どうしてこうなった
俺の名前はブラム、この街の警備が仕事だ
よく、『子供嫌いのブラム』と呼ばれる事がある
それぐらい子供が嫌いだ
なのになぜ俺の目に映っている現象が起きているんだ?
そこには、俺の上に跨り、俺のモノを自分の秘所に迎え入れ、気持ちよさそうに腰を振っている1人の魔女が居た
とりあえずここに至るまでのことを思い返すか
俺は仕事が終わって疲れたから、酒場にも寄らずさっさと帰ろうと思っていた
今日はサバトのガキどもが仕事を増やしたせいでいつも以上に疲れていた
だからいつもと違って裏通りを通って帰っていた、一応警備兵だからこの街の地形は全て知っている
夕方ごろのこの時間はヤってるバカップルを除いたら誰も居ないはずだった
が、妙な叫び声が聞こえた
数から察するに三人、ガキが一人とオッサンが2人ってところだ
声色からヤってる最中のバカップルではない
俺はこのとき、嫌な予感と胸糞悪い気分を感じていた
面倒だと思いながらもその現場に向かった
その場所に着くと二人のオッサンが一人の魔女を壁際に追い詰めていた
「いいじゃねぇかよぉ、お譲ちゃん、俺たちと遊ぼうぜぇ」
俺はその光景に吐き気を覚えた
口の中に酸っぱい物が込み上げてきて、めまいもした
「やめてよ!アンタ達みたいなゲスとは一緒居たくないの!バフォ様のとこに帰るの!」
いつもなら怒りを覚えるだけのガキの声も俺の心を抉るスプーンのような感じがした
「ゲスだとぉ!このガキ!おいヤっちまうぞ」
「ウヘヘ、元からその気だっただろうに」
俺はオッサン二人に激しい憎しみを覚えた
自分の感情も整頓できていないような状態だったが、俺はそのまま3人の前に飛び出した
「おい、お前ら何やってる」
男二人は俺の方に体を向けると卑下た笑みを浮かべながら口を開いた
「おやおや誰かと思えば…子供嫌いのブラムさんじゃないですか」
「貴方ならこんな状況でも見逃しますよねぇ、大嫌いな子供が酷いめに合ってるんですから」
この言葉には怒りと憎悪が混ざったような感情を覚えた
俺はこいつらを何とかすれば落ち着いた気分で帰れると思い、口を開いた
「俺は確かにガキは嫌いだな」
「だがそれ以上に陵辱系とお前らみたいなゲスが嫌いだな、そういうのを見た日には落ち着いた気分で寝れなくなる」
俺の言葉を聞いた二人がそれぞれ木材のようなものを持ち、俺に襲い掛かってきた
が、俺はそれを避け一人の鳩尾に拳を叩き込む
「警備兵なめんなよ、お前らより酔っ払ったジジイの方がずっとか面倒だ」
少し気分が晴れてきた
こういう奴らは大体一人やられると逃げるのが相場なんだが、目の色を変えてこっちに向かってきた
「このやろう!よくも兄貴をやりやがったな!」
兄弟だったのか、まぁどうでもいい、ぶん殴る
「うるさいぞゲスが、俺はお前と一緒の空気を吸いたくないんだ、吐き気がしてくる」
間抜けな顔が怒りを露にして向かってくる
俺はそいつの大振りな一撃を避け、背中に肘鉄をくらわせる
今度は俺の肘鉄を喰らって倒れこんだ男に踵落としを喰らわせる
起き上がってくる様子がない事を確認すると、俺は魔女の方を向いた
「おい、大丈夫か?」
少し怯えた様子だが、目には希望の光が宿っている
吐き気もずいぶんと収まってきたようだからさっさと帰って寝たい気分だが、一応こいつを家まで送り届けてやろうと思った
「ちょっと怖かったけど大丈夫だよ!」
「えっとね、私の名前はティニって言うの、ありがとうねお兄さん」
キラキラした目でこっちを見てくる
コッチミンナと言いたいところだが、面倒事が増える前にさっさと送ってやる事にした
「色々面倒なことは置いといて、とりあえずお前をバフォメットのところに連れてけば良いか?」
「うん!バフォ様に頼まれていたものもちゃんと買ったしね!」
ガキにしては珍しく言う事を聞いてくれたが、送っている途中、おんぶとかだっこを要求しまくってきたのがうっとおしかった
ティニをバフォメットの所に送り届けてやるとバフォメットがなぜかにやついていたのを覚えている
最初に俺の姿を見たときは既にニヤついていた、そしてティニに何か耳打ちをして更にニヤついていた
こいつの事だから何か企んでいるんだろうということは思っていたが、それ以上に疲れていたので、適当に何か言って帰った
帰って直に風呂に入って適当に飯を食ってそのままベットにもぐりこんだ
確かこんな感じだったと思う
で、目が覚めたらティニが俺のモノをおいしそうに咥え込んでいたのだ
どうしてこうなっ
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