「今日からお前はここで働いてもらう!」
ダークエルフの先導主にそう言われると、俺は奴隷達を乗せた馬車から一人だけ降ろされた。
俺を降ろすと、馬車は他の奴隷を派遣すべく忙しそうに走り去ってしまった。
俺が降ろされたのは広い広い平原のど真ん中にどーんとそびえ立つ牧場の前だった。
周りが白くて立派な塀に囲まれていて立派な門が入り口にそびえたっている。
この塀を馬で飛び越えればカッコいいんだろうなぁなんて事を考えたりしてしまう。
門には「龍々牧場」と、まぁまぁなかなかかっこ良くかかれている。
「俺の派遣先は牧場か〜、、、むふふ。」
どんな魔物娘と出会うことが出来るのか、、、俺は今から期待に胸を踊らせ、股間を熱くふくらませていた。
何を隠そう、この俺「イーゴ」様は、、、魔物娘が大好きだっ、、、!
1ヶ月、俺の街が魔物娘の大群に襲撃され陥落した。
資料では何度も見ていたが、襲撃の際に実際に見た魔物娘たちは、、、とても美しく、とても妖艶で、そしてとてつもなくエロかった。
俺は衝撃を受けた。
なぜこんなに魔物娘は美しいのか、、、
こんなに美しいものが存在するのか、、、
こんなに美しいものが存在して良いのか、、、
そんな彼女たちを目撃した瞬間、
俺は気がつけば全面降服し、彼女たちが与える暴力的な快楽に酔いしれ溺れていた。
それからは天国だった。
捕虜として捕らえられ、来る日も来る日も魔物娘に拷問や尋問と言う名の逆レイプを受ける日々、
彼女たちは見た目が美しくてエロいだけでは無く、性技テクニックも凄まじく上手かった。
嵐のように降り注ぐ極上の快楽攻撃に、俺のチンコは毎日毎日何度も何度も爆発した。
もうずっと捕虜でいいや!
そう思える程の至福の毎日だった。
そんな幸せな日々もある日突然終わりを迎えた。
俺が奴隷として派遣される事が決まったのだ。
そうして今にいたる。
幸せな性奴隷生活が終わってしまったのは非常に残念だが、今は新しい魔物娘との出会いが待っていると前向きに考えなおすことにした。
はたしてこの牧場ではどんな魔物娘が俺を待っているのか!?
そう考えるとオラ、ワクワクしてくるゾ!
やはり牧場と言えば酪農、酪農と言えば、、、そう!乳牛!
もしかしてホルスタウロス娘が今にも乳を絞ってほしそうにしているのだろうか?
それともワーシープ娘の毛を刈って丸裸にひんむいてしまう仕事が待っているのだろうか?
ワクワク!ドキドキ!ムラムラ!しながら、俺は牧場の門をくぐった。
牧場に入ってすぐに大きな小屋が何件か建っていた。
見た目は古いがしっかりした作りの小屋だ。あと牧場らしく若干獣臭い、、、
そしてその向こうに広大な広場が広がっており、その中では馬が元気に作を飛び越えたり広場を走ってたりしている。
「馬、、、普通の馬か、、、」
馬の下半身と美しい女性の上半身をもつ魔物娘「ケンタウロス娘」が元気に走り回っていたりしないかと思ったが、、、
がっかりだ、、、
その広場の向こうには風車が何台か建っており、風を受けてゆっくりと回っていた。
「でっかい風車だな〜
なんでこんなでっかい風車が牧場にあるんだ?それも、、、3、4、5、、、6つもあるぞ、、、」
「お前だれだーよ?」
6つもあるでっかい風車を眺めていると、不意に小屋から出てきたおっさんに声をかけられた。
小太りでデカっ鼻で優しそうな顔をしている剥げた髭のおっさん、服装は青いオーバーオールでいかにも牧場に居そうな格好をしている。
「あ、はじめまして。
今日からここで奴隷として働くことになりました、イーゴと言います。」
この牧場にきて初めに出会ったのがおっさんで心底残念だが、それを隠して紳士的に爽やかに挨拶を行う。
第一印象と挨拶は大切にする。
これが処世術と言うものだ。
「あーはいはい聞いてるだーよ!
やっと来てくれたーよ!待ってただーよ!」
おっさんはにこやかに笑い、嬉しそうに俺の肩を叩いてくる。
「ちなみにこちらではどう言った仕事をするのでしょうか?」
正直おっさんに興味はない。
早く魔物娘に会わせろ。
「ああ、お前さんにやってもらいたい仕事はこの牧場にいる魔物娘の飼育係だーよ。」
キター!
魔物娘キター!
魔物娘の飼育係キター!!!
「魔物娘の飼育係ですか、、、それは大変そうな、しかしやりがいのある仕事ですね。」
跳んで跳ねて喜びそうになる気持ちを抑えて、俺は悪魔でも紳士的に応答した。
内心はもう期待に胸躍り、心臓ばくばくで今にも走り出しそうな気分だが、
表面上はそれを抑えて悪魔でも紳士的に応答した。
これが処世術である。
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