今から下山しようとした時ペンダントを持った奴が言った。
「すまないが、俺は別行動させてもらうぜ」
「一人じゃ危険じゃないか?」
「ここいらの地形はよく知っている」
「ならなおさらわからないよ、この山岳地帯で一人なんて」
「近くの村の方角は俺の目的地とは逆だ、それと少し遠いがここからなら日が暮れるまでにはつけるしな」
「そう・・・か、わかりました」
「では、お気をつけて」
「ああ、じゃあな」
そう船長に言って奴は俺たちとは逆の方角に行った。
「いいんですか?親方」
と船医がっていたが、
「ああ言ってるんだ・・・大丈夫だろう」
「さてこちらもゆっくりしていたら日が暮れてしまいます。」
「みなさん、行きましょうか」
そう仕切り直して村のある方へ俺たちは進んだ。
『一人が山頂で別れ男が8人になった』
とんだ事故だったが明日の結婚式までには間に合うだろう。
そう考えながら俺は故郷をめざし歩いていた。
俺にはかわいい妹がいる。
その妹が明日、結婚式なのだ。
それを祝ってやりたくても間に合いそうもないと思ってたところにあのルートができたときいてすぐに乗った。
これで間に合うと思った矢先のあの事故、
だが幸い落ちたところは昔きたことがある山岳地帯だ、
故郷までの道はわかっているがあいつらが行くはずの道より険しく、船長もそれを知っていたのだろう。
それで一人で故郷に歩いていたんだ。
あいつらと別れて1時間くらい歩いただろうか、
ふいに頭上のから声をかけられた。
「あら?あなた、こんなところで一人?」
「ああ、そうだがなにか?」
「へー・・・この辺りは一人じゃ危険よ?」
「大丈夫だ、問題ない」
「なんなら私が付いて行ってあげましょうか」
「いい、断る」
「あら、つれない人」
「・・・まあいいわ、勝手に付いて行くだけですから」
「そうか、じゃあな」
「あ、ちょっと!待ちなさいよ!」
なんで俺が待たねばならんのだ。
俺は彼女を待たず足早にその場をさった。
そうしたら彼女はすぐ上から降りてきた、
人ならざる足音とともに。
それから彼女は故郷に着くまでずっと俺の後ろを付いて来た。
ついてきている間ずっと俺の事をいろいろ聞いてきた、
俺の個人的なことからさっきの事故の事までいろいろだ。
「あなた、さっきからいろいろ話してるけど一回くらいこっち向いて話してくれないかしら」
「なぜお前の方を向いて話さねばならんのだ、話すだけならこのままでも構わんだろう、俺は急いでいるんだ」
「・・・なら、なんでそんなに急いでいるのはなぜ?」
「ハァ・・・また質問か」
そこで俺は妹の結婚式の事を話した。
聞いた後彼女は少しの間何か考えたような間の後、
「なら、私たちの結婚式も一緒にしちゃいましょうか♪」
「・・・」
少し足が止まったがまた歩き始めた。
「ちょっと!振り向きもせずスルーってひどいじゃない!」
「なんだろうな、振り向いたら負けかなって思う」
「あなたは何と戦っているのよ!」
「・・・フッ」
「何、鼻で笑っているのよ!」
「いや、なんでもない」
「なんでもないわけないじゃなの!」
なぜだったんだろう・・・いつの間にか俺は笑っていた。
あれからもいろいろ話していたら夕方に故郷に付いた。
彼女はずっと俺の後ろを付いてきていた。
実家に顔を出す前に妹に会おうと妹の新居に向かった。
「あれ!おにいちゃん?」
「すまないな、少し遅れた」
「遅いから心配してたけど・・・何かあったの?」
彼は飛空艇が墜落してここまで歩いてきたことを彼女に話したのよ、
そして話し終えた後、
「そういえば、おにいちゃんの後ろにいる・・・ラミアのお姉さんはだれ?」
「私は「俺の嫁・・・でいいか?」
「「え!」」
「そこまで驚くことか?」
「い、いきなり何を!」
「ん?そのつもりじゃなかったのか」
「いや!そうだけども!」
そのために声に魔力を込めたのに!
「って、なに笑ってるのよ!」
「慌てっぷりがかわいらしくてな」
「なんなのよ、もう!」
「おにいちゃんが・・・笑ってる・・・」
「そんなの見ればわかるわよ!」
「いや、そうじゃなくて」
「おにいちゃんが笑ってる顔なんてめったに見ないから・・・」
・・・え?
そう思った時、彼は私のほうに振り向いて、
いきなり唇にキスしてきてこう言ったの、
「いままでいろんなことがあったがこんなに笑えたのは始めてだ」
「それと同時に君のことが好きでたまらなくなってな」
「改めて言わせてくれ」
「俺の嫁でいいか?」
そう言われて私はその問いの答えを返
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