現時刻は午後の十時頃。
俺はアルバイトを終えてから店長に挨拶をしに向かった。
その後に俺は裏口から出てそのまま駐輪所に止めている自転車の後ろタイヤについているロックを解除する。
「そこのお兄さん?」
「ちょっと良いかニャ?」
「……んッ?」
俺は自転車に跨ってから後ろを振り向く。
そこに居たのは黒髪に綺麗に整った顔、黒の膝丈の短い着物を着た少女。
そして、それとは真逆の白い髪に可愛く整った顔、白の襞丈が短い着物を着た少女。
しかし、この少女たちを人間ではないと主張するものがあった。
彼女たちの後ろでゆらゆら揺れている二尾の尻尾、頭の上にある猫のような耳。
手足は猫のような綺麗に整えられた猫のようなそれ。
間違いない、俺が通う高校の後輩の双子のネコマタだ。
黒い方が百ア月夜(ももさき つきよ)という清楚なイメージの子だ。
白い方は百ア日和(ももさき ひより)という大人しいイメージの子だ。
そして、この双子の共通点が「気まぐれ」である。
因みに「〜ニャ」と言っているのが夜月で、「〜にゃ」が日和だ。
「にゃぁ、先輩?」
「私たちと……」
「な、何だ……」
『にゃふふ〜ッ♪』
彼女たちは微笑みながら何かの札を咥える。
すると突然彼女たちは「ぼわんッ」という音と共に煙に包まれた。
俺は腕で顔を伏せながら目を閉じる。
「うわぁッ!?……な、なんだ?」
『にゃ〜……』
「あ、あれ……月夜と日和は?」
俺は周囲を見渡すとそこには何処にもいない。
そこに居たのは黒い猫と白い猫だった。
まさかと思って俺は自転車から降りてから子猫たちを見る。
「ま、まさか……お前たち……」
『にゃぁ〜♪』
「はぁ〜……家に来ても何もないからな?」
俺は子猫たちを籠に入れてから自転車に跨りペダルを扱ぐ。
彼女たちは二足で立ってから風が気持ちいのだろう「にゃ〜♪」と鳴きながら笑っているような気がした。
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家に到着した俺は自転車を家の車庫に止めてから彼女たちを抱きかかえてから家の玄関に向かった。
片腕で彼女たちを抱いたままポケットから家の鍵を取り出してから玄関を開ける。
そしたら子猫がジャンプして空中で一回転すると「ドロンッ」と音がしたと思ったら彼女たちが元の姿に戻ってから綺麗な着地をしてからお互いを抱きしめてから喜ぶ。
『成功にゃ♪』
「何がだよ……」
微笑んでから夜月と日和が俺の腕に抱きつて来た。
右腕に夜月が抱きつき、左腕には日和が抱きついてきた。
「先輩の腕……固いニャ」
「何を言っているにゃ夜月?これが私たちが望む男性像にゃ」
「そうなのか?」
『そうニャ(にゃ)の(ニャ)にゃ♪』
彼女らはそう言って微笑みながら俺の腕に強く抱きつく。
しかし…俺の腕に抱きついている彼女たちの体温と形を変えながら俺の腕を挟んでいる大きすぎずそれでも小さすぎない胸が俺の視界に入っていた。
彼女らは学園内では人気もあるネコマタ姉妹として有名だ。
「それじゃあ、何か飲みたいものは?」
『先輩のおち○ぽミルク
#9829;』
「おしッ、牛乳だな?」
俺の一言により彼女たちは一瞬固まる。
そして、目尻に涙を溜めながらこう言った。
「ひ、酷いニャ……」
「もう、私たちは立派な大人にゃよ?」
「俺からしては合法ロリだ」
『子どもじゃにゃ(ニャ)いもんッ!!』
彼女らは俺から離れてから爪を伸ばしながら威嚇をするのだった。
身長が155しかない彼女らに威嚇されても怖いと思えない。
むしろ可愛いと思えるのだ。
「ニャぁ、先輩?」
「どうかしたのか夜月?」
夜月が俺に近づいてから頬を赤くしながら俺を見上げてきた。
そしたら…。
「……んッ」
「……ッ!?」
夜月は突然俺にキスをしてからそのまま押し倒してきた。
「あぁ〜ッ、ズルいにゃよ夜月ッ?!」
日和が俺のズボンにしがみ付いてから頬を膨らませながら言った。
「ふぅッ……良いじゃニャいか日和?一緒に……」
「そ、そうにゃね……一緒に……」
『気持ちよくにゃ(ニャ)ろう先輩
#9829;』
彼女たちは何かの札を数枚投げてから着物を脱ぎ始めた。
すると、そのまま「ぷるんッ」と美乳を揺らしながら一糸纏わぬ姿になった。
そんなものをみえられた俺は顔を真っ赤にしながら息をのむ。
「あぁ、先輩のズボンにテントが
#9829;」
「本当かニャ?どれどれ……」
「や、やめ……ろ……」
俺は段々眠気が襲ってきてそのまま意識が途絶えてしまった。
もう、俺は彼女たちの思うがままになってしまったのである。
〜now loading…〜
私こと百ア夜月と妹である双子の日和は先輩が眠りに落ちたのを見てから怪しく微笑むニャ。
それから私たちは先輩のズボンをパンツごと脱ぎ捨てることにしたニャ。
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