右左(百合&ふたなり)

「暇だねーデクシアちゃん」
         「暇ですね…アリスちゃん」
 コノメは今大学にいる。
 その間のあたし達には特にこれといってやることがないのだ。
「デクシアちゃん」     「アリスちゃん」
「どうぞ、お先に」    「どうぞ、お先に」
「……………」        「……………」
 ありゃ?
 …………何話そうとしたか忘れちゃった。
 忘れてしまったのなら、それだけどうでも良かったことなのだろうけども…………
 しかし、そんな話題でも暇つぶしにはなっただろうに……もったいないなぁ。
「……………はぁ」
 なんか子宮のあたりが寂しい。
 物足りない。
「ひま〜」
 こうして考えると、やっぱりコノメおにーちゃんとのセックスってすごく楽しいんだってことがわかる。
「うーん」
 いや、そうじゃないなぁ───
「……………」
 コノメおにーちゃんと一緒にいること自体がきっと楽しいんだろう。
 あの人が近くにいる時、こんなに寂しいって感じたことないんだから。
「デクシアちゃん」     「アリスちゃん」
「あぁ……」         「うぅん……」
 またタイミングが被ってしまう。
 どうしようなぁ……
         「……ねぇ、アリスちゃん」
「ん?」
    「何か……楽しいことってないかな?」
「そうだなー………」
 何もないよなー………
「んー」
 ふと、彼女の方に目を遣ると。
「………………ぉ」
 いつの間にか姿勢を変え、前屈みになってあたしの方を見ていることに気がついた。
 その結果、えぇと………
                   「?」
 デクシアちゃんは気がついていない。
 服がだぼだぼすぎて胸が見えてしまっていることに。
 そういえばノーブラだったっけ………
「い、いや、なんでもないよ」
 彼女は首を傾げる。
 するとその振動で大きめな胸がプルンと揺れる。
 プルンって………まるでプリンか何かのように揺れる。
「………………ゴクリ」
 つい、じっと見てしまいそうになるが、慌てて目をそらす。
 うわぁ………寂しいどころか普通にムラムラしてちゃったぞ………
 エロいなぁ……デクシアちゃんエロいなぁ……おっぱい柔らかそうだし、乳首ピンクでめっちゃ可愛いし………
「ね、ねぇ、デクシアちゃん」
                「なぁに?」
 彼女が近づいてくる。
 おにーちゃんがいないと結構グイグイくるのだ、この娘は。
 おかげでさらにはっきりと見えるようになってしまう。
 もう、限界っ───

「えいっ!」

 あたしはデクシアちゃんの長い前髪を捲り上げる。
     「ひゃんっ!あ、アリスちゃんっ!」
 ばっちり眼が合う。
「ご、ごめん、デクシアちゃん………」
 眼と眼が合えば………あたしは発動することができる。
 魔法を。

「ちょっとだけ……レイプさせて
#9829;」


「あ、あぁアリスちゃぁぁ…ん
#9829;や、やめてよぉぉ
#9829;」
「ちゅっ
#9829;ちゅっ
#9829;ちゅっ
#9829;ちゅくっ
#9829;」
 ちゃんとした合意の上での行為ではないので、きっとこれはレイプになるのだろう。
 厳密に言えばレイプどころかセックスすら成立しなくなってしまうのだけれども……あたし達の場合は。
   「や、やだよぉ
#9829;アリスちゃん
#9829;んっ
#9829;」
「ちろ
#9829;れろっ
#9829;ぷちゅっ」
 デクシアちゃんのゆるゆるな服を脱がし、あたしはその豊満な胸にしゃぶりつく。
「ちゅっ
#9829;はぁ
#9829;デクシアちゃんのおっぱい
#9829;おいひいよぉ
#9829;」
 人肌の味しかしていないはずなのだが………それでもすごく愛おしい味に感じてしまう。
 赤ん坊みたいに貪ってしまう。
「ちゅっ
#9829;ちゅっ
#9829;もし将来さ
#9829;ここからミルクが出るようになったらさ
#9829;ぷちゅっ
#9829;あたしにも飲ませて欲しいなぁ
#9829;」
「うゃぅ
#9829;あ、あげるからぁ
#9829;な、なめるのやめてよぉ
#9829;」
 ふふふ、デクシアちゃんのおっぱいの予約Getしちゃった
#9829;
 コノメおにーちゃんの赤ちゃんができた時に───って、そこまで待たなくてもいいじゃん。
「ねぇ、デクシアちゃんって物質創造の魔法を使えるんだよね?」
         「う、うん、そうだけども」
「じゃあさ……」
 眼を合わせ、彼女に命令を与える。
           「っ!え?な、なに?」
「あ、成功したみたいだね?なんかちょっと張ってきたよ
#9829;」
       「な、なんか……あついよぉ
#9829;」

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