ぐんんん!!ぐんぇ。」
健気にも耐えるカレンの表情を見て、さらに興奮した狂祐はそのままカレンの頭を押さえつけ今までで一番奥に突き刺し、一気に精を解き放った。
「うっ!!はぁはぁはぁ、くぅぅ!!」
「うんんん!!んぐ、んぐ、ごふっ!げほ、げほ、ごく、んん。」
「ごめん、気持ちよすぎて・・・。」
「げほけほ、ち、違うでしょ。本当はこうしたかったんでしょ。」
飲みきれず、吐き出してしまった精が口元を伝う。カレンはそれを丹念に手で集めて再び舐め取る。
「れろ、ぴちゃ、ぴちゅ、すぅぅ、れろぴちゃ。んふふ、こうしてくれる子が好きなんでしょ。」
頭のどこかがプツンっと切れる音を聞いた。
「ああ、ああ!!」
余りに蠱惑的なカレンに狂祐は、その名が表す通りに、狂ったように彼女の服を破き、下着をづり下げ、膨張したものを突き立てた。
「んあああああああ!!私はあなたの物、あなたの欲望、もっと!もっと!」
「があああああああああ!!」
夕方に佇む一軒屋に獣のような咆哮が響きわたった。
「その・・・ごめん・・・。」
「平気。気にしてないから。」
行為が終わり夜の帳が落ちた部屋で二人は息も絶え絶えにへたり込んでいた。
狂祐は、酷い後悔の念に駆られて落ち着きがない。それもそのはず、カレンの姿を見ればすぐに解かる。
カレンは、ぼろぼろに引き裂かれた制服を辛うじて上半身にかけ、奇跡的に無傷だったスカートと伸びきったパンツを片足に残してへたり込んでいた。
そして、股間は言わずもがな、胸や口に至るまで白く濁った汚れが彼女のすべすべした肌を汚していた。
はっきり言って、レイプされた後としか言えない状況である。
「シャワー、そうだ!シャワー浴びてきたほうが。」
「うん、そうする。」
狂祐はつくづく、両親が共働きでよかったと思った。だが同時に、こんなことをしでかして嫌いにならない女の子なんていない、と俯いていた。
すると、カレンが狂祐の横に座り、
「一緒に浴びない?」
などと問いかけてきた。
「でも、俺、こんなこと・・・。」
「言ったでしょ?私は狂ちゃんの彼女なのよ。」
果たして彼女と言うだけでここまで許されるものなのか疑問ではあったが、狂祐はその一言で救われた気分になった。
「う、うん。
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