目が覚めた時、目の前に愛しい人の寝顔が写っている
魔物娘として、否、女性としてこれほど至福の時はありませんわ………
その上彼の逞しい腕がワタクシの背中に回され、ワタクシの美しい翼が彼を優しく包みこんでいるこの状況はワタクシにとって更に上の至福の時ですわ………
あぁ……ご主人様………愛しておりますわ………
ワタクシの想いが彼に通じたのか、彼の両目がゆっくりと開かれる
「おはようございます、ご主人様」
「ふぁ……もう朝か……」
目が覚めたばかりで眠そうに様子は可愛らしいとも思える気はしますが、ワタクシの腰辺り当たっている彼の肉棒は既にいつものように反り返ってますわ
昨夜も激しく愛してもらったというのにここまで回復するとは、やはりご主人様は最高のオスですわ
hearts;
「ご主人様、今日はどちらにいたしますか?」
「んあ?あぁ、今日は口で頼む」
ワタクシの朝はご主人様の寝顔を鑑賞することから始まりますけれども、ご主人様にとっての朝はワタクシの口か胸を使った奉仕から始まりますわ
今日は口の方が良いと仰られたので、そろそろ始めますわ
まずは彼に舌を入れるけれど、軽いキスをする
「ん……」
短い時間だけ彼と舌を絡ませてから、名残惜しいけれども少し離す
そしてそのまま彼の体にキスをしつつ、徐々に舌の方に下がっていく
あぁ……段々とご主人様の匂いの濃い部分に近づいていく感覚………たまりませんわ……
毎朝行っている行為ではあるのだけれど、ワタクシは結構好きですわ
目覚めてすぐにご主人様の精を味わえるということもありますけれど、ワタクシがご主人様のメスだという自覚をはっきりとさせてくれる行為ですもの
そしてたどり着いたご主人様の分身……
ワタクシは迷うことなくそれを咥え、朝の奉仕を開始する
まずはねっとりと舌で舐めまわし、時間をかけてゆっくりと愛撫する
その次に、顔を軽く前後させてご主人様の肉棒を口内全体を使って扱き上げる
最後に激しく吸い上げつつ、舌を使ってご主人様の弱点を攻める
ご主人様と出会ってからの約二年間で弱点を知り尽くしたワタクシが口を使って奉仕する場合は大体こんな流れですわね
あぁ……ご主人様とワタクシの匂いがたっぷり染み付いたこの男性器の味……美味しいですわ………
「……くっ……出るっ…!……」
……!?!!………
hearts;
はぅぅ……ご主人様の精が出ましたわ………
「ウフフ……ご主人様……本日もよろしくお願いしますわ……
hearts;」
ワタクシは口元の精をペロリと舐め取り、ご主人様と共にベッドから抜け出す
そしてまず最初に見るのがワタクシ達のベッドの隣にあるとても小さなベッド
その中にある、真っ白の卵……
ワタクシ達の愛の結晶ですわ
hearts;
しばらくの妊娠期間を経て二日前にワタクシが産み落とした卵は、まだ産まれる様子は無いですわ
ご主人様との子供なのでいち早く見たいという感情と同時に、娘ばかり可愛がられてワタクシの扱いがどうなってしまうのかという不安もあるのでなんだか複雑な気分ですわ………
それにワタクシは基本的な家事は出来るけれども、子供の世話なんてした事が無いので心配ですわ……
そんなごちゃごちゃとした感情が顔に出てしまったのか、ご主人様が急にワタクシを抱き寄せてくれました
「俺自身きちんとした父親になれるか心配だけど、お前との子ならきっと良い子に育つんじゃないか?」
「……ま、まぁ当然ですわね、ワタクシとご主人様の子供ですもの、ワタクシと同じく素晴らしいドラゴンに育ってくれる筈ですわ!」
今から子供がどんな風に育ってくれるのか凄く楽しみですわ
朝食というのは今日一日を頑張るための最初の活力であり、かといって重たすぎるのも駄目な、料理に一番気を使うべき時間ですわ
なのでワタクシは毎朝新妻の正装である裸エプロンでご主人様にヘルシーかつ精力増強になる料理を作っていますの
最初はワタクシも裸エプロンなんてはしたない格好で料理するのは……と思っていましたけれどご主人様に裸エプロンの素晴らしさを叩き込まれて(性的な意味ですわ)それ以来毎朝の食事は裸エプロンで作るようにしてますの
……っと…これであとはパンを焼くだけで完成ですわ
だから、それ以外のものの盛り付けをしますわね
そう思った時、背後にご主人様の気配がしましたわ
「ご主人様、もう少しでできますので少々お待ちくださいまし」
「………いや、もう待てねぇ」
ご主人様はワタクシの腰に手を回してそそり立ったご立派様を押し付ける
………きっとワタクシの裸エプロン姿を見て興奮してくれたのですわ
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