『それでも…それでも君を愛しているんだ!』
『あぁ…こんな私を愛してくれるなんて……ロリオ、あなたはどうしてロリオなの?』
『ジュリエロット、君はどうしてジュリエロットなんだい?』
『ロリオ!』
『ジュリエロット!』
ギシギシ…アンアン……///(種付け)
リ〜ンゴ〜ン リ〜ンゴ〜ン(永遠の契り)
オギャー! オギャー!(愛の結晶)
こうして2人は、死ぬまで幸せに暮らしました……。
FIN
「……良いドラマだった」
「ぐすっ…わしは、涙で前が見えぬ……!」
「ティータも、珍しく涙が出てしまいました」
「うえ〜ん;; 2人が幸せになって良かったよ〜;;」
「………(涙)」
感動できる心を持つ…素晴らしいことですね。
「あ〜ごめん、今のそんなに良かったか?」
「「「「「!!!???」」」」」
「な、なんだよその目は?」
フレン殿は感性に乏しいですな〜。
「信じられん…今のを見て涙を雫も流さないとは……」
「お主は人としての感情が欠如しているようじゃ……」
「ぇえ!?」
「フレン…可哀想……」
「こればかりは、ティータもお手上げです」
「………(哀れな生物を見る目)」
「ちょ、ちょっと待て! なんで俺がそこまで言われなくちゃいけないんだ!?」
魔物と人間では涙のツボが違うんですかね?
「ふん! この血も涙もない冷徹男が!!」
「女好き!!」
「女ったらし!!」
「優柔不断!!」
「草食系!!」
「ヒモ!!」
「種馬!!」
「主食は女!!」
「異種間万歳!!」
「待て待て! 見に覚えのないことまで言われてる気がするんだけど!?」
フレン殿ではなく、わたくしを罵倒してくださいまし(´∀`;)ハアハア←誰?
「お主がここまで人でなしだとは思わんかったのじゃ!」
「ち、違うって! 俺の話を……」
「寄るな寄るな! 触られただけで妊娠してしまうではないか!!」
「そこまで言うか!?」
珍しく形無しだった家主様でした。
『スポーツの秋じゃ!!!』
とか誰かが叫んだおかげで、俺達は今近所の広い草原に来ている。
「すいません、付き合わせてしまって」
「いいよいいよ! どうせ僕達も暇だったしね!」
「お姉ちゃんモ〜久しぶりに運動したいな〜って思ってたのよ〜♪」
「……絶好調」
「そう言ってもらえると助かります」
俺を含めたカーツ家メンバー6名。
バイト先からはチーフ、イサラさん、レティの3名。
そしてラスト10人目が、
「フレーン! 来てあげたわよー!」
「シオ! 早かったな」
「そ、それは…(せっかくフレンに誘われたから、早めにと思って……)」
「ん、なに?」
「な、なんでも!」
友人であるシオ。
これで総勢10名となった。
「よし、これで揃ったかな」
「ねぇフレン」
「シオ、どうかした?」
「なんだか…やけに女性率が高くない?」
「あ〜まぁ、全員関係者だから」
「ふ〜ん?」
本当はシオを呼ぶかどうか迷ったのだが、全員上手く人間に化けれるようだったので決断した。
そのためメイにはスク水ではなく、ちゃんとした服(現代で言うところのパーカー)を着せている。
それ以外にも露出の高いアイリ、フィロにも若干の厚着をしてもらった。
まぁ季節も季節だし、そこそこ寒いから不自然ではないと思う。
「みんな、この子がさっき言ってたシオ。俺の友達」
「は、初めまして…フレンの友達やってます」
「「「「「「「よろしく〜〜〜!!!」」」」」」」「……よろしく「………(ペコリ)」
「あ、ど、どうも(う…なんか皆レベル高いかも)」
さすがに10人近くが挨拶すると凄い迫力だなぁ。
まぁそれはさて置き、シオの前でボロが出ないことを祈るばかりだ。
「ん〜、何をするかなぁ」
「5対5に分かれて対決できるのが良いのではないか?」
「あ〜うん、そうだね」
「わしは『さっかー』がしたいのじゃ!」
「『さっかー』? あぁ、名前だけなら聞いたことあるかも」
「ですが、ここにいる全員がルールを把握しているでしょうか?」
「アタシ知ってるよ〜?」
「わしも当然知っておる♪」
「ワタシモ〜♪」「僕も!」
「……上に同じ」
「無論、私も知っている」
「ティータも完璧です」「………(黄金の右足)」
「え〜……」
知らないの俺だけ?
「あ、シオは…知らないよな?」
「うち? やったことないけど、ルールくらいなら知ってるわよ?」
マジかあああぁぁぁ……。
そんなわけでチーム分け。
結果はこうなった。
俺チーム
フレン、ティータ、チーフ、イサラさん、シオ
バフォドラチーム
アイリ、エルザ、フィロ、メイ、レティ
FWフレン
[3]
次へ
ページ移動[1
2 3 4]
[7]
TOP [9]
目次[0]
投票 [*]
感想[#]
メール登録