「ほら、はさんじゃった
#9829;」
上目遣いで見上げながら、ルディは微笑んだ。ルディの手と蜜で何回も射精し、今彼女の言葉通り、再びその胸に触っている。手ではなく、股間で。
「あぅぅぅ……柔らかいよぉ……」
「あははっ、むにゅむにゅしてあげるね……
#9829;」
僕はいつの間にか服をはぎ取られ、裸で彼女と向かい合っていた。花弁に腰かけて蜜溜まりへ脚を投げ出し、股間は柔らかい胸に委ねていた。蜜のたっぷり塗られた塊がゆっくりと上下し、肉棒が幸せな柔らかさに包まれる。蜜漬けにされた股間はこの上なく敏感になっていて、しかも怒張したまま疲れることがない。それをふっくらした胸がねっとり、じっくりと挟んでくる。蜜の感触と柔らかさがたまらない。
気持ちよさに身をよじってしまい、肉棒が胸の谷間で暴れて零れ落ちる。それをルディの手が捕まえ、再び気持ちいい檻に閉じ込める。その繰り返しをしているうちに……
「あぁぁ……む、胸に……おっぱいに精液、かけるよ……」
羞恥心もなく呟き、僕はまた漏らしてしまった。谷間からちょこんと出た亀頭からゆっくりと、だが多量に精液が溢れてくる。激しい脈打ちで肉棒の中から迸り、鈴口を包む蜜に勢いを受け止められ、谷間に白い池を作っていく。射精する肉棒と僕の顔を交互に見て、ルディはとても楽しそうに笑っていた。緑の頬がうっすら赤く染まっていて可愛い。
「いっぱい出てる……リオル、きもちよさそう
#9829;」
僕の顔を見上げつつ、彼女は僕の腰に抱きついてきた。僕も頬が緩む。完全にルディの虜にされてしまったのだと自覚したが、それがまた嬉しい。もうエルフのプライドにしがみつかなくてもいいんだ。
「……でも、夜になっちゃうね」
ルディが空を見上げ、僕もようやく日が傾いていることに気づいた。気持ちよすぎて気づかなかったが大穴の底は暗くなってきており、もう少しで日は沈んでしまうと思われた。
「リオルはお家にかえるの?」
「!」
無邪気な声で尋ねられ、忘れかけていた空しさがこみ上げてくる。彼女の言う通りだ。夕暮れには家に帰るのが普通だろう。エルフでも人間でも。
「……家、ないよ」
「ない……?」
「住んでた森が焼かれたんだ。僕にはもう、家がない」
包み隠さず話すことができた。今になってようやく事実を受け入れられたのかもしれない。
焼き討ちを逃れたのが十歳の頃で、その後六年ほど安全そうな土地を渡り歩いて腕を磨き、復讐の機会をうかがっていた。一つ誤算があったとすれば、僕の森を滅ぼしたメルキナ王国は教団が支配していたものの、呆気なく魔物の手に落ちたことだろう。僕の森を焼いた騎士団長も魔物と結婚し、魔界化した国で平穏な日々を送っていた。
だから僕は尚更許せなかった。何が何でもあいつの幸せを壊してやるつもりだった。奴らが僕にそうしたように。
だが、しくじった。パレードの列の中、あいつの隣にいた魔物の幸せそうな顔を見て躊躇いが浮かんだ。目をつむって放った矢はあいつに届くことなく、気づいて夫をかばった魔物に当たったのみ。そして今、こうして追われる身になっている。
ルディはそんな僕を丸い一目でじっと見つめている。どこか悲しそうな眼差しが胸に沁みた。僕のために悲しんでくれる人がいるということが少し嬉しくて、同時に何か寂しい。だが彼女はやがて、また無邪気な笑みを僕に向けた。
「……じゃあわたし、リオルのお家になる」
突然、周囲からツタが伸びてきた。今度は僕に巻き付くわけではなく、取り囲むようにして周囲に集まってきた。
ぽつり、ぽつりと、ツタの表面から突起が現れる。徐々に膨らんでいき、それらがつぼみであると分かった。緑色だったものが奇麗な白になり、ゆっくりと開いていく。ルディの足下のそれと同じ白い花が、懐かしい香りを放ちながら僕の周りに咲き乱れる。
「……ああ……!」
僕はその花に見覚えがあったが、思い出すことはできなかった。考える間もなく、その花の中から蜜が滴り落ちてきたからだ。濃厚な香りを放ちながら、僕の肩へ、腕へ、胸へ、脚へ、金色の蜜がかけられていく。ルディの大きな花弁に溜まっているものよりさらさらしていて、肌に染み込んでくるような感触だ。股間の肉棒を手で撫で擦られたときの快感が全身に広がった。
体が震えている。心も震えている。蜜の雨が止むと、ルディは僕の体に手を触れた。その瞬間ぴりぴりした快感が走る。
「ほら、ぬりぬり……
#9829;」
浴びせられた蜜が柔らかな手で塗り広げられていく。優しい手つきで揉み解すように。今度は肉棒には指一本触れられていなかったが、それなのに僕はどんどん高められていった。蜜が毛穴から入り込んで僕の体内を通り、性器に快楽が巡ってくるかのようだ。何より丁
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