「.......ユウ、違う。もっとゆっくり...」
「ん、わかった....んむっ...」
エストレアと優樹に縛られて、何故か性行為をやられている哀れな男......。
....即ち俺は、この最高の快楽という名の地獄から抜け出さないといけない。
何故か?簡単だ。枯れる。ナニかが枯れてしまうからだ。
だが、止めてくれ、と。叫ぶ事は出来ない。
こちらも簡単な理由だ。
「んーーーー!!!んんー!?」
口の中に、布(?)のような物を詰められているから。簡単だったろ?
「...カズトは、こーいうのが好き...ちゅっ、んはぁ...れろ...」
そう言って、肉棒に舌を絡めるエストレア。それを見た優樹は。
「じゃあ....こんなのは...?....れろっ、んん」
その小さくて赤い舌で、俺の肉棒を這い回すように舐める。
両側から送られてくる別々の刺激が、今まで味わった事の無い快楽を生み出す。
これは...ヤバいぞ....!!こんなんじゃ....もう...!!
「きゃ!?」「....ひぁ!?」
いきなり放たれた俺の白濁を浴びて、小さな悲鳴を上げる二人。
そして、その白濁を。
「ん.....顔についてる....れろ..」
優樹の頬についた精液を舐め取るエストレア。舐められた優樹は。
「ん、ありがと」と、礼を告げている。...そこは違う反応しなさい。
「....ユウ...。次は...」
そう言って、戸惑ったように腰を浮かせるエストレア。
そして、その腰を俺の上へ落とそうとして....止まる。
「....私が先で、良い....?」
優樹に訊くエストレア。すると優樹は、「いいよ?」と、答える。
「ありがと、ぅ..んぁ..あっ...っ!?」
okが出るなり、俺を体へと受け入れるエストレア。だが今回は、いつものように激しく動かない。
ゆっくりと....体を前後に動かすだけだ。
「んっ....ぁ..んっ...ぁ..カズ....ト...んっ..」
縛られて身動きが出来ない俺を、抱き枕のように抱きしめて動くエストレア。
丁度、俺の胸板辺りに顔を押し付けているカンジだな。
「ほんと、にっ....はいっ、て、る..の.?.んぁ..」
その後ろでは、俺とエストレアの結合部を見ながら自慰をする優樹がいて、妙に恥ずかしい。
優樹も恥ずかしいのは同じなのか、なんか赤面してるし、足も内股気味になっている。
「ユウもっ...ぁ.っ、すぐに..気持ち、良く..んぁ!?なれ..る、か...らっ、ぁ.」
エストレアが優樹に語りかけるが、返答は無い。
その代わりに聞こえるのは、優樹の澄んだ鈴のような喘ぎだけ。
「んっ....ぁ..ひゃ、ん..ぁっ!?ん..ん!」
「カズ、ト..ぁ...おっきぃ...ん、はぁ...!?」
二人の喘ぎがBGMのように、サラウンドで聞こえ、それと共に強くなる快楽。
「ぁ!?カ、ズト...っ!!んぁ..も、ぅ...ぁ..」
腰をくねらせて、激しい腰使いに変わるエストレア。それに伴い、エストレアが俺を抱きしめる力も強く変わっていく。
激しく、早く、腰は動く。そして_________。
一際強く腰がぶつかり合い、肉棒が肉を掻き分ける感覚と共にぶつかる、膣の最奥。
そこにぶつかった瞬間、エストレアが俺を抱きしめる力を強め、同時に肉壁も強くしまった。
そして放たれる、俺の白濁。
「ひゃ、ぁあ、んぁっんん〜♪ぁ、あっ、んぁ!?あつ、い...!?」
大量の精液は、子宮内を満たし、溢れ、地に落ちる。
「ぁ...凄、い..」
それを見て、優樹が呟く。だが、無理もない。
流石にこの量は、俺も多過ぎると思うし...。こんな量を中に出しても良かったのだろうか...?
「ん...はぁ....ぁ...はぁ....次、は....ユウの、番....だ、よ...んっ」
そう言って、結合部を離していくエストレア。そして。
どさり。 そんな音を立てて、倒れこむ。
「後...は、っ....頑張って、ユ、ウ...」
そう言って、瞼を閉じる。恐らくだが、疲れて眠ってしまったのだろう。
性交に関しては、かなり体力無いみたいだしなぁ...エストレアって。
て、言うか。
まだヤらないといけないのかよ....。
〜続く〜
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