「ちゃお!。どうですか!。」
そう言い、窓枠に捕まって笑っている。
それがふざけている様にも見えますが、なぜにこうなった。
なぜにわたしが尻餅をついているのも、理解したくもありません。
少年は外をちょろちょろしており、落ち着きがありません。
「なんか、亜人系が多いいな。なんで?。」
どういう意味だかわかりません。
って、はい!?。
「すみません。この馬鹿がお世話をお掛けしました。」
今、起きた事を言いますか?。
ハリセンを持ったメイド服の冥土さんが居ました。
先程の少年を担いでいます。
笑顔が怖いとはすごいと思いますね!。
「エミリアちゃん!!。あたしは、生きていますよ!。」
こいつは、居ない方がよかったですが。
腐れ縁を断ち切りたいですわ。
こいつのせいでわたしは、わたしは…!。
「ほかのみんなが死んじゃったけど、この人たちに助けてくれたの!!。」
それは、よかった事です。
寂し…では、ありません!。
こいつのせいでどういう不幸に遭ったのか!。
金銭的に友人関係に色々被害を受けているんです!。
とりあえず、は。
「それは、いい事ですね。」
わたしは後悔しました。
レインはトラブルメーカー、問題発生器なのです。
ニコニコと、
「この人たちね!。別の世界の住人なんだよ!。」
は い?。
レインは、うれしそうにニコニコと悪気がなさそうに笑っていた。
別の世界の住人って、
なんだか強い?特殊な人間という事ですか?。
「で、なんで…尻餅ついてるの?。」
こいつ。
ふふふふふふふふ。
打っ潰しますか!!。
捻り込んでやりますが、どうでしょうか!。
「お腹が空いたから、なにかご馳走してよ!。」
何をいってんだよ!。
わたしにさんざんあらゆる物を頼み込んでいるくせにですか?。
ふざけんなよ!。
「はぁ〜。
わたしの家まで送りますので、そこでなにか作るます。」
これも、わたしたちの性ですか。
ため息とともに苦労が積もります。
ついでにわたしも、まだなのでついでに作りましょう。
見張り塔を降りて、わたしの家まで着いてこいや。もぅ、嫌!!。
家に案内していくまでに
メイドさんが周りを何度も見渡しているようです。
こんなに大きい町は知らないのでしょうか?。
よくは知りませんが!。
異界の住人なら普通なのでしょうか?。
やはり、この町の住人の事でしょうね。
きっと、珍しいもの。
魔王様のせいなのですからね。
「すげーーーー!。すごいよ!。魔法がいるよ!。」
少年はもう、キラキラした目で周りを見渡している。
メイドさんの手を握り、はぐれない様にはしているみたいのですが、
無理じゃね?。
いえ、迷子になりそうでなんだか複雑です。
で、何で貴方たちが少し前の方に居るのですか?。
「なんだか、使い道が決まり過ぎだけどね〜?。」
子供には早過ぎます。
出直しなさい。
わいわいと騒ぎながら家へと向かう。
曲がり角があると必ず止まってくれるのが嬉しく思います。
レイン以外にまともな子供は初めてです。
この少年もまともではないと思ってしまいますが、
気のせいでしょう!。
可愛いは正義です!。
「エミリアちゃん!。」
こいつは、別ですが。
レインは魔女で、本当の子供なのです。
9歳のお子様なのです。
わたし、世話をかかせすぎたのが、人生の汚点です。
「ユウタ様って凄いんだよ!。」
疲れます。
なんだか、レインに凄いと言っているのが珍しいですが、
関わりたいとは思いませんが?。
「お空を飛べるし、書なんか凄い存在感があるんだから!。」
にしても、レインがここまでに自慢して事はありましたっけ?。
武器を手元に呼んだ事ぐらいでしょうか。
なんだかんだで自作の槍を呼んだ程度、でしたが…?。
ユウタという少年は、凄いのでしょうか?。
「お人形さんに潜る事も作る事も出来るのですよ!」
はい?。
潜る?潜るですか?。
被るではなく、着るではなく、潜る?。
少年の方を向いて軽い探りの魔法を使う。
人の僅かな僅かな気配がしていた。
もはや、息を潜むや気配を隠すと同じ位の物です。
しかも、メイドさんの気配は生きている者の気配がしませんでした。
なにを持っているのか、何を隠し持っているのかが、
気になってしまいました。
ふふふふうふふふふ。
これはこれは、愉快ですね?。
「ここがわたしの家です。どうぞ。」
包み隠さず、知りましょうか?。
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