『遭遇と出会いの違い』

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・・・疲れた。
旅ってこんな疲れるもんなのか。
正直甘く見てた。
けっこうどうにかなると思ってたんだな〜これが。
けど、現実は厳しいねぇ・・・。

そう思う、村を出た2日目の夜。

別に後悔してる訳じゃない。
ただ親父達の辿った道を、俺も進んでみたかっただけ。
まぁ最終的には【世界を変える】ってところに行き着くわけだけど。

正直、俺には『ムリ』だ。
そこまでいかなくても、荷が重すぎる。
置き手紙には・・・まぁちょっと強気に書いてみたけど・・・。

俺としては、のんびり旅をしたかったわけで。

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親父は『英雄』だった・・・らしい。
らしいとゆうのは、俺が生まれた直後に死んだから。
母も、そんな親父を追うように・・・。(母も旅に同行していたらしい)

魔王が世代交代したのも、親父達が当時の魔王を弱らせたからだ。
(どうやら完全に滅ぼすことはできなかったらしい)

両親を亡くした俺は、当時親父と旅を共にした仲間『ガゼル』と、その妻『フラン』に育てられた。
二人はとても優しくしてくれた。本当の息子のように。
俺の他にも、この夫婦の間には2人?の娘がいる。
俺より遅く生まれたから、表向きは妹?とゆうことになる。
かわいい・・・よりは美人とゆう言葉が似合う妹2人?。
なんでちょくちょく???を入れるのかって?
だってこの妹達 

人間じゃないから。

え?とゆうことは母親のフランは魔物だろって?
その通り。
だってあの人

『エキドナ』だもん。




親父が村ヘルゼンを出て最初に向かったのは、村の南にある『死の迷宮』と呼ばれる広い洞窟だった。
今は貴重な鉱物がとれる、ヘルゼンを支える無くてはならない存在だ。

親父はこの迷宮をたった半日で攻略し、BOSSの下に辿り着き打ち負かしたとゆう。
ちなみにここのBOSSがエキドナのフランだった。
親父は命を助ける代わりに、自分の故郷ヘルゼンを守って欲しいとに言った。
この要求に同意したフランはこの日より、ヘルゼン鉄壁の守護者となった。
で、どうやってガゼルと結ばれたかは不明。 とゆうか教えてくれない。
(村人達がフランを怖がらなかったのは、親父が何か手を回したからだと思う。たぶん)



そんなこんなで、今のヘルゼンがある。
親父達はいないけど、決して寂しくはなかった。
ガゼル、フラン、リン(エキドナで長女)、レン(メドゥーサ)、村のみんな。
裕福な村じゃないけど、何よりも、本当に温かい村だ。
一番印象に残ってる出来事は・・・そうだなぁ・・・。
あぁあれだ!

14歳を迎えた朝、目が覚めるとリンとレンが俺のASADACHIした逸物を2人してフェラっていたことだな。

「うおおおおおおい!? お、おい、え?え? ちょっ!え?#&*@§※〓♯♭♪・・・」
とイイ感じにテンパってる俺に、
「あら兄さん、オハヨ♪ それと・・・誕生日オメデト! ほらレン!もっと頑張って!」とリン。
「ん・・ちゅ・・くちゅ・・ん・・ぷあっ・・はぁぁぁ・・・おっきぃ♪ でも・・・まだ出ない・・・。」とレン。
「いや出さなくてイイから! てか・・・え?なにこの状況!?」
依然テンパってる俺。
この後のヤリトリはひじょ〜〜〜に長いから、とりあえず結論だけ。

結局、俺は溜まりに溜まった特濃精液を妹2人の、マジで顔が見えなくなる程ぶっかけてしまったわけで・・・。 (自分で言うのもアレだけど・・・量が半端ないな・・・)

要するに、2人は俺に『お金じゃ買えない快楽』をプレゼントしたかったのだと言う。
もしこの時フランが気がつかなければ、ぶっかけだけでは済まなかっただろうな。惜しい気もするが・・・。
2人の気持ちは、いや単純に嬉しかった。(あと気持ち良かった)
だから、フランには2人を叱らないでくれと頼んだ。
それとは別に、ぶっかけた俺もこっぴどく叱られた。オレ悪いか?

この誕生日以来、リンとレンは俺に『性的なプレゼント』をしなくなった。
(誕生日以外にも、ちらほら性的なことをされていたが)






いきなりで悪いけど、昔話はおしまい!!
イイ加減眠たくなってきたから・・・。
明日に備えてしっかり寝とかないとなぁ・・・。

あぁ・・・みんな心配してんだろうな・・・。
眠りに落ちる前、ふと思った。








翌朝、俺は目的地である『ゾルアクア』に向けて出発した。
この町はヘルゼンとも交流のある、この大陸では5本指に入る大きい町なんだ!行った事ないけど・・・。
うまくいけば、そこで俺の旅に同行してくれる仲間ができるかもしれない!
そう思って目指しているのだが・・・。
元々旅の目的が不明瞭だから、こんな俺についてくる物好きがいるとも
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