誰でもできる(?)サハギンさん(ちゃん)の捕獲(出会い)の仕方

みなさんこんにちは

今回は最近人気のサハギンさんとの出会い方を教えますね

ジト目で睨んでくるのが怖い、なんか会話が弾まなさそう、何を考えているかわからない

そんな理由で彼女達を避けてませんか?

そんな方々に私が直々にデストロイじゃなくて彼女たちとの出会い方を教えましょう

もちろん彼女達が好きな諸兄らも大丈夫ですよ

ちなみに私はこの方法で二人の可愛いサハギンの妻と出会いました

では前置きはこれぐらいにして本題に移りましょうか








まずは昼食を彼女達が住んでいる川の周辺、湖、沼の近くで取るようにしましょう

そこにたどり着くまでに別の魔物に捕まってしまうかもしれません

そうなってしまったらまずはその魔物に自分の熱意を伝えましょう、その魔物に熱意が伝わったならその方に逃がしてもらえるでしょう

無理だった場合は素直に諦めてその方と幸せな人生を送りましょう

一ヶ月ほどその場所で食事を取っていても彼女たちが現れなかったらおそらくそこには居ないと思われるので別の場所に移りましょう


 「はぁ、マジ鬱だ…仕事はつらいし、職場でメシが食えないぐらいいじめられるし、彼女もいないし、童貞だし…マジいいことねぇや…」


根気よく続けているとやがて彼女達が自分の前にかわいらしい姿を見せてくれます

初めて会ったときに声をかけてもらえたなら貴方への好感度は高いですよ

彼女が出てきてくれたなら弁当のおかずを少し彼女にあげて、一緒に食事を取るように声をかけてあげましょう

彼女が出てきてくれた次の日から弁当のおかずを多くすることを忘れずに


 「はぁ……ん?なんだあんた?サハギンか?俺になんか用でもあるか?」


 「………暗くならないで………一緒にご飯食べよ………」


これを見ている方々は知っていると思いますけど彼女達は基本的に無口なのでこちらが一方的に喋るような形になりますけど、彼女達はしっかりと貴方の言葉を聞いているので勘違いしないように

彼女達は魚類が好きな娘が多いので仲良く一緒に食べましょう


 「ん?お前この魚のフライ好きなのか?」


 「(コクコク)」


 「奇遇だな俺もこれは好きなんだ」

 
 「(ニコニコ)」


彼女達の感情の変化が分かるようになったら、貴方とその娘はもう親密な関係になっている、といっても過言ではありません

この辺りから彼女達はアタックをしてくる娘も増えてくるのでもうすこしがんばりましょう

ちなみに彼女達は無表情ですが、彼女たちの感情は行動で表せられることも多いので、こちらもストレートに行動に移すと喜んでもらえるかもしれません、ですがやり過ぎには気をつけましょう


 「いやぁ、なんかお前と居るといやな事も忘れてしまうなぁ」


 「……それは……よかった……」


 「照れてるのか?かわいいやつめ」


ここまできたら彼女はよほどの事がないかぎり貴方に夢中になっているでしょう

貴方の彼女に対する思いを伝えましょう、彼女に押し倒されて襲われるのが先になってしまうかもしれませんが、それもまたアリでしょう

私としては彼女を抱きしめ頭を撫でてあげながら告白するのがオススメですね


 「ん?どうした?いつにもましてそわそわしているが」


 「(がばっ)」


 「おわっ、何するんだよ」


 「……私……貴方のことが好き……」


 「え…俺もおまえが好きだ…じゃなくて何で俺を押し倒したんだよ」


 「……貴方のことが好きだけど……喋るのが苦手でうまく貴方に伝えられないから……気持ちよくなって欲しいの……」


私が教えられるのはここまでです

あとは貴方と大切な彼女の二人で歩いていくだけです

私は最初に誰でも出来る、と言いましたが完璧ではありません

人と人(?)との関係はそう簡単なものではありませんし、マニュアルなんてものは存在しません

だからこそ私は、本書を手にとって彼女達と貴方の物語を紡いで欲しいのです

また別の機会に合えるかもしれません

そのときになったら一緒にサハギンの素晴らしさについて語り合いましょう




魔物を愛でる会:発行

自称サハギンスキー:編集


素晴らしき諸兄と愛しきサハギン達に敬礼
10/11/17 22:10更新 / 錆鐚鎌足
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