……それから。僕は翌朝になってもまだ花畑にいた。オニユリの咲き誇る中で、僕は巨大なオニユリと一つになった。
鮮やかな花弁の中心、たっぷりと蜜が溜まったところに、ユイちゃんとヨミちゃんがいる。植物的な緑の体は花と繋がって、その肌が蜜で艶かしく輝いている。
花の魔物・アルラウネ。彼女たちはその亜種リリラウネの、さらに希少種。巨大なユリのその中に咲く一対の女体、それがユイちゃんとヨミちゃんなのだ。
「ん……あっ……気持ちいい……」
「あったかいねー、先生の体」
僕は無邪気に笑う二人の間に挟まれていた。花の中に溜まった蜜に膝の上まで浸かり、周囲が甘い香りに満たされている。正面でヨミちゃんと抱き合い、赤い瞳と間近で向き合う。彼女の胸の膨らみが僕の胸板に潰れ、蜜でぬるぬると擦れる。片手を彼女の後ろに回してお尻を撫で、丸みを確かめながら、もう片方の手でそのひしゃげたおっぱいを揉む。
そして蜜が芯まで染み込んだペニスは、ヨミちゃんの神聖な場所……その蜜壺に溺れていた。僕も全く腰を動かしていないのに、膣内では柔らかな襞が蜜を絡ませ、優しくペニスを愛撫してくる。鈴口に当たった襞によって、尿道まで蜜を染み込ませる。それがたまらなく気持ち良い。
「先生、夢中だねー」
背後から抱きついているユイちゃんが、耳元で囁く。彼女は僕の背中に胸をムニムニと擦り付けながら、時折耳を舐めてゾクゾクとした快楽を与えてくる。たまに僕のお尻に指を這わせ、肛門にまで蜜を塗りつけたりする。そのイタズラを受ける度に僕が声を出したり、震えたりするのが二人は面白くて仕方ないようだ。
「先生……ちゅっ」
うっとりとした顔のヨミちゃんに、唇を奪われる。ぷるぷるとした唇の感触、口腔へ侵入してくる舌の快感。
「んんーっ!」
僕の喘ぎ声は彼女の口の中へ吸い込まれ、代わりにペニスが声を上げた。どくどく激しく脈打って、蜜溢れるヨミちゃんの膣内へ射精していく。
「あっ、先生また出したー」
「ぷはっ……ふふ、これで三回めですね……」
「ヨミちゃん三回も出してもらったんだね。いいなー」
二人の声が心をさらに蕩けさせる。夜は二人のふとももやお尻でペニスを擦られ、何度も何度もイカせてもらった後、ようやく眠った。そして朝日とともに目がさめると、いよいよ性交が始まったのだ。
僕は女性経験など全く無く、彼女たちも実際にするのは初めてだった。それなのに僕は魔性の女性器で三回も果ててしまい、ヨミちゃんはまだ絶頂に達せていないのだ。
「ご、ごめんなさい……」
こみ上げた罪悪感に思わず謝ってしまう。何度射精しても、次までの時間がとても短いのだ。
「仕方ないよ〜。先生の体、あたしたちの蜜ですっごく敏感になってるんだから。よしよし〜」
「男の人を蜜漬けにするの、初めてでしたけど……上手にできてよかったです。よしよし……」
二人して僕の頭を撫で、慰めてくれる。年下の(少なくともそのように見える)女の子に子供扱いされ、それを悦んで受け入れてしまう自分がいた。
「それに、ヨミちゃんだってもう直ぐイっちゃいそうだよ?」
「はい……お腹の中に、先生の精が泳いで……とても、気持ちいいから……
#9829;」
上気した顔で微笑むヨミちゃんはとても艶やかで、額の角がそれを引き立てた。僕にぎゅっと抱きついて再びキスをしてくる。先ほどよりも舌を積極的に絡ませてきた。僕もそれに応えていると、膣内が艶かしく蠢く。くちゅくちゅと音を立てながら、蜜壺がペニスを甘やかす。
僕は腰を動かすことはできなかった。ユイちゃんが後ろからしっかりと抱きついているのと、僕とヨミちゃんの股間を蜜が覆い、ニカワのように固定しているからだ。だから僕は夢中でキスを交わしながら、彼女のお尻を撫でて、膣内の楽園に酔いしれるしかないのだ。
それでもヨミちゃんは、確かに気持ちよくなってくれていた。蜜壺の動きが激しくなり、くにゅくにゅと亀頭を揉みしだいてくる。ユイちゃんが後ろから玉袋に蜜を塗り込んでくるせいで、僕はあっという間に四度目の射精を迎えた。
「んっ、んんんーッ
#9829;」
熱い迸りを蜜壺へ注ぎながら、ヨミちゃんの嬌声を口の中で受け止める。膣が激しく収縮し、彼女の指先が背中に食い込む。
絶頂した。ヨミちゃんが、僕と一緒に。そう思うと快感が増していき、頭が真っ白になっていく。
気持ちいい。ただひたすら、気持ちいい。
目を閉じ、唇が離れ、頬が緩んで、多幸感に浸る。彼女たちは魔物で、僕はそれに捕らえられた。それなのに、安心感で胸が一杯だ。
気がつくと、花弁に腰掛けたヨミちゃんの膝の上に座らされていた。重くないかと思ったが、彼女は平然と私の頭を撫でている。
不意にユイちゃんが正面から、僕の頭
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