昔々あるところにショタと女性が暮らしておりました。ショタは親がおりません。しかし、近所に住む心優しき女性に、親変わりになってもらっております。女性は時には厳しく、時にはとても優しく。しっかりとしていて立派なおなごです。今日はショタが何かを売るようです。
「お姉ちゃん。今日は笠を売りにいくね。」ショタ
「うん?じゃあ寒いから手袋もしていきなさい。それと森を通る時はグリズリーやアルラウネに気をつけてね。」姉
「うん!頑張る!」ショタ
「いってらっしゃい♪頑張ってね♪」姉
おや、どうやら町の方へ行き、笠を売るようです。初めてのお使い(売る側)の始まりです。
〜道中〜
「よいしょ・・・よいしょ・・・ん?」ショタ
ショタは何かを見つけたようです。
「お地蔵様・・・?」ショタ
お地蔵様を見つけたようです。しかし、ショタは疑問に思いました。今までここにはいなかったハズなのです。
「うーん?不思議だなあ。とりあえず町の方へ急ごう。」ショタ
気にもとめていないようです。
〜売り場〜
「笠です!買ってくださ〜い!」ショタ
ショタは必死に叫びます。
「あら可愛いぼうや・・・ぼうやをくれない?」サキュバス
ありゃまあ。妖艶なお姉さんが寄ってきてしまいます。
「ごめんなさい。僕はお姉ちゃんがいます!」ショタ
「そうなのね・・・笠一つ頂くわ・・・はいお金。お釣りはいらないわ。」サキュバス
「ええ!?こんなに頂けません!」ショタ
なんとサキュバスさんは十二分ともいえる大金を渡してきたのです。
「別にいいわよ。お姉ちゃんと仲良くね♪」サキュバス
「は・・・はい!」ショタ
優しい世界です。サキュバスさんは笠を一つ持って帰っていきます。
「早く帰ろう。お姉ちゃんも喜ぶぞ!」ショタ
ショタは残った笠をとっとと片付け、家へ向かいます。
〜道中〜
「あっ雪・・・」ショタ
寒いハズです。急に雪が降ってきたのですから。ショタは笠を被り、急いで家へ向かいます。
「あれ・・・?」ショタ
ショタはまた何かを見つけたようです。
「お地蔵様・・・増えてる・・・?」ショタ
なんとお地蔵様が増えているのです。初めは一人のはずが今は五人。
「あっ雪が積もってる・・・笠あげよう・・・」ショタ
ショタは雪をはらって、お地蔵様達に余った笠をあげようとしています。なんと優しいのでしょうか。
「一つ・・・」ショタ
「アリガタヤ
#183;
#183;
#183;」
「二つ・・・」ショタ
「タスカッタ
#183;
#183;
#183;」
「三つ・・・」ショタ
「ハラヘッタ
#183;
#183;
#183;」
「四つ・・・」ショタ
「カワイイナ
#183;
#183;
#183;」
「いつ・・・あれ。もうない。」ショタ
「ファッ!?」
「仕方ない。僕のだけどごめんなさい。」ショタ
「エエコヤ
#183;
#183;
#183;」
ショタは雪に濡れないように頭を手で隠し、急いで家へ戻ります。
「なあなあ。あの子どうする?」?
「食べちゃお♪」?
「ガーゴイルのアタシらにこんな優しいなんてなあ・・・」?
「ハラヘッタ・・・」?
「・・・・お礼する」?
何者なのでしょうか?
〜家〜
「ねえねえお姉ちゃん。僕今日は良い子だった?」ショタ
「ええ。とっても・・・」姉
「お姉ちゃん。膝痛くない?」ショタ
「大丈夫よ。ショタ君にならいくらでも膝枕してあげられるわ。」姉
「えへへ・・・」ショタ
「ショタ君・・・さみしくない・・・?私だけで・・・」姉
「ううん。僕お姉ちゃんがいるからさみしくないよ。お姉ちゃん大好きだし!」ショタ
「そっか・・・そっか・・・」姉
切ないです。あまりにも。幸せになってほしいことです。
そのときでした。
コンコン
「え?」ショタ
「誰かしら・・・?」姉
「夜分遅くすみません。私は旅人なのですか、今日泊まる場所がありません。一晩で良いのです。どうか泊めて頂けませんか。」?
「あら。女性かしら?」姉
「お姉ちゃん。可哀想だよ入れてあげよ。」ショタ
声は女性です。しかし・・・
「うん。そうだね。」姉
「どうぞ。」ショタ
見た目は分かりません・・・
「ありがとう・・・」
「「「「ございまーす!」」」」
「きゃあ!」姉
「わわっ!?」ショタ
「やあやあ今晩は」ガーゴイル1
「お泊め頂き♪」ガーゴイル2
「感」ガーゴイル3
「ハラヘッ
#183;
#183;
#183;謝」ガーゴイル4
「です・・・・」ガーゴイル5
うわーなんということでしょうかーたいりょうのがーごいるだー(棒)
以下 ガー
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