さて、夕食も済みましたし、他にする事も全て終わらせることもできました
姫様がお昼の一件のせいか体臭を気にしているようでしたのでお風呂に入る事にしましょうか
「姫様、そろそろお風呂に入りませんか?」
「そうね、時間としても悪くないし…別に構わないわよ」
ちなみに既に湯船にはお湯は入れてあります
姫様がヴァンパイアという種族の都合上普通のお風呂には入れないのですが、湯船とお湯に特殊な魔術が仕掛けてあるのでその点に関しては大丈夫です
昔はわざとその魔術を解いて姫様を発情させていた事もありましたが……
今の俺は姫様の忠実な僕です、そんなこと今はしません
発情した姫様を見たくなる時もありますけどね
脱衣所に着きました
本来なら別々の所で服を脱ぐのでしょうが、そんな場所はありません
とりあえず俺は自分と姫様の着替えを用意したあとさっさと服を脱ぎました
野郎が脱ぐ所なんて誰得ですしね
さて本題です、そう、姫様の脱衣シーンです
「ヴァン、そんなにじろじろ見られると脱ぎづらいのだけれど」
「俺の楽しみの一つなのでいつになってもこれは譲れません」
本当に申し訳なく思うのですが、先ほど言ったとおりにこれは譲れません
姫様は普段ゴスロリみたいな服を着ているのですが、それが少しずつ脱げていくのを見ていると下半身が元気になってきますね
そんなことを考えていたら、もう姫様は下着姿になっていました
いつの間に……
「貴方がいやらしい視線で見てくるからさっさと脱いだのよ」
残念です、しかしこの姿も素敵ですね
姫様と初めて出会ったときはまだ幼いかな?と思っていたものですが……
今はもう出るところは出てますし、とても魅力的だとおもいます
ぺったんこだった胸は、その頃が想像できないほど大きくなりましたし、身長も最初は頭一つ半ほど小さかったのに対して、今はすっかり同じ目線です
……時間が経つのも速いですね
「なんで貴方は私の下着姿を見て悟りを開いたみたいな顔をしているのかしら」
「俺にも色々思うところがあるのですよ」
次に姫様の左腕を見る
何かに切られたような古傷があります
昔の俺が犯した一番の過ちです
この傷跡を見ているとすごく申し訳ない気持ちになってきます……
「もう全然痛くないし別に平気よ、それに、これがあるから今貴方とこうしていられるのだから」
「それを言うのだったら貴方の背中の跡だって同じようなものよ」
そう言って姫様は俺の背中を優しく撫でてきました
自分では見えないのですが大きな火傷の跡があります
そしてその上に俺と姫様の契約の証が刻まれているのです
契約の内容については今になっては意味を成さないものですけどね
「姫様からの最初のプレゼントです、むしろ俺の誇りになっています」
「それなら私もそうよ」
そう言って微笑む姫様の顔はまるで女神のようです
この顔をリャナンシーさんに描いてもらって世界中に配れば戦争なんて無くなるでしょう
ですがこの顔は俺以外には見せたくないそうです、嬉しいですね
「ずっと裸でいるのも寒いでしょう、早く入るわよ」
気がついたら姫様も既に裸になっていました
その姿に思わず右手が下半身に伸びそうになりましたが、ガマンです
色々と大変なことになりますからね
ここの浴場は結構広く作ってありまして、二桁ぐらいの人数が入れるほどの大きさです
そこに俺と姫様の二人きり、ということです
俺としては狭い浴槽にくっついて入る、というのが結構好きなんですけどね……
それ用のやつも作ってありますけどね
俺と姫様が一緒に入る(というかほぼ毎日ですが)時は一日の中で大きなイベントがあります
「ヴァン」
「はい、なんでしょう」
この時姫様はいつも俺をまっすぐ見つめながら言ってくれます
俺も姫様を見つめ返しながら次の言葉を待ちます
「今からは主従ではなく恋人同士よ、相応の態度になさい」
「わかりました姫s…キュア様」
「様はいらない」
傍から見るとあまり変わらないかもしれませんが、俺と姫様にとっては大きな違いです
お互い存分に甘え、奉仕する事ができるのですから
いつも基本的には俺が一方的に姫様に奉仕し、姫様が俺に少し甘える、といった感じですから
主従としてはありえない事も恋人なら当たり前、ということです
「ヴァン、背中を洗ってあげるわ」
このような感じですね
姫様は俺の後ろに座るとスポンジで泡を立て始めました
「今日もお疲れ様、たっぷり奉仕してあげるわ」
そう言い終わると姫様は俺に抱きついてきました
抱きついたまま体を動かし
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