「……であるからして、ティータのバストは発展途上中なのです」
「お主に伸びしろがあるとは思えんのじゃが」
「失礼なことを言わないでください。ティータはバフォメットのアイリさんとは違い、種族的にも十分な可能性を秘めているのですよ?」
「ドワーフに可能性を説かれてものう……」
ロリっ娘同士のガールズトーク。
わたくし的にはもっとエロいトークをして欲しいのですが(´д`)ハアハア←誰?
「まぁその話は置いておきましょう。ところでアイリさん」
「む?」
「フレンさんとはいつ初夜を過ごすつもりですか?」
「んな!?」
お、これはエロエロな予感が(´∀`)ハアハア ←誰?
「な、なにを言うておるのじゃお主は!?」
「冗談で言ったつもりだったのですが。アイリさん、顔が真っ赤ですよ?」
「うっ……///」
モジモジと頬を赤く染めるバフォ娘……興奮します(´∀`)ハアハアハアハアハアハア ←誰?
「そんな調子では、エルザさんに先を越されてしまいますよ?」
「そ、それは……」
「ここは思い切って、アイリさんの気持ちをフレンさんに伝えるべきです」
「……なんと言えば良いのじゃ?」
「今日からわしはお主の肉便……」
「アホーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
大学にいるフレンにも聞こえたそうな。
「………」
こんにちは。
私はメイ。
今回は主役ということで、私の心の声を中心に話を進めていこうと思う。
「………」
私はいつも無言だけど、別に暗い性格というわけじゃない。
むしろフィロ姉と同じくらい女の子らしいと、自分では思ってる。
「………」
こんな私にも、好きな人がいる。
「メイ、食料庫の整理手伝ってくれないか?」
「………(コクリ)」
この人といるだけで、私はとても幸せ。
あなたは、私の気持ちに気づいてるのかな?
アイリ姉の肉……いただき。
「………(シュバッ!)」
「むお!? わ、わしの肉が!?」
「………(モグモグ)」
「はっはっは! メイに隙を突かれるとは、ビッチも大したこと……」
エルザ姉の肉も……いただき。
「………(シュババッ!)」
「ぬお!? わ、私の肉が!?」
「………(モグモグ)」
「ひゃっはっは! お主も人のこと言えぬのう?」
「ぐっ……おいメイ! 私の肉を返すのだ!」
「………(プイッ)」
もう食べちゃったもん。
「な、なんだその態度は!?」
「こらエルザ、大人気ないぞ?」
「だ、だが……!」
この人は、いつも私に優しい。
あんまり悪戯すると、宙吊りの刑にされちゃうけど。
「………」
「……はぁ、もういい。ちょうどダイエットしていたところだったしな」
「さすがエルザだ」
「ふ、ふん!」
エルザ姉はこう見えて、意外と優しい。
だから、けっこう好き。
「雌トカゲがダイエットじゃと? 唯一自慢できる肉の塊が萎んでしまうぞい?」
もちろんアイリ姉も好き。
なんだかんだ言って、さっきのことを忘れてくれる。
「はん! 元々が『0』の貴様に言われたくないな!」
「な、なんじゃと!?」
「………」
騒がしい食卓。
まったく、これっぽっちも嫌いじゃない。
「メイちゃん、痒いところある〜?」
「………(フルフル)」
長い髪を1人で洗うのは大変。
だから、お風呂はいつもフィロ姉と一緒に入って洗ってもらう。
「メイちゃんの髪って、長くてサラサラしてて綺麗だよね〜! 羨ましいな〜♪」
「長い髪なら、ティータだって良い勝負をしていると思いますよ?」
「そういえばそうだよね〜。ティーちゃんいつもツインテールだからわからないんだよ〜」
ティー姉も何故かいつも一緒。
たまに脇をくすぐられて驚く。
「そうなんですよねー。ポニーテールにでもしてみましょうか?」
「あ、それいいね〜♪ フレンも喜ぶんじゃないかな〜?」
「………」
うぅ…泡が目に……。
「……ふぁ〜」
「ん? メイ、眠いのか?」
「………(zzz)」
「あ〜あ〜、ここで寝ちゃダメだって」
「………(zzz)」
「はぁ、仕方ないなぁ。よい…しょっと!」
私の体を抱きかかえる大きな腕。
「………」
「あ、寝たフリしてたな?」
「………(zzz)」
「いやバレバレだから」
「………」
そう言いつつも、この人は私を寝室まで運んでくれる。
お姫様抱っこで。
「ん、少し重くなった?」
「………(ムッ)」
「まぁ成長期だし、それはそうだよなぁ」
「………」
体重のことはタブー。
この人は女心をわかっていない。
……ばか。
「ほら、着いたぞ」
「………」
私をベッドに降ろし、優しく毛布をかけてくれる。
「それじゃ、お休み。メイ
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