ムラムラする
やはり繁殖期に入ってしまったのだろうか?
昨日と一昨日は家に帰ってから一晩中自慰をしていたらなんとかマシにはなったがそれでもムラムラする
母が男を襲えば治まるとは言っていたものの相手が居ない
そこら辺にいる残念な男たちなんて襲う気もおきないし、繁殖期に入ったら襲ってやろうとも考えていた男は親友の恋人になってしまった
いくら私でも友人の恋人を寝取る気はない
うーむ……
ムラムラして考えがまとまらない
……………
そうか
寝取らなければいいんだな
一日か二日ほどぎんから奴を借りればいいんだ
奴にはいままで飯を作ってくれたお礼とでも言えば納得するだろう
私の繁殖期が終わる、あいつはいい思いをする、ぎんは寝取られることはない
これだけの利点があるのならちゃんと説明すればぎんは理解してくれるだろう
そのうち寿司でもおごってやればあいつは引き受けてくれるはずだ
子供ができてしまうかもしれないがそれはそのときだ
ということでさっさと彼女に頼みに行こう
じっとしていると自慰をしてしまいそうだし
頼んでみたら最初は
「……私にとっての利点がない」
といって渋っていたものの、寿司をおごってやることを言ってみたら
「……今日と明日だけならいい」
と了承してくれた
やはり彼女は私と同じで食い意地がはっている
「……もちろん護にも奢ってあげて」
私と違って護に優しいが
とりあえず朝食が終わったときに奴を襲おう
学校は遅刻してしまうだろうが、一日ぐらいならどうってことはないだろう
あぁ、やっぱりムラムラする
いつものようにおいしいはずの朝食の味も分からない
私の気も知らずに寝ぼけた顔でもしゃもしゃとサンドイッチを頬張っている護を押し倒してしまいそうだ
しかし、まだ早い
奴が食い終わるまでの辛抱だ
「……ごちそうさま、今日は学校ですることがあるから先に行ってる」
ぎんは自分の分を食べ終わるとそう言ってさっさと出て行った
ちらりとこちらに向かれた目の奥に寂しさが見えた
……彼女には悪いが仕方がないことだ
「え、ちょ、僕もさっさと食べるからちょっと待ってよ」
そう言ってやつが急いで食べきる
……もう我慢できん
私は立ち上がろうとした奴を掴んで投げ飛ばす
そして奴が地面に着地する前にズボンとパンツだけを私の鎌で切り裂いた
更に奴が着地したと同時に奴の上に跨る
「ふげぇ!?ちょ、なにがおきたの!?」
一瞬のことだったのでいまいち状況把握ができていないようだ
しかし私はそんなことは気にせず奴の性器を適当に弄りまわした
奴が気持ち良いか否かはどうでもいい、ただ大きく出来たらいいのだ
「うわ…アイ…何するんだ……」
適当にやったのだが、奴は気持ちよかったみたいだ
どうでもいいが
これで準備は完了した
私のは既にびしょびしょになっているのでスムーズに性交をする事ができるだろう
さっさと終わらせてムラムラする気持ちを抑えたい
私はそう思いながら奴の性器を挿入するために一気に腰を降ろした
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