「・・・・なぁ焔。」
「・・・何さ、長海。」
先ほどの拝命からすぐの廊下で親衛隊長である長海は役割的に侍従長となる焔に歩きながら・・・しかし声を静かにして問うた。
「『計画』のことなんだが・・・」
「・・・それについてアタシから言いたいことがあるから。・・・・あとで部屋にいくよ。」
「・・・そうか・・・」
・・・硬い靴音が響く廊下ではそれ以上声を発することは無かった・・・・
そして二人は『ある部屋』の前で立ち止まり・・・
「・・・『葛篭姫』、長海でございます。」
「・・・同じく、焔でございます。」
声を静かに上げて中にいる葛篭姫に来訪を告げた。
「・・・・どうぞ、両名ともお入りください。」
重々しい音を上げながら静かに開いた扉の奥から静かに答えた葛篭姫に
「「・・・失礼いたします。」」
二人は静かに返事をして中へ入り・・・・扉を閉めた。
「・・・ふふっ、久しぶりね。焔、長海。」
「それはこっちもだよ。葛篭。」
「相変わらずだね、この頑固者が。」
部屋に入った瞬間に崩れた言葉になる三人。幼馴染らしい挨拶をする葛篭に微笑みで返す長海と呆れ顔で返す焔。
「・・・お父様から聞いたのね?」
「・・・あぁ。」
「・・・ついさっきね。」
若干暗い顔になる二人。
「それで・・・あたしらが葛篭の身の回りと護衛をすることになったから・・・」
「挨拶を・・・ってね。」
「そうですか・・・二人ともごめんなさい。」
ふっ、と微笑んで何事も無かったの用に今回護衛と侍従をすることを話始めた長海らに葛篭は腰を曲げて謝罪をした。
「いいよ。謝んなくて。」
「葛篭がわるいわけじゃないんだからさ。」
「・・・それでも・・・私の我侭に付き合っているようなものですし・・」
首を振りそれを制する長海、気にするなという焔に葛篭は尚も謝罪しようとするが・・・
「昔から我侭言い放題の葛篭が・・・ククッ。」
「何を今更・・・と。フフッ。」
「まぁ!! 酷いではないですか!・・・うふふっ。」
長海らに一蹴されてクツクツ笑われれば葛篭はちょっと涙目になりながら抗議するも・・・・しまいには三人とも大声で笑い始めた。
・・・その笑い声は廊下まで響いていた・・・
「・・・・っと。長居しすぎたみたいだ。」
「あぁ、それじゃあたしらは戻るよ、葛篭。」
「えぇ、明日からよろしくお願いします。」
そして暫くが過ぎ、長海がお暇を促す言葉を発し、それに乗る焔。そして『個人の顔』から『王族の顔』に戻った葛篭は二人によろしくと声をかけた。
「任されよ。葛篭姫。」
「それでは、失礼いたしまする。」
そしてそれを『臣下の顔』で答える二人。
・・・・三人は笑顔のままだった。
・・・・・・・・・
・・・・・
・・・
そして時間が進み、場所は移り・・・・ここは長海の屋敷。
夜遅く、殆どの者が寝静まった静寂の夜中・・・・
長海は自室の窓辺に座り『月見酒』にて・・・・焔を待っていた。
すると壁を叩く音が2度響き・・・・
「長海、あたしだよ。」
「おう、入ってこいよ、焔。」
そしてそれ程待たずして焔が来室し、酒を中断して扉を開けて出迎える長海。
そして入ってきた焔は・・・・
白い襦袢を着崩し、結わいている髪を流して、微笑んいた・・・・たた妖艶な雰囲気を身に纏って・・・
「・・・今日『も』やるのか?」
「・・・うん。そのあと・・・話があるの。」
と言うと長海に凭れ掛かる焔に腰に手を回して抱きとめる長海。
・・・・二人は体の付き合いの関係だった。しかし籍は入れていない。何故と以前に長海が問いたことがあったが・・・
『・・・・抜け駆けは・・・ダメだから・・・』
と、長海にとっては意味の分からない返答をされた。
・・・そして・・・
「ハムッ・・ン・・・アッ・・・・・ハァン・・・」
「ンッ・・・チュパッ・・・ン・・・レロ・・・」
どちらからとも無く舌を貪り始めた。
「ンクッ・・・ぷはぁ・・・胸も・・・いじって・・・」
「・・・ぷはぁ・・・あぁ・・・」
焔は徐に着物を肌蹴させて・・・葛篭姫と引けを取らない程のきれいな形の豊乳をさらけ出した。長海はその両胸を両手で、片方ずつ愛撫し始める。
形を変えていく焔の胸は握れば握るほど沈み込みそうだった。
そして頂点の二つのつぼみを・・・軽く捻った。
「っはぁぁん♪ い、いい♪ ち、乳首ぃ♪ もっとぉ♪」
「フフッ・・・こう・・・かっ!!」
柔らかい餅のように形を変える乳の先端を優しく摘んだ長海に焔が涎を垂らしながらもっとと懇願し・・・長海はその先端を・・・
軽く抓った。その瞬間焔は・・・
「っいぃ♪ あはぁぁっ♪」
・・・体が振るえ、尻尾が逆毛立ち・・・軽くイったようだった。
「ハァハァ・・・ちょ、長海ぃ♪・・・も、も
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