雨が降る日。
彼女はいつもそこにいた。
帰り道の途中にある公園で、彼女は雨を浴びながら駆け回っていた。
だって彼女は人間じゃないから。
蛙の子なのだから。
二ヶ月くらい前から彼女はボロボロの布を着てその公園で駆け回っていた。
僕は初めて彼女を見たとき、魅了されてしまった。
彼女のしっとりと濡れた髪、艶々と輝く肌、そして可愛らしい大きな目に。
一目惚れである。
それ以来僕はこっそりと木の陰から彼女を眺めていた。
彼女は公園中を無邪気に駆け回ることもあれば、寝転がって雨を浴びるだけのときもあった。
何度も声をかけようか迷ったが、声をかける勇気を振り絞ることはできなかった。
僕はいつも彼女を隠れて見ていた。
それだけで十分だった。
その日も僕は雨の中、傘を差して歩いていた。
公園の方を見てみると彼女はいなかった。
雨の日には毎日欠かさず来ていたはずなのだが…
僕は少し粘ろうと思い、隠れ場所に向かった。
そのとき。
ぴとっ
「うわぁぁ!」
首筋にひんやりとしたものが当たる。
振り返ると彼女がいた。
「……ねぇ、雨宿りさせてくれない?」
彼女はからからと……けろけろと笑った。
何ということだ。
彼女が僕の部屋にいる。
普段この部屋で生活しているはずなのに、なんだか他人の部屋に来てしまったような気まずさを感じる。
「名前は?」
「えぅ、あぁ、○○○○○○です」
「へぇ……私はノア」
「ノア…さん」
「ノアでいいよ」
ノアは僕が何も言わない内に僕のベッドに座り、さらに何故か僕に隣に座るように勧めてきた。
あれ?ここ僕の部屋だよね?
「○○○くんはさぁ、いつから私のこと見てたの?」
あぁ、やっぱりバレていたか。
そうでないとこんなことにはならないもんなぁ…
「ねぇ、○○○くん。別に怒ってるわけじゃないよ?むしろ謝りたいくらい」
「どういうこと?」
「多分初めてあの公園に来たとき、○○○くんがこっち見てたのに気づいたんだよね……で、その、何というか……一目惚れ」
ノアは頬を赤らめる。
「で、その後も雨の日は毎日来てたのは知ってたけども意地悪して見ない振りしてた。ずっと木に隠れている○○○くんが可愛くてさ」
恥ずかしい。
馬鹿みたいだ。今すぐ死んでしまいたい。滑稽極まりない。
「……嬉しかった。あんまり人に好かれたことなくてさ。あんなに私のこと見てくれるなんて」
「そりゃあ君が……可愛いから」
最後の方はもそもそとしてしまう。もっとはっきり言ってしまえ!○○○!
「ありがと」
ノアは僕にキスする。
いきなりだった。ノアの冷たい唇が僕の唇を塞ぐ。ノアの長い舌が僕の口の中を弄る。
「んっんん」
激しい。キスとはこんなに激しいものなのだろうか。段々と頭がぼーっとしてくる。
冷たい舌がニュルニュルと蠢く。
「ちゅぷ、んっんっ」
ノアはそのまま僕をベッドへ押し倒す。僕の上にノアが乗る。
「ぷはぁ、○○○くんの口あったかぁい
#9829;」
ノアはボロ切れを脱ぐ。艶々の裸体が現れる。
綺麗だ。
そのままノアに手を引かれ、程良い大きさの乳房に触れる。
やはりひんやりとしていて、少しぬめぬめとしている。
「んっ
#9829;もっと
#9829;おねがいぃ
#9829;」
僕は両手でノアの両の乳房を優しく揉む。少し手を動かす度にビクビクとノアは痙攣する。
「あぁん
#9829;いい、よ
#9829;気持ちいい
#9829;」
痙攣しながらもノアは僕のズボンと下着を下ろし、ソレを握って上下に動かす。とても滑りがよくて気持ちいい。
「うっ!」
「いつでもいいよ
#9829;射精してっ!」
ピュルル、と精液が発射される。ノアはそれを手で受け止めた。
「はぁ
#9829;濃いぃ
#9829;ちゅるる
#9829;んっ、おいひい
#9829;」
手のひらにのっている精液をすすり、ゴクリと飲み干すノアを見て、僕は興奮してしまう。
僕の精子をノアが飲んでいる。そう思うだけで僕のソレはまた固くなる。
「じゃあ…次は」
ノアは濡れたアソコを指で開く。
「本番……ん」
ゆっくりと割れ目にソレを挿入していく。
やっぱり膣内もひんやりとしている。すぐにイってしまいそうだ。
「あああ!い、いい!」
全部を入れ終わると、割れ目から血が伝う。
「はぁ、はぁ、初めてだよ
#9829;」
そのままノアは跳ねる。
「ずっと、こうしたかった
#9829;最初に見たときからずうっと!可愛くて私の好みだった
#9829;」
肌のぶつかり合う音と、湿った音に紛れてノアの声が聞こえてくる。
「だから!だからぁ
#9829;今、すっごくしあわせなのぉ
#9829;」
ノアは涙を流しながら跳ね続ける
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