「うぅ…んっ…」
あ…あたまが痛い…っ…
あぁ…意識が、はっきりしてきたぞ。えっと確か…朝食を食べて、畜舎に向う途中に隕石が落ちてきてそれから…っ!?!?
ガバッ!!
「な、なんだここは・・・」
あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!? 目を開けたらそこは『洞窟』だった。じ、自分でも何言ってるかさっぱりわからねぇ!! 『超常現象ぅ!!』とか『エスパー凄いねー☆』とかそんなちゃちなモンじゃ断じてねぇ!! もっと恐ろしい『現実の恐怖』を味わったぜ…
by ミドリノエフ
あ、自分「緑野 大(みどりのひろし)」っていいます。そこんとこヨロシク☆
…何言ってんだろオレ orz
と、とにかく目の前が明るいからソッチ逝ってみるか!!…あれ?文字化けじゃないよね?!
コツ…コツ…コツ…コツ…
(な、長いなぁ・・・しかもきつめの上り坂だし…(汗 )
〜十分経過〜
コツ…コツ…コツ…コツ…
(…ふぅ。結構あるな〜…)
〜三十分経過〜
コツ…コツ・・・ザリッ・・・コツ・・・
「一万年と二千年前からあ・い・し・て・るぅ〜〜♪」
〜一時間経過〜
ザリッ…ザリッ…コツ…ザリッ・・・
「なっ、長すぎだろ!! まだ全然遠いワァ!!!!」
〜そして…〜
「ぜぇ゛・・・はぁ゛・・・ぜぇ゛・・・はぁ゛・・・(滝汗」
な、何コレ?!もうかれこれ2時間近く歩いたぞ!! しかも急な上り坂だし!!畜産業で鍛えてなかったらマジアウトでしょww!? どんだけぇぇぇ!!!??
・・・よし落ち着いた。さて、ここは何処だr
洞窟を抜けるとそこには良く見慣れた『建造物』と見慣れない森がありました。
・・・オレ再びorz
うん。日本違うね。完璧に。だってこんなに高々とした木々、白神山地でも絶対無いもんww
・・・まぁ幸いにも自宅周辺には草地だけだから放牧も畑もできそうだ。川も・・・あるな。
・・・よく見れば微かな視界の果てに海らしきものも見える。・・・が、町などは見当たらないな・・・
/(^o^)\ナンテコッタイ
「・・・くよくよしてても仕方ないから、一度自宅にいくか。」
(魔のww)洞窟に比べればホントに楽に自宅まで帰れたよ!!
(・・・途中に未整備の道らしきものがあったが・・・人が通るのだろうか?)
「ただいまぁっ!! 我が家よぉっ!! 今、主が戻ったぞぉっ!!」
・・・・シーーーン・・・・
うん。わかってはいるんだが、むなしい・・・
・・・ガタガタッ・・・
「っ!?」
なぜ家の中から音がっ?! まさか『空き巣』かっ!?
くっ!!ならば我が肉体をもって『O☆HA☆NA☆SHI』しなければならんな!!
そして心の準備をソコソコドアノブに手を掛け開けた!!
「誰だ!? 勝手に人n『あぁぁぁ!? やっぱりヒロシだった(ニャー)(だお)(わ)!!』・・・え?!」
えっと・・・三毛猫カラーの体毛の猫耳の娘と、灰色のサラサラしてる毛並みの犬耳の娘と、モコモコッとした毛を体につけた尖角と羊耳の娘がいるのだが・・・なんぞ?
「ぇぇ・・・と・・・ど、どなた?」
「あたしニャ!! いつもヒロシのヒザ上で寝てたスズだニャ!!」
「あたしはご主人様に倒されて以来忠誠を誓ってるシェリーだおっ!!」
「 あら、うふふ♪二人とも落ち着いて? わたしは貴方にいつも可愛がって貰ってた羊のロズですよ?うふふ♪」
・・・ゑっ!? なんのこっちゃ????
「えっと・・・マジ?」
「「「・・・(コクコク」」」
はは・・・なんじゃこら・・・
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