黄昏時。
紅く煌く茜空が、暗い夜の帳を纏い始める時刻。
沈む夕日に誘われて、空かせたお腹がぐぅと鳴く、そんな時刻。
魔物 ・人間問わず、誰もが美味しい夕飯に舌鼓を打つであろう、そんな、時刻。
ここは、広大な砂漠の、ど真ん中。
入り口以外のほぼ全てが砂に埋もれた、遥か古代の遺跡。
長い年月の果て、ボロボロに風化しきった廃墟が佇むだけの、酷く物寂しい所。
そんな辺鄙で荒れ果てた、残骸散らばる遺跡の奥底にて、俺たち夫婦は暮らしている。
ぱちゅんっ♪ ぱちゅんっ♪ ぱちゅんっ♪ ぱちゅんっ♪ ぱちゅんっ♪
「あっ! あぁっ! あんっ!
#9829; あひっ! あふっ!
#9829; ふうぅぅうっ!
#9829;」
砂中に広がる遺跡内部を構成する、迷宮のようなダンジョンの更に下層。
巧妙に偽装された隠し階段を下る先に、この遺跡の住人達の、居住区がある。
遺跡を守護、または維持する役割を持つマミー達と、その夫達が住んでいる区画。
そこはただ単純に、「マミー居住区」と呼ばれていた。
その中の一室、石壁に囲まれた、ほんのりと明かりが灯る自室の片隅で。
俺たちは夫婦そろって、仲良く 『食事』 を摂っている最中なのだった。
…それはもう、仲睦まじく。
ぱちゅっ♪ ぱちゅんっ♪ ぱちゅっ♪ ぱちゅっ♪ ぱちゅんっ♪
「あっ! ひゃっ! ひゃふぅ!
#9829; …もっと!
#9829; もっともっともっとぉっ!
#9829;」
殺風景な小部屋には不釣合いな、真っ白でふかふかのダブルベッドの上にて。
愛する妻のマミー、ミィナが、とんび座りで俺に跨り、一心不乱に腰を振り乱している。
俺の胸板に手を付いて、ずっぽりと膣に咥えたペニスを味わうように、貪るように。
彼女にとっての最高のご馳走を、一滴残らず搾り取るように、吸い尽くすように。
善がり狂い、嬌声を上げながら。 ただひたすらに、勃起しきった剛直を扱き続けていた。
インキュバス化の影響で肥大化した肉棒が、包帯の隙間から、狭い最奥へと呑み込まれ。
ずるりと引き抜かれる毎に、子宮内から溢れ出る精液が、カリ首によって掻き出されていく。
俺と彼女の結合部、そしてベッドの上一面に、白濁色の粘液溜りが広がっていく。
跨る彼女が身体を跳ねさせ、腰と腰が打ち付けられるたびに。
精液と愛液が混じり合った淫液が、猛り狂う雄と雌の間で、粘着く糸を引いていた。
「もっともっとっ!
#9829; ……せーえきっ
#9829; ちょうだぁいっ!
#9829;」
…一体これまで、何発欲望を吐き出したのだったか。 正直、もう覚えちゃいない。
…覚えているのは、彼女の膣壁を形作る無数のひだと柔突起が、敏感な亀頭とカリ首を四方八方から擦り立てて、気が狂いそうな程の快楽を与えてくれるなか。 睾丸でほぼ無限に生成されていく大量の精液を、きゅうきゅうにペニスを締め付ける膣圧でもって、何十回も搾り取られているという事実だけだった。
ぱちゅん♪ ぱちゅん♪ ぱちゅんっ♪ …ぐりっ♪ ぐりぐりぐりぃっ♪
「ひゃぅっ! ひゃっ! はぅんっ!
#9829; …あひゃぁっ!
#9829; おくっ! おくきもちぃっ!
#9829;」
今まで必死に腰を振り乱していたミィナが、深く沈めた腰をクイクイと前後に捻り始める。
踊り子のような淫靡な腰つきで、肉厚な膣奥を亀頭の先端でゴリゴリと刺激していく彼女。
弱点への激しく淫らなキスがもたらす快楽に、すっかり夢中になって愉しんでいるようだった。
同じように、竿を程好い力で締め付け、ぐにぐにと手淫のように揉み解してくれる膣壁の心地良さと、プリプリとした子宮口が鈴口を擦る時の、背筋を駆け上がるような快感に、俺自身も酔い痴れる。
…お互い気が触れたように、ひたすら快楽を求め合う、この爛れた行為。
…俺達の一風変わった 『食事』 の場景は、もはや、数時間にも及んでいた。
ぐりゅん♪ ぐりゅん♪ ぐりゅんっ♪ ぐちゅっ♪ ぐちゅっ♪ ぐちゅぁあっ♪
「ひゃふっ! しゅご、おひっ!
#9829; …ジャックのちんぽぉ
#9829; しゃいこおだよぉっ!
#9829;」
こちらを見つめる彼女が、呂律の回らない舌ったらずな口調で、俺の名前を呼ぶ。
円を描くように艶かしく腰をくねらせて、彼女は自らの意思で、子宮口をいじめ続けていて。
膣内を太い肉棒が掻き回すたび、深く繋がる境目から、ぐちぐちと卑猥な音が聞こえていた。
「はひっ
#9829; はへっ
#9829; …これ、好き
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