……ナナカに股間を掴まれてから、およそ一分が経過した。
今どうなっているかというと、勃起した男根を直に見られている。やたらと手際良くズボンと褌を降ろされ、そそり立った俺のラを、ナナカにじっと観察されていた。止めろと言うべきところだろうが、ナナカの姿に見入って言葉をなくしてしまう。
この無愛想で寡黙な女鍛冶屋が、一つ目からの熱っぽい視線をイチモツに向けているのだ。大きな瞳がじっと男根を凝視し、青い頬に赤みがさして、その下では丸出しの青い乳房が揺れている。魔物はみんなヘルだと聞いていたが、この単眼のホワイトからこうも興味津々に、しかも淫らな視線で見つめられることになるとは。その驚きがまた興奮材料となる。
ナナカの手がそっと、竿を撫でていく。これも魔物だからだろうか、過酷な仕事をしているのに掌の感触は滑らかで、柔らかかった。まるで母親が赤子を可愛がるかのように、そっと優しく男根を撫でてくる。たまらない心地だ。
一つしかない大きな瞳が、じっと俺と目を合わせてきた。吸い込まれそうな、海のような藍色に心を奪われる。単に色の美しさだけではない。こんなに奇麗な目が他にあるかというような、不思議な光を宿した瞳だった。この目でじっと見つめられれば、誰も彼女を醜いとは思えまいに。鏡を見たことがないのだろうか。自分の瞳の美しさに気づいていないのか。
俺と見つめ合ったまま、ナナカはあむっと口を開いた。薄紅色の舌が見えたかと思うと、今までに増して大胆で、かつ淫らな行動に出た。
男根の先端を、すっぽり口に含んだのである。
「ん、っちゅぅ……
#9829;」
先端に吸い付かれ、舌先でくすぐられた。それがたまらなく気持ちよかった。こういう行為があると知ってはいても、まさかナナカがいきなりこんなことをしてくるとは。
だがナナカはいつもの無愛想な様子とは違い、頬を火照らせ、情熱的に奉仕してくれていた。飴玉のように口の中で亀頭を転がし、舐め回し、味わっている。くすぐったい快感が、痺れるように全身に伝わってくる。竿の方は手での愛撫が続いていた。
彼女の口腔はとても温かい。そしてねっとりと唾液がまとわりつき、優しく丁寧に男根が可愛がられる。一生懸命にその奉仕を続けるナナカがたまらなく可愛らしく、いやらしかった。
俺は無意識のうちに彼女の頭を両手で挟み、男根から離れないようにしていた。あまりにも気持ちよすぎて。それに気づいたが、離す気はなかった。さらさらした髪の感触を手に受けながら、彼女の奉仕を満喫していた。このまま続けられたらどうなるか、分かりきっているのに。
「はっ、んんっ
#9829; ちゅるっ……
#9829;」
「ナナカ……」
名前を呼んで頬を撫でてやると、彼女は男根を咥えたまま微笑んだ。初めて見る、女らしい笑顔だった。そして淫らな笑顔だった。これが魔物としての、サイクロプスとかいう種族の本当の姿なのだろうか。
俺が高まってきたとき、竿部分を愛撫していた掌が離れた。だが快感は増大した。掌の代わりに、青い、丸い、大きな乳房が襲いかかってきたのである。
「うぉっ……!」
思わず声を上げてしまうほど、それは柔らかかった。蕩けるようで、それでいて弾力もある。谷間の汗ばんだ肌がぺたぺたと竿に貼り付き、擦れ、両側から手で圧迫されて形を変える。きめ細かな肌が男根にぴったりと食い込むかのように密着しては上下にゆっくりと摩擦してくる。
魔物の乳房というのは赤子を育てるものではなく、男根殺しの凶器ではないかと思うほど、たまらない刺激だった。ここまで大胆なことをするナナカにまたもや驚かされる。
彼女の乳房は口で亀頭を咥えたままでも、しっかりと男根を包み込める大きさだった。だから口での刺激も続く。ナナカの口から唾液が垂れて、男根を伝っていく。それが胸の谷間で汗と混ざり合って、ねっとりと竿を擦り立てる。
口で一生懸命に奉仕し、両手で乳房を上下にすりあわせるナナカの姿がたまらなく淫らだ。藍色の瞳に心が吸い込まれそうになり、それと一緒にこみ上げて来たものがすーっと吸い出されていく。
「んんんっ
#9829;」
咽せるような声を上げながらも、ナナカは口の中に迸ったそれを飲み下した。足腰から力が抜けそうなほど気持ちよくなりながら、彼女の口にすべて吐き出す。ためらいもなく。ナナカもそれを吸い取り、喉を鳴らして飲んでいった。俺の腰に手を回し、抱きつきながら、最後の一滴まで。
恍惚とした表情で、ナナカは男根から口を離した。そしてじっと俺の目を見て、ぷいっと顔を逸らす。
「今日は……ここまで」
口元を拭い、そそくさと服を着始めた。と言っても着たところで露出度は高いし、あの凶器もとい胸の谷間も強調された格好である。そして今の意味
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