「ん…んん……///」
「はぁ…はぁ……!」
「あっ…やん…もうフレンたら……あん♪」
「はぁ…はぁ…ぐっ……!」
「いい…いいよフレン……///」
「はっ…はっ…はっ……!」
「あ…あ…やっ…激し…! フレン…もっと…///」
「フィロ…俺、もう……!」
「や…まだ…ダメ……フレン…やなの…」
「ぐっ…フィロ……!」
「フレン…フレン……!」
「あぐ……! うっ…はぁ…はぁ…」
「あ…フレン…こんなに……///」
「フィロ…ごめん…俺…」
「いいのフレン…ん…フレン…こんなに…頑張ってくれたんだから…///」
フィロはとろけそうな顔をしている。
「凄く…気持ち良かったよ………フレンのマッサージ!」
「あぁ。 あんまり慣れてないんだけど、喜んでもらえて嬉しいよ」
「他のみんなにもマッサージしてあげたんでしょ? 疲れてるのにごめんね〜」
「いやイイんだ。 フィロにだけやらないのは不公平だし。 手がちょっと痛くて長くできなかったのが申し訳ないけど…」
「ん〜ん、気にしないで! それにしても、やっぱりフレンは優しいなぁ〜♪」
「や、やめろよフィロ…照れくさいなぁ……」
「あはは♪ 照れてるフレン可愛い〜♪」
「か、からかうなよ!」
アイリがマッサージをしろと言ったのがキッカケ。
俺のマッサージは好評だったらしく、アイリに続きエルザ→ティータ→メイの順に奉仕させられた。
遅く帰宅してきたフィロにも同じようにマッサージをしてあげた。
さすがに腕が痛い…。
「どうやら終わったようじゃの?」
「すっごく気持ち良かったよ〜!」
「これだけの腕前なら、お店を開いて営業できるのではないでしょうか?」
「同感だな」
「………(コクコク)」
「いやいや、そんなに甘くないだろ」
にしても、そんなに上手かったのか?
自分ではよくわからない。
「隠れた才能、というやつだな」
「才能と呼べるのか、コレ」
褒められてるのにあんまり嬉しくない。
「また明日も頼むぞい♪」
「え…?」
「才能を無駄にするのは宜しくないからな」
「ティータにもお願いします。 明日も是非アヘらせてください」
「え、ちょ、いや…」
「フレンさえ良ければアタシもマッサージしてほしいなぁ〜♪」
「………(♪♪)」
「え、え〜〜・д・;」
地獄の御奉仕週間が始まってしまった瞬間でした。
「夏祭りですか?」
「うん、近くの公立公園であるんだ」
「いまさら夏祭りか…少し遅くはないか?」
「最近は涼しくなってきたしのう…」
「まぁ言いたいことはわかるけど」
「でもお祭りがあるなら行きたいな〜♪」
「………(コクコク!)」
「もし行くのであれば、ワシは東方の浴衣とやらを着てみたいのう♪」
「まな板ビッチが浴衣だと?」
「な、なんじゃ?」
「………フッ」
「なっ!?」
浴衣かぁ。
どうせならみんなに着てほしいなぁ。
「は、鼻で笑うとは失礼じゃぞ!?」
「いやすまん。 想像しただけで…クス……」
「ぬぬぬぬぬ…!」
「浴衣というのはアレですか? 帯を引いて『あ〜れ〜』という…」
「当たらづしも遠からずだな」
「へぇ〜♪ アタシも着てみたいかも♪」
「………(クイクイ)」
「ん、メイも着たいのか?」
「………(コクリ!)」
「ん〜…じゃぁ呉服店に行ってみるかな」
「ゴフクテン〜?」
「ジパング地方から文化を伝えにきた、東洋の人が切り盛りしてるお店があるんだよ」
「ティータも見たことがあります。 ここからそう離れてはいないかと」
「着物の類なんじゃろ? ならば相当な値になるのではないか?」
「確かに5人分を買うとなると苦しいよ。 でも貸衣装として借りれるって書いてあったから、買うよりはずっと安いんじゃないかな」
「ほう? なかなか気の利いた商売をしているな」
「なら決まりじゃ! 早速浴衣を借りに行くのじゃ!」
「さんせ〜♪」
「………(♪)」
こうして俺達は呉服店へと向かうことになった。
浴衣に興味を持つなんて、みんな女の子らしいところあるんだなぁ〜と久しぶりに思った。
「む、フレン…胸のあたりが苦しいぞ?」
「エルザは胸が少し大きいから仕方ないよ。 我慢してくれ」
「アタシも少しだけ苦しいかなぁ」
「………(上に同じ)」
「ティータも少しばかり…」
「お主は平気じゃろうが!」
借りたついでに着用。
このまま夏祭りに向かうことにした。
「どいつもこいつもワシを小馬鹿にしおって……!」
「まぁまぁアイリ…;」
「慰めなどいらぬわ! どうせワシなんて…」
「凄く似合ってるよ」
「………!」
「イイじゃないか、アイリはアイリだよ。 周りと比べる必要ないと思うぞ?」
「む、むぅ……///」
「ん〜? アイちゃん顔赤いよ〜?」
「あ、赤くなどな
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