商業都市カルサスにて昼食を済ませた俺たち4人は牧場への帰路の途中であった。
ただし今回は行きの時ほど遅くは無い。なぜなら・・・
「アワワっ!! どうして荷物持ってくるだけでこんなに遅くなるんですか!? アヤっ!!」
「あややっ!! だって今日会えるとは思っていなかったんだもの〜!!」
「日頃整理整頓し忘れてるアヤが悪いんでしょう!! 」(怒
ダダダダッ
「でも荷物をまとめるのに2時間はかかりすぎだお!! アヤ姐ェ!! 」
「あややっ!! ほんとにごめぇん!!」(泣
そういってアヤは荷物がパンパンに入った『特大バックパック(開口部の端に『狐ッ娘』と『ヒロ命』と刺繍してある・・・』)』を背負い直しながら皆に謝っていた。
「アワワっ!! 全くッ!! ゆっくり帰るはずが・・・」
と、ローレルが愚痴をこぼしながら『小さめのナップサック(端っこに『HI☆YO☆KO』の刺繍入り)・・・』を背負い直す。
「でも僕は役得なんだお♪」
と、喜色の笑みを浮かべながら『ーーーー 俺ーーーー (お姫様抱っこ.ver・・・)』を抱き直す。
・・・抱き直す。←ココ重要
・・・なぜ抱かれているのかって? ・・・それはね・・・
人間の足じゃ『彼女達の速度』に追いつけないからだよ!! (滝涙
そう今『彼女達』は全速力で走っているのさ!!
なぜ? 冒頭の通り、最初はゆっくりとまた4時間かけて帰るはずだったのさ。そしたらアヤとローレルが・・・
昼食後のカルサスにて・・・
「じゃあヒロやん!! ウチらも牧場に戻るね!!」
「ほんとかローレル姐!!」
「ほんとだよ、シェリーさん。元々ここカルサスに居たのは情報集めと最低限の生活費を稼ぐためだったんよ。そのあとヒロくんたちを探すつもりだったんだけど・・・」
「それが今日になった・・・・ってことか?」
「そういうこと。それじゃウチ、自分の荷物纏めて来るね!!」
「・・・あ・・・アチキも・・・ち・・ちょっと準備が・・・・」(冷汗
「うん? どうしたアヤ ?」(´・ω・`)?
「アヤ姐ェ〜体調がわるいのかお?」(´・ω・`)?
「・・・まさか・・・」(ワナワナ
「・・・うん・・・整理しきってない・・・」(滝汗
「そうなの ? んじゃ門のところで待ってるよ。」
「僕もご主人様と一緒に待ってるお!!」
「ごめんね・・・」(シュン
「・・・アレほど普段から整理整頓を・・・何回・・・」(ブツブツブツ
「じゃ、じゃあ行ってきま〜す!!」
「おう・・・」
「「いってらっしゃい(だお)。」」
・・・で合流したのが日が紅くなり始めた頃でした・・・
泊まっていこうにも4人分の宿代などなく、コノ世界に街頭など無いので・・・
結局牧場に帰ることに・・・
んで各自全力でノンストップで走りきって『行き4時間、帰り1時間(時速34km、400Mの世界記録の速度のまま20kmはしったことになる・・・)』という記録を達成。
魔物娘って恐ろしいですね!?
そして帰ってみれば月のない星空でした。
(・・・あぁ・・・星が綺麗ダナー)←現実逃避
「ふぅ・・・やっと・・・ついたお」(微汗
「あやや゛っ・・・あっ゛・・ツ・・疲れ・・・・ハァ・・・ハァ・・ァ゛・・・・・」(大汗
「二人とも良くついてこれたね ?」(キラキラッ
・・・ローレル、お前・・・いつ強壮薬グレート飲んだ!?
・・・と、小休止していたら・・・
ギィィッ・・・
「あ!! お帰りなさいヒロシさん!! ・・・あら?そちらの方々は ? (誰だっ!? ソイツラ・・・ヒロシさんは私達じゃ物足りないんですか!?)」
「おかえり!! ヒロシ!! 今日はロズねぇね特製のオムライスだニャ!!(なんかロズねぇねから『負』のオーラがするにゃ・・・)」(キラッ
「なん・・・だとっ・・・・!?」(wktk!! wktk!!)
「たのしみだお(スズ・・・お疲れ様・・・)!!」
「おひさ〜ロズお姉さん!! ローレルだよ!!(相変わらずロズお姉さんは黒を隠していらっしゃる・・・ww)」(゚∀゚)ノシ バサバッ
「どうも〜裏に住んでた稲荷のあやです〜どうぞ良しなに〜(時折感じてた黒い気配はまさかのロズさん・・・というわけですか・・・)」(^∀^)ニコニコ♪
「あら?! ローレルなの?! まぁ♪ 可愛くなって、うふふ♪(よかった、家族だったのね・・・でもコレでまた単身の愛は・・・・ホロリ)」
「イナリ ? ・・・キツネかにゃ?(ぁぁ・・・今度は哀愁を感じるニャ・・・)」
「えぇ、そうですよ〜(なんか苦労してそうね、ローレルさんたち・・・)」
「・・・とりあえず中はいろっか ? 飯だしね・・・」
「そうですね・・・そうしましょうか♪ うふふ♪」(チラッ
ロズの
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