じゅぷりじゅぷりと暗い部屋の中、淫らな水音が響く。
壁際に立ち、下半身を露出した男の名はレンドル。彼の足元にはリスミーと言う名の一人のエルフが跪き、腰に両腕を回して股間にすがりつくような体勢で、一心にフェラチオをしている。
本来排他的で、人間との交流を激しく嫌うはずのエルフだが、リスミーの表情に嫌悪の情は見えない。それどころか、軽く目を閉じて頬を紅潮させ、濁った唾液を唇の端から漏らしながら口淫に耽るその様は、愛情と欲情とに満ち溢れている。
手を使わずに口だけでするフェラチオは女の顎や首にも相当の負担を強いるはずだが、リスミーは辛そうな様子を見せない。
じっとり汗ばんだ肌、下着も着けない生乳に薄手の衣服がピッタリ張りついている。濡れて透ける布は乳首の勃起と乳肌の白さを際立たせ、単なる裸よりもなお扇情的。熱い汗の理由は、閉めきった部屋で激しく運動しているせい、だけではない。
興奮を隠すことも出来ないリスミーは両手でレンドルの腰を抱き寄せるようにしているので、彼女が頭を一回前後させるたびに唇に陰毛が触れ、亀頭が喉奥へ届く。
熟練の娼婦でもなかなかしてくれないくらい深く激しく男性器をしゃぶられて、レンドルは今にも腰が抜けそうだった。
彼を気持ちよくしてくれるのは、リスミーの口だけではない。
彼女の長く、キレイな金髪。木漏れ日のように透明で、かつ純粋な髪の毛が、情熱的なヘッドバンキングに伴い、揺れ、レンドルの陰嚢や太股を優しく撫でるのだ。
絹よりも繊細な毛髪に、不規則かつ挑発的に刺激されると、ただでさえ弱い部分はもう快楽の虜だ。
普段は神聖さすら感じさせるリスミーの髪の毛が、今やいかがわしい性具と何ら変わりなくなっているというギャップも、彼を大いに喜ばせる。
ご奉仕エルフが剛直を舐め上げる合間に、ちろりと覗いた赤い舌が唇に張り付いた短めの陰毛を舐めとり、口内へ運んだ。レンドルのものを咥えたまま、しゃぶりながら毛を飲んでみせる。
清純さの具現化ともいうべきエルフが魅せた淫猥すぎるパフォーマンスは、レンドルをいよいよ我慢のならない領域まで押し上げた。
思わず射精しそうになって、何とか堪える。しかし我慢汁が漏れてしまえば、今まさに男性器を口に含んでいるリスミーがそれを悟るのは必然。咥えた男に余裕が無くなってきているのを知った淫乱エルフは、ニンマリ笑って尿道を吸い上げ、精液を啜ろうとし始めた。
口と竿との間で鳴る唾の音も、じゅぱじゅぱといっそう下品になっていく。リスミーの小さめの口の中で、自分のものがどんなに手酷く可愛がられているのか、彼には想像すらつかない。ただただ、彼女の愛情たっぷりなご奉仕に身を委ねるだけだ。
口蓋で亀頭を擦られ、頬を凹まされ鈴口を吸われ、遂に忍耐力の尽きたレンドルはリスミーの頭に右手を伸ばした。
何をされるか既に知っている彼女は、ちゅぅぅぅっと息を吸い、喉を開いて精液を胃で受け止める準備をして、彼の股間へ思い切り顔を寄せてきた。
ぼうっとして焦点の合わない、普段の凛とした雰囲気を全く感じさせない目つきのリスミーが竿の根本を唇で優しくあむあむする。熱烈なキスに感極まったレンドルは彼女の後頭部を優しく撫でさすり、そのままエルフの喉奥に向けて思い切り射精した。
「ぐ……ぅ、んむ、ぐ、くっ……ぁ、こく、っ……」
親が子を褒めるときのように頭を撫でながらも、レンドルの手はリスミーに逃げることを許さない。口内を男性器で専有され、その上に大量の粘液を注がれて呼吸すら困難なはずの彼女は陶然としたまま濃い精液を飲み下し続ける。
ゲル状で喉に絡みつき、味も酷いはずのザーメンをこの上なく美味しそうに飲んでくれるリスミーが愛しすぎて、そう簡単には萎えられない。ご奉仕好きな美少女を離したくなくて、頭を撫でる手にもつい力が入る。
細い喉をこくこく動かしながら、リスミーは射精後もなお収まらない陵辱を受け入れる。飲みながらしゃぶることは流石にできないらしく、涎を垂れ流しながら精飲に集中している。
収まらない勃起を、ただ口に包まれているだけではもどかしく思ったレンドルはまだザーメンを飲みきれていないリスミーの口に再び腰を打ち付け始めた。
手で女の頭を固定し腰を振る、いわゆるイラマチオである。
喉にさんざん射精しておいて休む間もなく口を犯しにかかる、余りに勝手な所業だったがリスミーは腰に絡めた手を離さない。うめき声にも、甘く媚びるような感じが強く出ていた。
「くふ……んぐ、ふは、ごくっ……う、ぐ、ふ、ふぅ、ふぅ、うぐぅぅっ……!」
ドロっとした粘度の高い唾液がダラダラと溢れ出る。喉の奥を乱暴に突かれて反射的に分泌されたものではあるが、白濁と混ざり合った涎は男の獣欲を煽るのに十分すぎた。
「はぁ、は
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