勝負の女神はどちらに微笑む?

 とある中学校の放課後。

「ねぇねぇ、今日もシよ
#9829;」

「えー今日も?」

 オークのスプタは、恋人の敦佳(あつよし)に絡みつく。年の割に豊満な胸がぷにりと押し付けられる。薄手のTシャツから感じられる柔らかさは彼を少なからず興奮させる。

「いいじゃんいいじゃん
#9829;一緒にヤろうよ〜
#9829;あっくんもヤりたいでしょ?」

「まぁ……」

「じゃあ今日はスプタの家でシよっ
#9829;」

「わかった」

■■■■

 このカップルが放課後に寄るのはいつもどちらかの家だった。しかし、親が遅く帰ってくることの多いスプタの家で集まる方が多いのだった。
 漂う甘いにおいと部屋を覆うピンクの色に敦佳の心臓は毎回高鳴るのだった。

「ベッド座っててー今準備するから」

 そう言われて彼は大人しく座る。何度来ても慣れない恋人の部屋の空気にそわそわと落ち着きがない。下着の中で自らの性器が固くなるのを感じていた。

「はぁーい。準備できたーヤろ! スマブラ!」

 テレビとニンテンドースイッチを接続し終えたスプタはコントローラーを渡す。

「今日は何使うー?」

「今日はリンクかなー」

「じゃあ、私はパックマン使おうかなぁ」

 スプタも隣に座り、コントローラーを構える。
 ルールはストック3、アイテムなしの終点。
 勝負が始まった。

「えいっ! えいっ!」

 お互い、飛び道具を駆使しつつ、徐々にダメージをためていく。
 だが、優勢なのは敦佳の方だった。
 ブーメランの戻りをうまく当てて妨害しつつ、矢や爆弾でダメージを稼いでいく。堅実な戦いであった。
 まずは1ストック敦佳が奪い、その後、スプタが前ストックでためていた%で彼のストックを奪う。しかし、その後は一方的な試合運びとなり、あっという間にスプタの残り2ストックも散っていった。

「あーん負けちゃったー!」

 スプタは体をベッドに投げ出し、悔しそうに身をよじった。服がずり上がり、ブラがちらりと見える。

「やっぱすごいなーあっくんは。私少し前までは負け知らずだったのになー」

 彼女の手が、ホットパンツの下へと潜り込んでいく。

「んっ……
#9829;やだっ
#9829;止まんないっ
#9829;」

 自慰を始めてしまった恋人から目を離せなかった。呼吸が荒くなり、同世代に比べて豊満な胸が上下する。ピクリと時折痙攣し、甘く息を吐く。

「うぅぅん
#9829;あっくん
#9829;」

「スプタ……」

 いつの間にか、寝転がる彼女の上に覆いかぶさるようにしていた。
 そして唇に貪るように吸い付いた。

「んちゅ……
#9829;ちゅ……
#9829;」

「ちゅく
#9829;れろ
#9829;」

 敦佳のそれは拙いキスだったが、付き合い始めたころから教え込まれある程度は上達していた。しかし、それを補うようにスプタは巧く舌と唇を迎え入れる。それは中学生というにはあまりに淫卑な行為だった。

「ねぇ、脱がし合いっこ、しよ
#9829;」

 何も言わず首を縦に振る敦佳。起き上がって万歳をするスプタのTシャツを脱がせる。そして、抱き着くようにして背中のブラのホックを外す。高い彼女の体温が感じられる。

「あはは
#9829;乳首も勃っちゃってるね
#9829;」

 彼女の言う通り、桃色の肌に薄い色素を持った乳首がツンとそそり立っていた。敦佳の胸の高鳴りが限界に達する。

「ねぇ、好きにしていいんだよ
#9829;負け犬の私はあっくんの景品
#9829;だから好きに舐めたり齧ったり犯したりしていいんだよ
#9829;」

 敦佳は舌を伸ばし、乳首を転がす。

「好きっ
#9829;好きっ
#9829;スプタ
#9829;ぷちゅ
#9829;れろれろ
#9829;」

 その姿は乳を吸う赤ん坊のようで、スプタの目には愛らしく見えた。

「んっ
#9829;はぁ
#9829;もっとぉ
#9829;もっと強くしてぇ
#9829;」

「はぁ
#9829;ん
#9829;あむっ
#9829;ちゅうぅぅぅっ
#9829;」

 二人は絡み合いつつも服を脱がしあい、お互いに生まれたままの姿になった。

「……うっ
#9829;はぁ
#9829;はぁ
#9829;スプタ
#9829;後ろ向いて
#9829;」

「はぁい
#9829;」

 いつものように、四つん這いで後ろを向き、大きな尻を向けるスプタ。こちらを向いた性器はもう十分に濡れそぼっていた。

「挿入れるね……」

 にゅぷぷ……
 熱く煮えたぎった粘膜に包まれて、敦佳の性器は思わず射精しそうになる。

「まだだめぇ
#9829;もっと気持ちよくしてぇ
#9829;」

 寸でのところでとどまり、抽送を始
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