説明をしよう!。後編

これはすっごいと言ってもいい。
こんなのを作れる、
出来るお人なんてなんてあたしは幸せでしょうか!。
こんなお方を傷つけるなんて、なんて強引な方々でしょうか!。
このお方が、あたしの旦那様ですって言える日がくるんだ〜。
ですが、引き篭もるならあたしも一緒にさせて頂きますよ。

「そういえば、あなたのお名前を聞いておりませんね。」

なんだよ。
ゴーレムがなにを言ってんだよ。
いや、ゴーストかな?。
まっどっちでもいいや。
それにしても、
なんであたしはユウタ様に名前を言うのを
忘れていたのですか。
こっちで後悔しますの。

「レインって言います。」

言うとメイドさんが
あたしのほうをしっかりと見て告げる。

「ルルコと申します。どうか、よろしくお願いします。」

どうかってことは、あたしは公認されたのでしょうか?。
よくは解りませんが、いい様に思っておきます!。

「あたしこそ、よろしくです!。」

すっと本を渡された。
下とでかでかと書いている。
あたしはすぐに本を開いた。
また、あの不思議な情景が見えてきた。








「やっと、笑いましたね。」

ここ最近あの方は暗い顔ばかりしていました。
さて、この家ともお別れですね?。
たくさんの罠を仕掛けましょう。
たくさんの犠牲を向こうから、出して頂きましょう。
たくさんの死人を出して頂きます。
我らの主を傷つけた罪は重いですよ。

「できたー!!。」

さて、荷造りが出来たらしいです。
はやくこちらも仕上げましょう。
残酷でおぞましい罠の数々を御作り致しましょう。
容赦なく行きます。



「こことこことここも書いて〜魔法陣。」

楽しげに歌いながら、描いていく。
つぎつぎと形が出来ていく。
迷いなく描いていく。

「記号を書いて移動陣。」

本当に楽しそうです。
この方は、魔法を学ぶために生まれたと思うぐらいに
すらすらと吸収していく。
好きこそ得意であれ。とよく思います。

「世界を飛び出せ魔法陣!。」

ですが、部屋に引きこもって点滴と保存食料で過ごすお方です。
スープや野菜ジュースもお飲みします。
こちらは心配しているのに全然知らないのですよ。
まぁ、勢いに任せて外に連れ出したり、
ハリセンやフライパンを持って脅しにでたりと大変でした。
扉を蹴ったり、殴ったりで強引に破るのにだって、
とっても疲れるのです。
主に中心的に精神的にきます。
それでも、この方に仕えているわけですが。
ふふ、可愛いお方です。

「出来たぞ!」

見よ!この出来を!。
を言わんばかりに私に見せ付けています。
愛すべきは、馬鹿ともいいますが、この方には才能があります。
魔法陣は呼吸をしてる如くな光。
プリズムな光。
今までに虹の魔法陣なんて聞いたことがありません。
この方はつくるほうがお得意です。
魔具士とかゴーレム技師もその類です。

「さ!早く行くぞ!」

こうでなくては、いけませんね?。
本当に、この方に出会えてよかったです。

「はい。」

私は楽しくそんな生活を送っております。





読み終わると告げられる。

「おれたちは、別の世界の住人なんだ。」

言われるとなにかに諦めた顔になる。
置いていかれるのは嫌です。
帰るところもないのに嫌です。

「でだ!。おれたちの助けをしてくれない?。
嫌ならいいけどさぁ。」

そんなの、当然です。
もちろんします。
こくこくと縦にふる。

「サンキュ!。じゃ、レッツラ、ゴー!!」
10/11/28 18:00更新 / 華山
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