俺と同居人は一応都心近くに住んでいるので大なり小なりのイベントがあったりする
基本的には同じような場所しか行かない同居人もそのイベントに行く時は別である
何のイベントだって?それは同居人の格好を見れば分かると思うがな
マツバが来週に近所で開催されるイベントに一般参加するらしく、自宅ではちょっとしたコスプレ批評会になっていた
と言っても俺が彼女のコスプレ姿に意見を言うだけなんだがな
「ロリ+メイド服の組み合わせ!これはどうじゃ?」
「俺的にはロリにはメイド服よりゴスロリの方が似合うと思うんだが、名前的にも」
少し丈が短めのメイド服を着て、無い胸を張る彼女に思ったことを口にする
………俺の好みの問題もあるけどな
彼女は「結構自信があったのにのぉ……」と呟いて着替えるために自分の部屋に戻る
………別に悪くは無いんだがな
「趣向を変えてDQ3女戦士のブラアーマーじゃ!!」
「ブラアーマーは巨乳だから素晴らしいのであって、それなら図鑑に描いてあるような姿のがマシだ」
俺が即答すると彼女はしょんぼりとした様子で部屋に戻っていく
………言い過ぎたか?
だが俺は彼女のチョイスは間違っていると断言できる
「ならばわしのとっておき!スク水+快楽のルーンなのじゃあ!!!」
紺色のスク水にピンク色の快楽のルーンが刺繍されているものを身に纏い、大きな音を立てて部屋から飛び出してきたが………
「イベントに着ていくようなものではないな、というより足がガクガクになっているが大丈夫か?」
おそらくルーンの大きさの問題だろう、既にパッと見でも分かるほどに乳首が勃起し、股間の辺りがかなり湿っている
「うるさい!おぬしは黙ってわしに犯されるのじゃ!!!」
俺は飛び掛ってきたマツバの体をはらりと避け、彼女の体を壁に押さえつける
「どうせルーンの効果で気持ちよすぎて自分で動くのはキツイだろう、代わりに俺が適当に犯してやるから楽しんでくれ」
自分のモノをズボンから取り出し、すっかりぐしょぐしょになってしまっているスク水をずらして挿入する
快楽のルーンのおかげで彼女を気持ちよくさせることは考えなくて良い
俺は自分だけが楽しむように彼女の小さな体に腰を打ちつけ始めた
イベントに着ていくコスプレを決めたらしく、彼女は普段着に戻っていた
「そういえば聞いてなかったが、今回は何のイベントなんだ?」
「ジパングの魔物娘オンリーイベントじゃ」
ジパング系か…………
「刑部狸の良さげな本があったら買ってきてくれ、代金は後で渡す」
「承知したのじゃ」
俺はその日は仕事が入っていて行けないのだ
彼女なら俺の好みも分かってくれるだろうから、めぼしいものがあれば買ってきてくれるだろう
「そういやあのスク水、とっておきとか言ってたがなんであんなもの持ってたんだ?」
「とある知り合いからおぬしとのプレイ用で譲り受けたのじゃ、おぬしスク水好きじゃろ」
………俺の好みを分かってくれている
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