エンディング2、下僕となった俺
一週間が経っても彼は結局村へ帰ってこなかった
別の冒険者が館に向かったのだが、満身創痍といった様子で村に帰ってきた
なんでも吸血鬼の下僕と名乗る拳闘士にやられたらしい
しかしその冒険者は館の主であるヴァンパイアから村への手紙を受け取っていた
手紙の内容は、村への被害は村の近隣に住む別の魔物の仕業で自分は一切関係無いということと、もしこれから館へ冒険者などを送り込むことをしないのであればその魔物たちを何とかしてやろう、というものだった
その要求は受け入れられた、そして館に住むヴァンパイアは村の守護者として村民に受け入れられ、彼女をきっかけに村は魔物を受け入れるようになってゆき、村は大きく発展することになったと言うのはまた別のお話
「マスター、なんの用だろうか?」
「喉が渇いた、貴様の血を吸ってやろう」
「了解した、少し待ってくれ…………ではどうぞ」
「かぷ………ちゅる……こくこく……んくっ………」
「ぷはぁ……ふふふ、やはり貴様の血は美味だな……ではいつも通りに褒美を……ん?……」
「ハァハァ…どうした……マスター……早くしてくれないとつらいのだが………」
「少し待て……………やはりそうか………」
「喜べ、どうやら貴様は完全に我の眷属となったようだ」
「本当か!?」
「すまない、少し取り乱した……ふぅふぅ……」
「まったく……せっかく我と同じく貴族になれたというのに……そんなに息を荒げおって…せっかちなやつめ」
「ほら、我の部屋ぐらいまでは我慢しろ、でなければ今回の褒美は無しにするぞ」
「あぁ……ハァハァ……了解した……」
…
……
………
「ふふふ、よく我慢できたな、今日の褒美は貴様が貴族になった記念にいつも以上に気持ちよくさせてやろう」
「マスター………」
「そんな物欲しそうな顔をするでない、そら我のベッドに仰向けになっていろ、我の処女をくれてやるから全てを我に委ねるのだぞ」
「では……挿れるぞ………んんっ………」
「うぁぁぁっ………」
びゅるるるる
「ん………ふふ……挿入しただけでイキおったか……まぁ動くぞ」
「うぁっ……あぁ……吸い取られるようだっ……」
びゅるっびゅるびゅるるるるる
「どんどん我の中に出ておるぞ………だらしない顔をしおって……それほどまでに我の膣は良いのか……」
「マスター………マスター!……」
「んっ…あっ……あっ……突き上げるでっ……ない……貴様はっ……じっとしておれとっ……んっ……言ったであろうがっ……」
「すまないっ……だが腰が止められないんだ……」
「ひゃっ……これ以上はっ……やめっ……やっ……アァァァァァァァァァァ……」
「マッ…………マスター……大丈夫か?……」
「……まったく、我も達してしまってではないか……ちゅ……ちゅる……」
「落ち着いたか?……これは我の初めてのキスだからありがたく味わうがよいぞ……じゅる……」
「れろぉ……じゅるっ……ちゅ……ますたぁ……」
「愛いやつめ……ちゅっ……我は貴様のことを憎からず思っておる……貴様を眷属にするとはそういうことだ……貴様も……そうであろう……」
「俺も……ちゅる……ますたぁのことが……じゅる……好きだ……」
「蕩けた顔で言うでない……繋がっているというのに疼いてくるであろうが………コンゴトモヨロシクな……愛しき我が僕よ……」
[5]
戻る [6]
次へ
[7]
TOP [9]
目次[0]
投票 [*]
感想[#]
メール登録