ごちそうさま

う………動けん………

久しぶりの手料理+詩織が小官のために作ってくれたっていうことで食べ過ぎてしまった………

本人は護のがずっとか上手に作れるとか言ってたが味はかなり良かった

料理は愛情とも言うしな

しかし

料理を作ってあげたお礼にここに泊まって良いか?と聞かれたのは驚いたな

まぁ、この状態なら彼女の家に送ってあげるのもつらいし、空き部屋も多いので問題無いのだがな

今日は作業する気も起きないし、とりあえず動けるようになるまでは詩織とゲームでもして時間を潰すか……







ふふふ……甲殿には喜んでもらえたのであります

そして

実はこっそり媚薬を混ぜておいたのであります

効果が出るまではかなり時間がかかるタイプだし、大佐殿は食べすぎで動けないので今はリビングでFPSの協力プレイをしているのであります

画面分割系は見難いのでやり辛いけれど、甲殿と一緒にできるのでもんだいないのであります


 「こちら側は制圧完了したぞ」


………速すぎなのであります

普通なら5分程度かかるところなのに、ものの2分程度で終わっているのであります

それに


 「甲殿、ハンドガン縛りでありますよね?」


 「ああ、そうだ」


始める前に彼は自分で『普通にやったら簡単だから小官はハンドガン縛りでやる』と言ってたのでありますが……

上手いってレベルではないのであります!!


 「ショットガン縛りのが良かったかな?ゲームだからハンドガンだとスナイピングできる」


とか言いつつも走り撃ちでかなり遠くの敵にヘッドショットをしている


 「……甲殿ってネトゲのFPSならどれぐらいのスコアが出せるのでありますか?」


 「ふむ、大体5分程度の狭い場所でのやつなら40キル以上、15分以上の広い戦場タイプなら相手チケットの3分の1ぐらいは最低でも持っていくな」


 「………デスはどれぐらい?」


 「基本的に死なないな」


………もはや人間業では無いのであります

とりあえずこっちも半分ぐらいは制圧できたのであります
















さて、そろそろ薬の効果が効いてくる頃なのであります

薬の量と食べてもらえた量から考えて今夜は寝れないかもしれないのであります♪

甲殿の方に視線を向けると、少し息を荒げてこちらを見ている

……私もちょっと興奮してきたのであります

薬は鍋に入れたので、私も媚薬を摂取したことになってるのであります


 「………詩織、あまり聞きたくないのだが料理の中に何か入れたか?」


 「知らないのであります」


流石に媚薬を混ぜたなんて自分からは言えないのであります……

なのでわざととぼけたフリをする


 「早く言わないと、良心が痛むが少々酷い目にあってもらう」


…エロい目ですねわかります

それならばむしろ大歓迎なので


 「私は甲殿への愛を入れただけなのでありますよ〜」


間違ったことは言ってないのでありますよ

そしてこのまま犯されて、既成事実を作って甲殿に責任を取ってもらって………


 「……吐かないのなら仕方がない」


甲殿がそう言った途端に、視界が反転した

どうやら彼が私を押し倒したらしく、私の肩の横に手を置き、顔は少し動けばキスできそうな位置にある

あぁ……甲殿の荒い息が私の顔に当たっているのでありますぅ………


 「…………」


すぐ目の前にある彼の顔に見惚れていると


 「この状況でも吐く気は無いようだな」


………!?

甲殿の顔が一気に近づいてきて………

背中に手を回され、抱きしめられたと思ったら


 「んっ……ちゅっ……」


彼の舌が私の口内に侵入していた

歯の一本一本を掃除するかのように丁寧に舐め、次に私の舌に絡める


 「んっ…んちゅっ……はっ……ちゅう……」


しばらく彼にされるがままになっていると、私の口から舌が抜かれ、彼の顔も少し離れる


 「あっ……」


二人の間に銀色に光る唾液の橋が架かり、すぐに消える

お互いの顔をしばらく見つめあった後、彼は私の顔を固定するように両手で持ちもう一度私の口を塞ぐ

今度は私からも彼の口に舌を侵入させ、彼の口内を先ほどされたのと同じように貪る


 「ん、はんっ……んっ……ちゅる……はむ……んんむっ……」


お互いに相手の舌を押し合い、絡め、味わう

しばらくそうした後、彼は私の顔から両手を離し、名残惜しそうに私から顔を離した


 「ずいぶん物欲しそうな顔をしているな」


もっと……もっと甲殿とキスしたいのであります……

そんな私の想いも顔にでているらしく、甲殿はにやにやした表情で私の顔を見ている


 「吐いてくれるならもっとしてやろう、言わないのならば
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