お菓子をください、お姉さん!

「トリックオアトリート!」子供達

「へいへい了解了解。」大人達

さあ、今宵はハロウィン。楽しいお祭りさあ遊ぼう。ハロウィンは異国の風習だが、最近では定着してきたお祭りだ。しかし血糊などは、マナーを守って使おう。子供達は大人達の家を回ってたくさんのお菓子を貰う。そこでの決まり文句はトリックオアトリート。お菓子をくれないと、イタズラしちゃうぞ。という意味だ。イタズラと聞いてナニを想像したそこのあなた。変態ですよ?作者もだが。

「へへ!いっぱいもらっちゃった!」直也

「僕も!」

「私も!」

「俺も!」

「俺がガンダムだ!」

吸血鬼の格好の少年。名前は 浅谷 直也 せいいっぱいの仮装をして、いっぱいのお菓子を貰ったようだ
顔はとても良い笑顔だ。

「直也。帰らないの?」

「うん!もっと回って、お菓子貰ってくる!」直也

「おばちゃんに伝えとくね〜」

「また明日〜」

「おう!バイバーイ!」直也

どうやらまだ回る気のようだ。たくさん頂き、食べ尽くすようだ。虫歯や腹痛に警戒しなくてはいけない。

「へへ、さあどこに行こうかな〜」直也

説明すると、家にハロウィンの飾りがあるとその家はハロウィンのイベントに参加しているという意味なのだ。だから、そこら辺の家にトリックオアトリート!などと言ってはいけないぞ。作者との約束だ。

※地域によって差があります。

「あっ。あそこにみっけ!」直也

どうやら、獲物を見つけたようだ。すごい良い笑顔で、近づいていく。

「こんばんはー」直也

その家は、少し妖しい雰囲気を漂わせていた。なんだか体が昂るというか、ムズムズするというか。不思議な感じだった。


それもそのはず。


「はいはい〜」

「わっ・・・」直也

「あら?可愛い吸血鬼さん♪なんのご用かしら?」

「あ・・・あ・・・」直也

サキュバスの家だ。


胸をたゆたゆ揺らし、妖艶な服を着て、甘い香りを漂わせて、なによりもエッチな格好で。そんな状態で彼女は出てきた。

「ん?どうしたの?」

「あ・・・と・・・トリックオアトリート・・・!」直也

「あらあら♪今日はハロウィンだもんね♪可愛い吸血鬼さん♪」

「はひ・・・」直也

直也はドキドキしてしまう。綺麗なお姉さんの笑顔に悩殺されてしまっているようだ。


「まあ上がって♪」

「へ」直也

「お話もしたいし♪ねっ可愛いぼうや♪」

「は、はい・・・」直也

言われるがままに家に上がる直也。ホイホイとついていって良いのだろうか?


〜家〜



「お姉さんの名前は ミル 君は?」ミル

「あっ・・・直也・・・です・・・」直也

「ふ〜ん。可愛い♪」ミル

「・・・・(ううっ・・・恥ずかしい・・・)」直也

「けどねえ・・・困ったわ・・・」ミル

「え?」直也

「お菓子がないのよ〜。こんなに可愛いくて、ちょっぴりこわ〜いぼうやに迫られてるのに・・・」ミル

「え・・・あ、じゃあ僕いらないですよ・・・?」直也

「そう〜?ごめんね直也くん。」ミル

「じゃ、じゃあ僕はこれで・・・」直也

瞬間。

「待って。直也くん。」ミル

「へ」直也

「お姉さんは、お菓子をあげてないのよ?」ミル

ゆっくりミルが立ち上がって、近づいてくる。

「え・・・?」直也

「だからあ・・・」ミル

「ひゃ・・・」直也

直也の耳元に甘ったるい香りのするミルの顔が接近してきた。









「お姉さんに・・・・い〜っぱい・・・・イタズラして?」









「!!!!!!!!!!!!!!!」直也


直也はパクパクと金魚のように口を開いたり、閉じたりする。そして顔は、真っ赤か。熟れたリンゴのようだ。



「お姉さんは悪いことをしたのよ・・・?」ミル

「で、でも・・・」直也

「お姉さんにイタズラ・・・してもいいのよ・・・?」ミル

「ひうっ・・・」直也

「クスッ・・・震えちゃって・・・吸血鬼さんがサキュバスに弄ばれるなんて可愛い・・・♪」ミル

「ぼ、僕はイタズラする気なんて・・・」直也

「いいの・・・ほらっ・・・おっぱい触ってみて・・・」ミル


ブルンッ!


「あ・・・あ・・・」直也

「さっ・・・おいで♪た〜っぷりとイタズラして?」ミル


胸をたゆたゆ揺らし、誘惑するミル。少年は歩を進める。頭ではダメだと分かっていても。ゆっくりと近づいていく。



プニュッ・・・

「やん♪」ミル

「わっ・・・あっ・・・柔らかい・・・」直也

「もっと強く触ってみて・・・♪」ミル

「・・・!・・・!すごい・・・」直也

「くすぐったい♪とってもいやらしい触りかたね♪」ミル

「・・・・カプッ」直也

「やん♪」ミル

直也は、ミルの胸に吸い付いた。まるで赤子のよ
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