「んん…ちゅ…んむぅ……ぷぁ…どう、かな?」
アンが恥ずかしそうに見上げてくる。
顔を赤く染め、照れているようにも見えるその顔は穢れ無き少女のものであったが…。
同時に女らしさを感じさせるものだった…。
「ん…ああ、すごくいいよ…。」
今の状況はかなりまずい…。
アンが、あの妹的存在のアンが!オレのものをしゃぶっていた。
なんだこのシチュエーションは!?予想外もいいとこだぞおい!!?
それでも体は素直にアンから与えられる快楽を享受していた…。
悲しきかな、男の性…。
オレの興奮は収まるどころかこの状況にさらに燃え上がっていた。
「え、えへへ…。」
それでも笑ったアンの顔はかわいかった…。
…かわいいのもアリだな…。
「はむ…。」
「うお…!」
再びアンがオレのものをしゃぶりだす。
どことなく頼りないその動きが逆にオレを昂ぶらせる。
これがアンの口の中…。あまりにもよすぎる…!
オレのものはいつイってもおかしくない状態だった。
「ほぉう?ふふはおひぃひゃん…?」
「うぁ…!アン、しゃべったら…!!」
言葉の振動がモロに伝わってきた。
って!そんなにしたら―
「もう、出るっ!」
「んむ♪」
オレはアンの口の中に精を放ってしまう。
しかしそれでもアンは口をオレのから離すことなくその口で全てを受け止めていた。
それどころか、より深くくわえ込んできて喉で直接飲んでいるかのようにも感じられる。
ごくん、ごくんと。
アンの喉が鳴った。
「ぷぁっ!ふふふ…ユウタお兄ちゃんの、全部飲んじゃった…♪」
あーんと口を開け、その証拠を見せるアン。
ちろちろとうごめくその舌がなんとも卑猥なものに見えた。
「うふふ…もっと、欲しいな♪」
はじけた。
無論、オレの理性が。
アンの肩を鷲掴み、一気にベッドに引きずり倒す!
「きゃっ!」
そして、オレが上に、アンが下になっていた。
「ゆ、ユウタお兄ちゃん…?」
「いやぁ…。随分一方的にシてくれたな…アン?」
そっと顔をアンの耳元に近づけてオレは言う。
その耳に息を吹きかけるかのように。
「男の子はねー、こんなにされちゃぁ黙ってられないんだぜ…?」
アンの耳に舌を這わせる。
もう止まらない。止められもしない。
「ひゃん!ゆ、ユウタお兄ちゃん…。」
アンが朱に染まったその顔でオレを見つめてくる。
その青い瞳でオレの黒い目を…。
「もう、止まらないからな…。」
これが最後の警告。
ここでアンが嫌がればオレはすぐさま引き返せるというぎりぎりの境界線。
そして、かすかに残った理性の壁。
しかしアンはその壁をいともたやすく砕いてくれた。
「うん…いいよ////…その…ユウタお兄ちゃんとシたい…//////」
その言葉に最後の抵抗もむなしく砕かれる。
とろんとしたその瞳に射抜かれて、オレはそっとアンに口付けた…。
「ん…ふ、んむ…。」
そっと、触れるだけのつもりがアンは積極的に舌をオレの口内へと滑り込ませてくる。
唾液を交換するかのように、情熱的なものへと変わっていく。
そこで息が苦しくなったので口を離した。
だが
「ぷぁっ…だめだよぉお兄ちゃん///」
「え?んむ!?」
アンは積極的に口を重ねてくる。
より激しく、より官能的に…。
「ぷぁ!…積極的だな…。」
「え、へへ。ユウタお兄ちゃんのせいなんだからね…////」
…ああ、こいつほんとに少女か?
確実にオレのツボを突きにくる仕草ばっかしやがって…!
こんなに魅力的な一面を魅せられたら止まるに止まれないじゃないか…っ!!
「痛かったら言ってくれよ…。」
大会で着ていたアンの衣装を脱がす。
指先にはアンのやわらかくスベスベした肌が触れてきた。
アンはくすぐったそうに身をよじる。
アンを脱がせ終わり、衣装をベッドの脇に置いた。
「恥ずかしいよ…//////」
「あ、ワリぃ。」
そういっても悪びれはしない。
もう、止まれそうにも引き返せそうにもないから。
オレの目はアンの体に釘付けになっていた。
まだ幼さを残すその体。
だが確実に女性らしさを帯びてきていることがわかる。
膨らみつつある胸は薄い桃色の突起がかわいらしく存在していて、
少しだがゆるやかなカーブを描きつつあるくびれ。
真っ白い肌をして、そして下半身の―
「…っ!」
ゴクリと喉が鳴った。
いくら年下といえどこれは…くる!!
「その…恥ずかしいから…ユウタお兄ちゃんも脱いでくれない…かな…?」
「お、おう…。」
アンの元を離れ、オレは学生服をさっさと脱ぎ捨てた。
再びアンに身を寄せる。
「ふぁ…ユウタお兄ちゃんの体…すごい逞しい…。」
「ありがと…。」
伊達に今まで空手で鍛えてきたわけじゃないぜ!
あの夜したようにアンの額に口付けをし、オレはアンの体の下へ移動する。
「アン…足開いて…。」
「う、うん…/////」
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