「にヘヘヘヘヘヘ
#9829;ウチの調教は大成功やなぁ
#9829;りーさぁん
#9829;
これでりーさんはもう立派な親魔物娘派の人間にされてしもーたなぁ
#9829;もう魔物娘しか愛せなくなった様にウチに調教されてしもーたんやで
#9829;
ぷぷぷ
#9829;おそれいったかいなぁ
#9829;にヘヘヘヘヘヘ
#9829; 」
「うぅ…………く、くそぅ…………悔しいがしてやられた……」
「いやぁしかしなぁ!リーさん?ウチらが出会ってからもう2ヶ月近い時間がたってるんやでぇ?
長いよーであっという間やったなぁ…………」
「もうそんなに経つのか…………なんだか本当になんだかあっという間だったなぁ………」
「最初の頃のリーさん覚えとるかぁ?
魔物娘なんかには絶対に屈しねぇ!って言いながら牢屋の中で暴れまわってたんやで?」
「うっ………………あったな……そんな時代も………………」
「まぁ………そっからはウチの見事な調教テクニックに落とされて
#9829;あーっという間にその態度は改まったんやけどなぁ!
なぁ?言った通りになったやろ?」
「悔しいがその通りだな…………
終始お前のペースに乗せられっぱなしだったなぁ………
そういえば最初玉子焼き作ったときの涙、あれってやっぱり演技だったのか?」
「そんなわけあるかい!!
あの時はマジで悲しかったんやで!!リーさんのことを厚焼き玉子にしてやろうかと思ったくらい悲しかったんやで!」
「………………まじかよ………
すぐ謝って正解だったな……………」
「魔物娘には優しく紳士的にやで!リーさん
#9829;」
「ヘイヘイ…………あとよぉ、ボン………」
「なんやリーさん?」
「お前さ………………最初は丁寧口調でしゃべって無かったか?
いつの間にかずっとそのしゃべり方になってたよな。」
「いやいや!あんなんは凄味を出すためのキャラ付けみたいなもんやん?
ウチは普段はずっとこんな感じやで?」
「やっぱりそーなのか……………」
「せやねん!」
「ほな次はウチからリーさんへの質問や!一番印象に残った地獄はなんやった?」
「ん〜…………まぁ1番はやっぱこの地獄だよな………」
「ふふん
#9829;せやろせやろ
#9829;リーさんウチの魅力にメロメロやったもんなぁ
#9829;にヘヘヘヘヘヘ
#9829;」
「くっ!……………まぁな………」
「ほなら2番目は?2番目はなんや?」
「ん〜……………あのバーに行ったときの地獄かなぁ…………
あの地獄は色々と強烈だったし………それにあの地獄で魔物娘たちも俺たち人間と似たような悩みを持ってるってことで親近感を覚えたしなぁ…………」
「ほーん!そーなんかぁ…………やっぱリーさんは優しい人やなぁ!ほんならもう心配はあらへんみたいやな!
どの魔物娘のところに行ってもリーさんなら上手くやってけるやろ!ウチも安心やわ!」
「………………………………………え?どういう意味だ?」
「もう地獄は終わり、もうウチによる悪魔的な調教は終わりやってことやねん
そんでもってリーさんは夫を欲してる魔物娘のもとへと派遣されるねん」
「派遣!?そんなこと聞いてないぞ!?」
「いやいや、リーさんこそなにをゆーとるんや?ウチは反魔物娘派の男性を親魔物娘派に変えるための調教しやねん。そんでもって調教が終わったら夫を必要としている魔物娘たちの下へと派遣するねん。
そうやって幸せな魔物娘と人間の夫婦を作っていくのがウチら調教師の仕事なんやで?」
「………………………………」
「安心せぇな!ウチの紹介で知り合った魔物娘と男性はみんな相性ぴったりやったで!性格の不一致も性癖の不一致も一切無い悪魔的なカップリングなんや!
リーさんにも相性ぴったりのとびきり可愛い魔物娘紹介したるからな!気を長くして待っとるんやで!!」
「…………………………そうか……………」
「とりあえず!お風呂上がったら晩酌やな!ドラゴニアの名酒買っといたからなぁ!風呂上がりにパーっと行こうや!」
「………………………………そうだな………」
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