夜中、目が覚めた。悶々とした感覚が全身を支配している。
たまにこういうことが起きる。いつもイブと一緒にいるときは、純粋に彼女を可愛がっているのに。一緒にお風呂に入ったときも、彼女の小さな胸やお尻を可愛いと思うことはあれど、いやらしい気持ちなんて起こらないのに。
それは確かに俺の中に存在していて、不意に目をさます。最初にイブと会った光景が、まず頭を過ぎる。
ボーイッシュな彼女を俺が不覚にも「坊や」と呼んでしまったとき、イブは「ボクは女の子だよー」と笑いながらショートパンツと下着を下ろして、股間を見せてきた。「ほら、チンチンないでしょ!」と。
普段意識しなくても、あのとき見た無毛の恥丘は脳裏に焼き付いている。あの汚れを知らない女性器が。けれど風呂場でちらりと見えたときでさえ、邪な気持ちは抱かなかった。イブは子供で、可愛い妹のような女の子。汚さないのが自然なことだった。
今、イブは俺に抱きついて寝息を立てている。翼を小さく折り畳んで、人形のように。すべすべとした頬をそっと撫でても、彼女は目を覚まさない。
パジャマと下着を脱がせれば、あの可愛い割れ目も、小さな胸も、お尻も、全部好きなようにできる。
イブを汚したくないという思いと、汚してみたいという思い。両方がせめぎ合い、後者が僅かに優った。今我慢してもきっと、これからまた同じように悶々として、眠れぬ夜を送ることになるんだ。
彼女自身が言っていた。黄昏ファームのルールはやりたい、やりたくないの二択で行動することだ、と。ナターニャさんから教わったことらしい。
「イブ。起きて」
耳元で囁く。彼女が俺をどう思うか分からないけれど、きっと嫌いにはならないでくれる。どんな俺でも、この天使のような悪魔の女の子は受け入れてしまう。それに甘えるならせめて、意識のある彼女と目を合わせてするのが誠意だと思った。
「イブ」
少し大きい声で呼びかけると、彼女はうっすらと目を開けた。昼間の快活さとはまた違う、とろんとした目にドキリとしてしまう。
頭を優しく撫でる。金色の髪は光度の落ちたランプに照らされて、よりロマンチックな色合いを帯びていた。気持ち良さそうに微笑むイブに、ゆっくりと告げる。
「俺がいいって言うまで、じっとしてて。できる?」
腕の中でこくりと頷くイブ。パジャマのボタンに手をかけ、ゆっくりと外していく。いつもブラジャーなどは付けていないから、すぐに素肌が露わになった。
寝汗の甘い匂い。
若干の、ほんの僅かな膨らみのある胸。
その先を飾る、可愛らしい乳首。
おへそ。
胸が高鳴り、股間のものが最大限に勃起する。胸にぺたりと手のひらで触れ、イブの小さな鼓動を感じる。そのまま小さな乳首を優しく押す。
ぷにっ、とした弾力を指先に感じた。柔らかい。平らなのとほぼ変わらないくらい小さな胸なのに、柔らかい。指先が少しだけ沈んで、押し返されるくらいの、女の子のおっぱいが確かにある。夢中になって指先でプニプニと刺激を繰り返すうちに、乳首がツンと勃ってきた。
イブは俺の言った通りじっとしたまま、クスクスと笑っている。けれどそのとろんとした眼差しには、昼間思い切りくすぐったときとは違うものがあった。
「……くすぐったい?」
尋ねてみると、イブは首を横に振った。
「きもちいい」
小さく囁かれた言葉に、またドキリとする。
乳首いじりを続ける。幼い肌が次第に汗ばんで、吸い付くような感触になってきた。フルーティーな香りが強くなる。
我慢できず尖った乳首を舌で舐めると、イブの小さな体がぴくんと震えた。それでもじっとして、動かないように頑張っていた。いじらしい。
引き続き乳首を舐めながら、パジャマのスボンを下ろしにかかる。まるで人形の着せ替えをしている気分だ。視線を落とすと縞模様の下着、華奢で柔らかいふとももが見えた。
イブの顔を見る。完全に目を覚ました彼女は微笑みを浮かべ、じっと俺を見つめていた。
頭を撫でてあげながら、もう片方の手をショーツの下に潜り込ませる。まずお尻の方から。綺麗な丸みに手をはわせ、谷間に指を入れてみたりする。その弾力と小ぶりなサイズはなんとも儚げで可愛い。
陶酔感に浸りながらお尻を撫で回していると、あることに気づいた。ショーツの中に熱気が篭っていたのである。ふわりと強い匂いが鼻をくすぐる。お尻の谷間からふとももの間へ手を入れ、ぬるっとしたものを指先に感じた。
手を引き抜いてみると、指には確かに寝汗ではない液がついていた。イブの汗がフルーツの匂いなら、これはそれを煮詰めたシロップのような、濃厚な甘い香りがする。
「……お兄、まだ動いちゃダメ?」
腕の中でもどかしそうに尋ねてくるイブ。
「ボク、お兄をギュッ
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