捕虜の日記

1日目

運悪く敗走中に魔王軍の魔物に捕まってしまった
俺が連れてこられた部屋は捕虜の収容所とは思えないほど豪華で貴族が旅の間寝泊りする宿屋と同格ぐらいの部屋である、むしろトイレと風呂場が付いているのでそれより豪華かもしれない
しばらく部屋を調べていると俺を捕らえた魔物が尋問官としてやってきた
ただの小隊長が知っている情報など大したものではないのにご丁寧な話だ
戦闘中でも思っていたのだが、魔物はメス…というより女性型ばかりでオスを見かけない、魔王軍は人材不足なのだろうか?



2日目

下半身と髪が蛇になっている尋問官は俺の世話をも担当しているようで食事も彼女が作ってくれているそうだ
彼女は俺に関する質問ばかりしてくるが、軍として必要な情報は聞き出そうとはしない
尋問中はどういう原理か俺の手足を石にして動けなくしているのだが、彼女はそれ以外の部分では尋問官としては相応しくないと思う
………強がりで意地っ張りな部分は割りと好みなので彼女が人間だったら良かったのに
もしかしたら捕虜が男性だった場合はメスの魔物を仲良くさせるように仕向け自分から喋らせると言う方針があるのかもしれない


3日目

今日は尋問というか質問を適当に受け流しながら彼女について観察してみた
意地っ張りな彼女とは違い、髪の蛇は愛玩動物のように俺に懐いてくる
………胸の大きさはDカップほどだろうか、理想的である
未だに幼さが抜け切れていない彼女の整った顔立ちは、人間であればすれ違った人が振り返ってしまうほど美しい
食事はうまいし、俺が風呂に入っている間に脱ぎ捨てた服を片付けて着替えも準備してくれる、良き妻になりそうだ、彼女の夫になる魔物のオスは幸せになれるだろう



4日目

今更ながらに彼女の名前を知った『レヴィ』と言うらしい
かわいい名前だと褒めたら尾の先でひっぱたかれた、結構痛い
俺が尋問に対して不真面目だから快楽責めをするという名目で彼女が俺の愚息をしゃぶってきた
かなり気持ちよくてすぐに果ててしまい彼女の顔にぶっかけてしまった
異種のメスに射精させられてしまった屈服感と美しい女性を汚してしまった罪悪感を感じながら今日一日を過ごすハメになった



5日目

なぜかは知らないが今日はレヴィの機嫌が妙に悪い
魔物のメスにも『あの日』でもあるのかとボソっと呟いたら彼女に聞こえたらしくビンタされた
しばらくしたら流石にやりすぎたと謝ってきて、遠まわしな表現でお詫びとして俺の言う事を一つ聞いてくれることになったのだが………
俺が彼女の胸をよく見ていた、とのことで半ば強制的にパイズリされることになった
もちろん気持ちよかったし、俺の体に巻きついて一生懸命奉仕してくれる彼女は妙に可愛く見えた



6日目

俺は一緒に敗走していた俺の部隊の部下がどうなったのか少し気になっていた
レヴィに相談したところ、彼女に同行してもらうことを条件に部下達の様子を見に行ける許可を貰った
………それでいいのか魔王軍
とりあえず、部下達の様子は……まぁ無事だった…のか?……
副長は淫魔と激しいキスをしながら愛し合っていたし、他の部下達も似たような状況だった
俺も自分の部屋に戻った時、発情したレヴィに犯されてしまった
………まさか彼女が処女だとは思わなかったな



7日目

レヴィかわいい孕ませたいレヴィかわいい孕ませたいレヴィかわいい孕ませたい
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8日目

昨日は妙にムラムラしたので思っていたことを日記に書いて耐えていたが、すぐに耐え切れなくなってレヴィを犯してしまった
昼前から今日の早朝まで彼女と交わり続けてようやく収まった
どうやら彼女の同僚の淫魔(副長と交わっていた方)が何故かは知らないが俺の食事に強めの媚薬を混ぜていたらしい
………あんなことをしてしまったのだからできるなら責任は取りたいと思う、そのことを彼女に言ったら顔を真っ赤にしてそっぽを向かれた、髪の蛇は喜びもだえていた様子だったが
レヴィかわいい



9日目

何故かは分からないが、今日は俺の部屋にレヴィが来なかった
ここに来てから毎日会っていたので少し…いや…結構寂しく感じる
暇だったので本棚に並べられていた本を夜になるまで片っ端から読んでいた
………今までオスの魔物を見かけなかったのはただの人材不足ではなくオスが存在しないからと言う事と、魔物のオス=人間の男性でエロい事が大好きだと言う事を知った
もっと早くに知るべ
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