2#「夜這いはやめてください。マジで…」

シューが眠りに入ってから二時間が経った。
私の名前はセツというマンティスだ。
大きな特徴としてはこの両手首にある大きな鎌だ。
この鎌は普通のマンティスとは違い刃が水色なのだ。

「……ヴァンは居ないか」

私は一人、リビングにあるソファで寛いでいた。
私が寝る時間は深夜の三時から五時の間で事足りのだ。
まぁ、これがマンティスの本能的なものだというのは定かではないのだが…。

「……寒い」

私は身震いをして両腕を擦った。
この時期はさすがに少し寒さを感じる。
だから、私は彼の部屋に入ってはベットに潜り込むのだ。
彼の温もりはなんとも心地の良いもので寒さ何て感じることは無い。

「……計画実行」

私は微笑みつつ即座にシューの部屋へと迅速な速さで向かった。
彼の寝室は二階にあり、私とヴァンの部屋もその隣にある。
私とヴァンは色々と話すことがあるので一緒に部屋で寝ることが多い。
まぁ、その話すことと言うのはシューへの愛情を深めること。
決して不埒なことは考えていないと言えば嘘になる。
それでも、ヴァンと一日交代でシューと愛を深めるのだ。

「……到着」

シューの部屋の前にやってきたのは良いものの…。
彼と愛を深めるということを考えてしまうと頬が赤くなる。
私はいつからこんな女になってしまったのだろうか?
少なくとも…、シューに初めてを捧げて以来だ。

「……ふふッ、今行くぞ?」

私は一息ついてシューの部屋のドアを開けた。
中は暗くカーテンの隙間からはみ出ている月の光に照らされて眠っている彼の顔が映し出される。
彼のベットの近くに来れば膝を床に付けて彼の顔を覗き込む。

「……可愛い寝顔♪」

私はベットに肘をついき頬杖をついた。
彼の額にかかっている髪を書き上げては、そこにキスをした。

「……起きているだろ?」

私は彼の頬を引っ張ってからジト目で彼を見た。
彼はうめき声をあげた後、薄く目を開いた。

「やぁ……ッ、おはよう」
「……おはよう」

私は彼と同じ布団の中に潜り顔を出した。
目の前にはまだ、眠たそうにしている彼の顔。
直視していれば吸い込まれそうになる茶色い瞳。
月の照らされて輝く黒い短めの髪を見ていると女性的に羨ましく思えた。

「……。」
「んッ、どうかしたのかい?」

私の頬に手を添えばがら彼は口を開いた。
彼の問いに私は首を横に振った。

「そう……ッ、そう言えば夜這いなんて俺にけしかけて子供でも作るつもりだった?」
「……ぽッ///」
「そうだったか…でも、一回だけだぞ?」
「……わかってる」

私は瞳を閉じてから彼の唇を奪った。
彼もそれに応えるかのように眼を閉じて口づけを受け入れてくれた。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「……ふぁぁんッ……うんッ……」
「ハァハァッ、ちょッ……これは……」

現在私たちはベットの上で交じり合っている。
私が彼の下になり、彼が私の上で逸物を私の秘部に差し込んで腰を動かしている。
一回一回子宮口を彼の逸物が突くたんびに厭らしい声が口から出てしまう。
正直言って気持ちのいいものだ。

「シュー……あんッ……激し、あうぅッ!!」
「そんな……ことを……言われてもさ?」

彼は私の腰を持って腰を激しく打ち付けてきた。
快楽に負け私は目を見開き、シーツを握りしめて達することを我慢した。

「っぁッ……らめぇッ……激しい……ッ!!」
「そんなに……締め付けられると……ぐぅッ!?」
「ふぁぁぁぁぁッ……ぁぁッ……」

彼は腰を突き上げて私の子宮へと精を勢いよく注ぎ込んでゆく。
お腹の中に彼の暖かなものを注がれて暖かい。

「……ッ……ハァハァ……」
「ハァハァッ……すまん……」
「うぅんッ……大丈夫……」

彼は私の横に倒れてから肩で息をしてゆく。
彼の逸物が私の秘部に刺さったままなので接続部からは白い液体が溢れている。
彼との子ができるのはいつになるだろうか?
そんなことを考えていると彼は膝たちになり私の片足を持ってもう一度腰を打ち付けてきた。

「……ぁうッ!?」
「ハァハァ……もう一発付き合えよ?」
「あッ……い、今は……ダメッ!!」
「うん……何も聞こえない♪」

彼は私の片足を抱きしめつつ腰を激しく打ち付けてきた。
正直言って、息ができない。
快楽で体が敏感になっているためだろうかは開からないが…。

「……ぁぁッ……ぃッ……」
「ハァハァ……ッ、気持ちいい♪」
「……しゅぅ……まッ、ぁんッ……」

彼は問答無用でひたすら私の子宮を突き始める。
こうなってしまえば彼の性欲は収まらない。
かくいう私も彼の性欲に応えるかのように体が快楽に浸されてゆく。

「もう……射精るッ!!」
「……まッ……今はッ!!……うあぁ
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