『いいかい?君は大天使サリエル様から日本を救うように言われた天使なんだ』
『天使ってなに?私は人間じゃないの?』
『別名はエンジェルとも呼ばれる。名前や意味は同じだけどね?』
『私はエンジェル…天使…それが私の名前なの?』
『それは君たちの総称だ。君の名前は…』
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また同じ夢を見た…私の過去や記憶を知る一つの手がかりでもある夢。
私の名前はサクラというエンジェルなんだそうだ。
私はカッターシャツの下に下着と言ったエンジェルらしからぬ服装で寝るのが日課となっている。
「おーいッ!!いつまで寝てるんだ!?朝ご飯ができたぞ?」
「今行くよ!!ちょっと待っててね?」
私は下の階から聞こえる声に返事をしてからショートパンツをはいてカッターシャツからTシャツに着替えてから黒いロングコートを着た後に黒い膝まであるアメリカ軍の軍靴を履いてから下に降りる。
「おはようサクラ」
「おはよう大天使サリエル」
「俺はサリエルじゃないがな?何度も言ってるだろ?」
「ごめんねオガさん」
「まったく…座って待ってな?」
今私の頭を撫でた後にキッチンに向かってから朝ご飯をお皿に持っているのは私の父親代わりの―本名は忘れた―オガという男性である。
それから彼はお皿に盛った二人分のハムエッグとサラダをリビングにあるテーブルに置いていく。
「「いただきます」」
「はむッ…もぐもぐ…うん、やっぱりオガさんの料理はおいしいよ?」
「そうか…有難うな?朝ご飯を食べた後はお前の特訓な?」
「わかった。次は負けないからね?」
「かってに言ってな?」
オガは意地悪だけども何でか憎めない優しい人間だ。
そして私は二人分のお皿をキッチンに運んだ後に私は自分の部屋に戻ってから私は刀身が白い刀を持ってから私は二階の窓から飛び降りる。
「相変わらずだな?窓には防犯用の結界を張っているから良いんだがな?」
「ごめんね?そえじゃあはじめようよ?」
「あぁ、そうだな…それじゃあ戦闘開始だ」
するとオガは手を空に向けてから100m範囲の結界を張った後に人形―彼が作ったもの―を起動させる。
オガは元は日本の元特殊部隊の一員だったらしい。
「いくよッ!?」
「いつでもやってやれ。次は勝てよ?」
―戦闘開始 サクラLv:5HP150/150 訓練用人形Lv:??HP???/???―
私は木刀を水平に構えてから一瞬にして人形の元に行く。
これは私の特技の一つの“瞬間移動走行(テレポートダッシュ)”という戦闘向けの特技だ。
そして私は人形を斬った。
―サクラの攻撃 訓練用人形に10のダメージ―
―訓練用人形の攻撃 様子を見ている―
「良い太刀筋だな?褒めてやる。次は防御に移ろう」
「わかった。それじゃあ…」
「あぁ、防ぐか回避をしろよ?」
そういった瞬間試験用人形の腕が大剣に代わって私に襲い掛かる。
そして私は人形の斜めからの攻撃を回避する。
―試験用人形の攻撃 ミス!!サクラに攻撃が届かなかった…―
そして私は人形の後ろに回り込んで攻撃をする。
―サクラの攻撃 試験用人形に10のダメージ―
―試験用人形は倒れた―
―サクラは120の経験値を手に入れた…次のレベルまで380/500―
「これで訓練は終了だな?そしたら今から他の者と合流してブリーフィングをするからな?」
「わかった。準備してくるから待っててね?」
そして私は二階にある私の部屋まで飛んでいく。
そして窓を閉めてから私は黒いロングコートを着てから下に降りる。
「これを飲まなきゃ私の一日は始まらない」
―サクラは回復薬を1個手に入れた―
そして私は玄関を出た後に鍵を閉めてからオガの元に行く。
「(オガはどうやら外にいるらしい)」
そして私は外に向かうことにした為に私は蒼空に開いている穴を飛んで抜ける。
ー旧日本 九州ポイントー
ここはオガの住んでいた家があった場所でそこには塀や壊れた民家やビルが見えオガがその壊れた民家にいた。
「準備はできたのか?」
「うん。それじゃあ行こうよ」
「あぁ、その前に周りにいる敵を排除しておいてくれないか?そうしないと走れないから」
「わかった。待っててね?」
「あぁ、いってらっしゃい」
<ミッション 周囲の敵の排除>
私は白い刀を腰にある鞘から抜いてから私は刀を構えながら歩く。
敵はどうやら偵察タイプの教団が作った兵器だ。
そして私は先制攻撃をかけることにした。
―戦闘開始 サクラLv:5HP560/560 ドッグLv:3HP450/450×3―
私は刀を正面に構えてから息を整えて敵を斬る。
―サクラの攻撃 ドッグAに90のダメージ ドッグAHP360/450―
―ドッグAの攻
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