合流成功!さてなにすんべ。 一人目確保、さてあと二人か…。

宿屋の戸をあけ、俺は目の前にいる人物をみて驚愕した
「じ、ジロー…?」
俺の幼なじみ、コウジロウがそこにはいた
「ん、おお…よう」
言いながら微笑んだジローはなんだかいつもの表情と変わらなかった
少しほっとした。
宿屋の記帳が終わったらしく振り向きながらジローがいう
「ほれ、ボーッとしてないで書いちまえよ」
合流出来た安心感からボーッとしてしまった
ハッとした俺は宿屋の主に会釈し記帳する
「お…っそうだな、ほい……っと、書けた」
サインをし金は先払いらしい、銀貨を一枚渡し数枚銅貨を受けとる

lt;ガディ、あの人誰?知り合い?

lt;ああ、俺の友達だ

lt;あなたは誰?

lt;アタシ?ヴェルエ、ダークエルフよ

こっちの人々はコミュ力たけぇなー


lt;ダークエルフ!?には、見えないけど…?
不思議な子だなぁ、エルフ的にはダークエルフに見えないのか…がっつり褐色だが。
「ほら、部屋借りたぞ〜」
取り敢えず各自移動することにしたのだが。


部屋入り荷物を各自置いて、俺はベッドにジローはソファーに、金髪の子はジローの隣に、ヴェルエは窓辺に座った
部屋はソファーが2つ机を挟むように設置され、窓は大通り側に1つ。ベッドは2つ。
うん。…うん???
「ベッドが…2つ…?!」
人数分無いじゃん!?そもそも何故相部屋になった!?
「なんかおかしいとこでもあった?」
涼しい顔でヴェルエ
「まー無いもんは仕方ないな、一つを二人でだな」
諦めたようにジロー
「いっしょに寝ようかガディ」
嬉しそうな金髪の子

「なぁ、ところでジロその子は?」
気になったので、エルフの子みたいだけど
「エルフのラナリア。エルフの村から連れてきた」

lt;ついてきたー
拉致!?
「親から任されたがな」
結婚!?
「二人で旅にでたのー」
駆け落ち!?
「あーっと、なんか…大変だな…うん」
もうなんか諦めてしまった、俺のなかでツッコミぢからが枯れた
ラナリアがジローのとなりに座る
「そういうお前はそっちのヴェルエさん?」

lt;ヴェルエでいいよー
「ヴェルエはどうしたんだよ、まさかの彼女か」
不思議そうに聞いてくる。まぁこいつは昔から俺を知ってるからな
女の子連れて歩いてるなんて異常も異常よな
「仕事仲間だよ、ギルドって何でも屋の依頼任務中さ」
端折って説明するが我ながらいい説明だったとおもうの。
「へぇギルドかぁ…んー」
考えるジロー、こいつが考え事するときゃ…
「楽しいか?」
「楽しいとも」

「金稼げるか?」
「依頼次第だな」

「職場は?」
「男女和気あいあいのアットホームな職場です」

「っしゃ、決めた!!俺も何でも屋やる!」
うん、こういうやつだよ。流石俺の幼なじみで親友。
「危険なこともある、武器はあるのか?」
俺も武器買わなきゃならないが、取り敢えず今後の武器の算段
するとジローは斜めがけのリュックから何かを取り出した。
「これがある」
ゴンッと置かれたそれは鈍い銀の輝きを放つ鉄の塊にして文化の結晶の一つ
「これ、デザートイーグルじゃねぇか。ガスガンでなんとかなるもんかよ、ていうか持ってきてたのか」
少し小バカにした口調でいってやった
「いや、俺が持ってきたのは電動のP90だけだ」
ジローが少し困ったようにいう
「これ、エルフに貰ったんだ」
へ?エルフに、貰った?デザートを?
「ちょい待て、ちょぉっと無茶じゃないか?この世界で拾ったり貰ったりできる価値のものか?これって」
流石におかしい、ツッコミが追い付かない
いやまぁ確かに造っててもよさそうだがこんなにモロにデザートイーグルってあるか?
「これさ、魔力を打ち出す武器らしいんだ」
デザートを手に取り天井にむけて構えたりして弄くりながら言う
「んでもって俺MP消費攻撃出来るようになったから!!」
誇らしげにいうジロー
「マジかよ、おま、スタイナーじゃん」
「だっろー?」
もはやこれが何処産なのかに興味は無くなっていた
現代っ子特有の会話、この世界の住人であるヴェルエとラナリアは置いてきぼりだ
現に???って顔して聞いてる
ネタとしては某FFのナインだがこの世界の住人にはさっぱりだろう
やはりこの異常事態もジローは、いやジローも楽しんでいるらしかった


「で、見せてもらってもいいか?魔力を打ち出すデザートイーグルってのをさ」
かなり気になる。弾数無限の魔力銃なんてロマンの塊だ。

lt;ほいよ
渡されたそれはやはりずっしり重くそれでいて苦にならない安定したフォルム
ガシャンと銃の遊底をスライドさせ中を見てみたりした
「薬莢は出ないタイプっぽいな」
薬室にマガジンと薬莢が見えない、これは恐らくマジでマジカルな魔力銃だ
そう言うとジローが徐に頷く
「そうなんだよ、ダンテごっこ出来ないんだよ…」

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